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●元大阪〝ト〟知事は単なる目立ちたがり屋!? 「あざとい」・・・

2013年01月23日 00時00分08秒 | Weblog


gendai.netの記事(http://gendai.net/articles/view/syakai/140536)および東京新聞社説(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013012202000133.html)。

 亡くなられた学生さん、遺族の方々には本当にお気の毒としか言いようがない。本当に報道されているような内容であれば、暴力教師に対する怒りしか湧いてこない。
 それでもやはり、元大阪〝ト〟知事言動や行動は異常だと思う。遺族がそれを望んでいるとは、私には、思えない。東京都教委http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C5%D4%B6%B5%B0%D1)といい、大阪市教委といい、元〝ト〟知事の言いなり。教育や教育者を支える、学生を守る矜持もないようだ(『桜宮高の体育系2科、募集中止 体罰問題受け大阪市教委』(http://www.asahi.com/national/update/0121/OSK201301210026.html)、『後味悪い“政治決着” 桜宮高体育系2科募集中止』(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130122/dms1301221151011-n1.htm)、『橋下氏は真紀子氏そっくり!? 極論で注目集め改革進める共通点』(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130122/dms1301221143008-n1.htm))。「ドン引き」しているだけで、批判もできないのだから大阪、関西のマスコミもだらしない。

   『●対橋下元〝ト〟知事、どうすべきか?

 たかがハタウタに対する異常な反応も同様(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/s/%C2%B4%B6%C8%BC%B0)。

 「単なる思いつきのレベル」「パフォーマンス」「体罰容認派」「強いリーダーを演出」「が透けて見える」、「政治的パフォーマンス」・・・・・・、正に。橋下元大阪〝ト〟知事に投票した人や支持者、喝さいを送る人たちの気が全く知れない。どちらが「大阪の恥」か?

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http://gendai.net/articles/view/syakai/140536

大阪市民も呆れた 橋下態度ヒョー変のあざとさ
2013年1月18日掲載

全教員を異動させろ!

かつては体罰容認だったくせに
 大阪市立桜宮高校バスケットボール部の主将(17)が顧問の教諭から体罰を受けて自殺した問題で、橋下徹市長が連日、高圧的な発言をしている。

 問題発覚直後の1月10日の会見では「限度を超えた指導が常態化していた。最悪の学校だ」とボロクソに批判。15日は「こんな状況で募集を続けるとなれば、大阪の恥だ」と1カ月後に控えた体育系学科の入試中止を市教委に求めた。

 さらに16日には「再生には、これまでの伝統を全て断ち切らないといけない」と校長を含む全教員(44人)の異動まで迫ったのだ。

   「17日は『(教員が)13年度もいれば、人件費を払わない』とまで
    言い出しました。さすがにやりすぎで、記者たちもドン引きしています。
    教員総入れ替えは学校が混乱するだけだし、入試も今になって
    中止となれば、入学を目指していた中学生が被害を受ける。
    市に寄せられる意見も8割以上が『夢を潰さないで』『保護者や
    受験生に不安を与えないで欲しい』といった橋下批判です」
    (市政担当記者)

 17歳の高校生が自ら命を絶ったことは重大な問題だが、かつては体罰を容認する発言もしていた橋下が、なぜここまでムキになって乗り出しているのか

   「最近、安倍政権ばかりが注目されるので、焦りがあったのでしょう
    何かを利用して再び浮上しようと考えていたのではないか。
    本人は強いリーダーシップを発揮しているつもりでしょうが、
    『全教員異動』も『入試中止』も単なる思いつきのレベル
    市長直轄のチームが調査をしているのに、結果を待たずに
    発言するのはパフォーマンスと批判されても仕方がない。
    それに、日本維新の会の共同代表の石原慎太郎氏は体罰容認派
    戸塚ヨットスクールを支援する会の会長でもある。党としての整合性は
    どう取るつもりなのでしょうか」(ジャーナリストの斎藤貴男氏)

 強いリーダーを演出したいのだろうが、底が透けて見えるから信用ならないのだ。 ================================================================================

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013012202000133.html

【社説】
桜宮高入試問題 子どもの夢が奪われる
2013年1月22日

 体罰問題が持ち上がった大阪市立桜宮高校の体育系学科の募集が中止された。橋下徹市長の要請に市教育委員会が折れた形だ。大人の一方的な理屈で落ち度のない子どもの夢が奪われるのは残念だ。
 体罰を受けて自殺したバスケットボール部主将の問題が子どもを苦しめる方向へと転がっている。市教委が二月に予定していた桜宮高の体育科とスポーツ健康科学科の入試を取りやめた。
 全教員を異動させ、体罰を容認する伝統や校風を断ち切り、生まれ変わらせる。市教委が入試の中止を拒否するなら予算を出さない橋下氏のそんな強硬姿勢が異論を封じ込めた
 入試本番を目前に進路の変更を強いられては、受験生の夢がついえてしまわないか。将来のスポーツ選手や指導者を目指して積み重ねてきた努力が水泡に帰してしまわないか。強く懸念される。
 自らの実力ではなく、いわば大人の論理で未来への門戸が閉ざされたのだ。教育行政への不信感が募りかねない。
 在校生は「人生の一部である新入生の受験の機会を奪ってほしくない」と訴えた。橋下氏も市教委も、子どもや保護者の声をもっと真摯(しんし)に受け止めるべきだった
 確かに、問題の背景に浮かんだ市教委や学校の閉鎖的で事なかれ主義の体質は看過できない。バスケ部を強豪チームに導いた実績を理由に周りが顧問の体罰を黙認した。市の公益通報窓口に寄せられた体罰情報を事実上放置した。
 だからこそ橋下氏は弁護士らの外部監察チームをつくり、市教委と共に徹底調査に乗り出したはずだ。優先すべきは入試の中止ではなく、実態を調べて勝利至上主義の風潮を改め、責任を明確にして再発防止につなげることだ。
 それがバスケを愛しながら自殺に追い込まれた男子生徒の思いに報いることになると考える。体罰の真相さえ判然としないのに、罪のない受験生や在校生に負担を与えるやり方は理解できない
 桜宮高では体罰が発覚したバスケ部やバレーボール部だけではなく、文科系を含めてすべての部活動を自粛している。子どもへのしわ寄せが大きすぎる。
 市教委は体育系学科の定員百二十人分を普通科として募集し、試験科目は従来の体育系学科と同じにするという。入学後の子どもの意欲を低下させないよう配慮してほしい。政治的パフォーマンスが感じられる橋下氏に対し、市教委は見識を示せなかったのか。
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