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『梶原一騎伝 ― 夕焼けを見ていた男 ―』、7月に読了。斎藤貴男著。文春文庫。2005年8月刊。
「巨人の星」、「あしたのジョー」、「愛と誠」等々。
長く「つんどく」の状態。解説の永江朗氏いわく「梶原一騎と斎藤貴男。この組み合わせに「えっ!」と声をあげる人も多いだろう。・・・梶原一騎といえば、どちらかというと右っぽいイメージである。・・・斎藤貴男は徹底的にリベラル。・・・反体制、反権力の姿勢は明らかだ」(p.500)。
「確かに、煎じ詰めてしまえば、・・・梶原作品には「ファシズム」の予感が満ちているから、彼は一世を風靡したのだ」(p.256)。なるほど。
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