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●東京電力原発人災鼻血問題: 風評被害に矮小化していて良いのか?

2014年06月15日 00時00分43秒 | Weblog


ourplanetーtv.orgの記事【「鼻血は事実」~福島の母親「美味しんぼ」言論抑圧に抗議』(http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1785)。

 「鼻血がデマだと攻撃する」前に、東京電力原発人災の責任者こそ糾弾されるべきじゃないのか? 責任者糾弾にマスコミはなぜ黙りこみ、一方、鼻血問題に夢中だったのか? 『「鼻血は事実」~福島の母親「美味しんぼ」言論抑圧に抗議』だそうだ。・・・・・・「弁護団の井戸謙一弁護士は、行政機関が次々に「美味しんぼ」に抗議していることに関し、「鼻血がデマだと攻撃することは、将来の不安も、現実に起きた出来事も口に出来ない状況に、福島の人を追い込もうとするものだ」と厳しく批判」したそうだ、本当に真っ当な批判である。

   『●原発被爆労働という〝原発ジプシー〟の労災
    「「報道特集」 元原発作業員のたった一人の戦い・・・・・・
     > 「30年のたった一人の戦い・・・
     > 元原発作業員が健康被害を訴えて
     > ▽原発労働者と労災▽心筋梗塞との因果関係
     > ▽日当は当時で1万円▽作業員が着る赤い服の意味
     > ▽「ねばい鼻血」▽倦怠感と脱力感▽「鳴き殺し」とは?
     > ▽30年前の報道特集に残っていた映像
     > ▽「診断書」と「覚書」の謎▽振り込まれた金
     > ▽彼の心を支えたもの▽見つかったデータ
     > ▽原発作業員は伸べ39万人超」」

   『●内部被爆: 何の対応も取らなくて本当に大丈夫なのか?
    「肥田舜太郎氏・・・・・・広島に原爆が投下された直後こそ、原爆の熱と
     放射線の直射によって火傷や急性放射線障害を受けた患者の治療に
     追われたがその後しばらくして、原爆投下後に救援や親類の捜索の
     ために広島や長崎に入ったいわゆる入市者たちの間で、鼻血、下痢、
     内臓系慢性疾患などの症状を訴える人が続出していることに気が
     ついた。中でも「原爆ぶらぶら病」と呼ばれる、疲れやすく慢性的な
     倦怠感に見舞われる症状は、放射線の内部被曝が原因と思われるが、
     どんなに検査しても異常が発見されないため、単なる怠け者であると
     みなされ、仕事も続けられず、周囲に理解されないまま多くの患者が
     苦しんでいたと肥田氏は言う」
    「実際、福島原発事故の後、肥田氏のもとに鼻血や下痢を訴える人が
     出ており、内部被曝の初期症状が現れ始めたのではないかと
     肥田氏は懸念していると言う。既に今年の6月1日付の東京新聞で、
     福島県内で鼻血や下痢、倦怠感といった症状が見られる子どもが
     増えていることが報道されているが、政府はその後、特に内部被曝の
     基準を強化するなどの対策はとっていない」

   『●「鼻血問題」: 「原発関連死」と「死の街」発言

   『●「袴田事件の次は狭山事件だ」
        『週刊金曜日』(2014年5月23日、992号) 
    「今週のブログ主のお薦めは、石坂啓さん【初めて老いった!?
     第88回/をフリコメ詐欺】、「したいんです、と腹で思っても
     「戦争は、しません」とシレッと言ってのける。ペテン師か。
     ・・・自作自演の狂言アリ捏造アリ冤罪アリの、「血をフリコメ詐欺」が
     始まろうとしている・・・「安全だから信じろではなく、もう母船が
     何度傾いているかを察知すべきだ。「そこにいちゃ死ぬぞ!! 
     逃げろ!!」と、あなたは救命具をつけて待つ高校生に向かって、
     悔しい思いで叫ばなかったか」」

   『●「鼻血問題」: 圧力に屈した「アベ様のNHK」

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http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1785

鼻血は事実」~福島の母親「美味しんぼ」言論抑圧に抗議
投稿者: ourplanet 投稿日時: 木, 05/22/2014 - 09:15

雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載マンガの「美味しんぼ」の表現をめぐり、双葉町を皮切りに、福島県、環境省、大阪市そして安倍総理までが続々と発行元の小学館に抗議したことに対し、福島県在住の母親らが東京で会見をし抗議の声をあげた。鼻血が出ているのは事実と、家族の健康状態が低下している状況を話し、「私たちの口封じとしか思えない」と訴えた。

会見を主催したのは、年間1ミリシーベルト以下の地域での教育を求めて仮処分を申し立てた「ふくしま集団疎開裁判の会」。弁護団の井戸謙一弁護士は、行政機関が次々に「美味しんぼ」に抗議していることに関し、「鼻血がデマだと攻撃することは、将来の不安も、現実に起きた出来事も口に出来ない状況に、福島の人を追い込もうとするものだ」と厳しく批判した。

郡山市で塾の講師をしている母親は、塾に通う中学生が何度も鼻血を出し、そのうち3人が耳鼻科でレーザー治療を受けたことを報告。講師を25年続けているが、今までこのような経験はないと自分の経験を話した。また福島市内から駆けつけた2児の母親は、原発事故当時に小学5年生だった息子が大量の鼻血を出し、何度も倒れたという。発疹が起こり、持病のぜんそくが悪化したが、放射能のない地域に保養に行くと、症状が改善された経験を語り、今回の一連の抗議について「私たちの口封じとしか思えない」と怒りを露にした。また郡山市在住で小学5年生の息子がいる母親は、「(鼻血の事実を)否定するなら、行政はちゃんと健康調査をしてください。子どもを守れないのは本当に辛い」と声を震わせて訴えた。

会津放射能センターの片岡輝美さんは、今回の問題に危機感を抱き、18日からインターネット上で「鼻血」に関する緊急アンケートを実施。わずか4日間で、事故当時の高校生や被災地では働いしている50代の男性ら18人から、「鼻血」にまるわる経験が寄せられたという。片岡さんは、小学館に抗議を表明した福島県に対し、「抗議する相手が違う」と厳しく批判。「福島を愛しているのに離れなければならない状況がある。」と実情を訴えた。

「美味しんぼ」のマンガにも登場する井戸川克隆前双葉町長は、政府が放射能による被ばくの情報を住民に伝えていない点を指摘し、「福島を離れるか、離れないのかは、全ての情報を明らかにした上で、住民が個別に判断するべき」と話し、事故の責任させ問われていない現状こそが問題だと指摘した。

「美味しんぼ」へ対するバッシングが広がるなか、福島から駆けつけた母親らは名前を伏せ、顔を出さない会見となった。「ふくしま集団疎開裁判の会」の柳原敏夫弁護士によると、第2次疎開裁判を準備しているという。
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