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『どこへ行っても三歩で忘れる 鳥頭紀行 ジャングル編』、2月に読了。西原理恵子・勝谷誠彦著。角川文庫。2002年7月刊(2009年6月、五版)(1998年1月スターツ出版)。
シリーズ第1段。共著者が嫌いで購入をためらっていたが、結局購入。鳥頭紀行の「ジャングル編」、「ベトナム編」、「台湾編」。あとの2編はほとんど付け足し。シリーズ第1段からして凄かったことが判明。これだけ不仲で、よくジャングルの奥地まで行けるもんだ。
解説は鴨志田穣さん。「・・・顔つきと瞳しか見ていなかった僕は、彼女の目の早さに不意をつかれ、うろたえた。時間にしてものの五秒である・・・」(p.153)。「ああいった子」への視線。「後にサイバラの家に上がり込み、『ぼくんち』を手にした時に「痛み」を描いている人なんだと気づいた。/とある先輩作家にこう言われたことがある。/「サイバラと一緒になるとは、カモシダ君、君は実に迂闊だね」と」(p.157)。
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