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●東京電力、8割弱の株主の目は節穴か?

2014年06月30日 00時00分03秒 | Weblog


東京新聞の記事【「電気代人質に再稼働脅迫」 東電株主総会脱原発提案 すべて否決】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014062702000139.html)。

 「脱原発を目指す個人株主は、原発再稼働を前提とした事業計画の見直しや、柏崎刈羽原発(新潟県)の廃炉要求など十議案を提案したが、すべて否決された・・・・・・広瀬直己社長は「電気の安定供給が私たちの使命で、低廉にお届けしたい原発は重要な電源と位置付けている」と、事故の収束がなお見えない中で、原発を早期に再稼働させる方針を変えなかった」・・・・・・そうだ。
 東京電力の8割弱の株主の目は節穴である。すぐに使用済み核燃料プールは満杯になること、そして、多くの炉の老朽化、オンカロは日本には無理なこと破綻した核燃サイクル安価神話を振りまいても原発のその経済性のなさ・・・・・・脱原発、廃炉以外に道はないというのに、なんと愚かな株主たちだろう。小出裕章さんや金子勝さん、大島堅一さんらの話にも馬耳東風。本当に愚かな人達だ。


   『●無責任の極み:
      「政府、東電の再建計画を認定 柏崎刈羽「7月再稼働」」

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2014062702000139.html

「電気代人質に再稼働脅迫」 東電株主総会脱原発提案 すべて否決
2014年6月27日 朝刊

    (東京電力の株主総会会場前で、警備員らと言い争う反原発を
     訴える人たち=26日、東京・丸の内で(佐藤哲紀撮影)

 東京電力は二十六日、新たな総合特別事業計画を決めてから初めての株主総会を開いた。脱原発を目指す個人株主は、原発再稼働を前提とした事業計画の見直しや、柏崎刈羽原発(新潟県)の廃炉要求など十議案を提案したが、すべて否決された。 

 東電の再建計画については、地元自治体の反対などで柏崎刈羽原発の再稼働のめどは立っておらず、七月の再稼働を想定とした計画にはほころびが出ている。

 総会では、個人株主側が提案の中で「東電は原発が再稼働できなかった場合、電気料金を最大で10%上げる考えを示している。電気代を人質に取った再稼働に向けた脅迫だ」と指摘。別の株主からも「原子力推進は東電の赤字を増やし、経営にとってマイナスだ」との意見が出た。

 だが、広瀬直己社長は「電気の安定供給が私たちの使命で、低廉にお届けしたい。原発は重要な電源と位置付けている」と、事故の収束がなお見えない中で、原発を早期に再稼働させる方針を変えなかった。

 東電の株式は議決権ベースで原子力損害賠償支援機構が50%超を所有している。一方、個人株主はすべて合わせても二十数%にとどまっており、同機構が反対に回ったことから、脱原発提案は否決された。

 総会には昨年より六十人多い二千百五十人が出席。所要時間は三時間二十一分と、昨年より二十分短縮した。

 質疑応答では、予定されている質問時間を超えて質問を続けた株主一人が退場させられた。
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