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●『裁判員制度の正体』読了

2008年10月16日 08時01分03秒 | Weblog

『裁判員制度の正体』7月に読了。西野喜一著。講談社現代新書。20078月刊。

「にわか作りの裁判員制度のあまりの軽率さ、無謀さ」(p.3) がよく理解できる。裁判員制度、特に弁護システムの破壊を意図している。

9章「この「現代の赤紙」から逃れるには ~国民の立場から~」は必読 (12: 「弁護士のくず」)。 

憲法違反であることが繰り返し述べられていることが印象に (p.52p.78p.89p.219)。「国費の費消」(p.143) も問題。さらに、「国民を裁判員に駆り出し、必要な場合には死刑判決をさせようという思想は、所詮、国民を兵隊に駆り出し、必要な場合には戦争をさせようという思想と同根」(p.188)
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