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●再・小沢一郎氏陸山会事件: 採用された証拠は一つでオッケー!?

2012年03月24日 00時00分39秒 | Weblog


山岡俊介さんの『アクセスジャーナル』(http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、3月17日、18日の記事)。記事の前半は、やはり安心できない状況であるとのこと。

   『●小沢一郎氏陸山会事件: 採用された証拠は一つでオッケー!?
   『●続・小沢一郎氏陸山会事件: 採用された証拠は一つでオッケー!?

 TMでのやらせの実績のある最高裁。この記事にある『サンデー毎日』の記事の中身を知らないのですが、最高裁事務総局に官製談合疑惑が浮上しているらしい。

   『●マスコミと癒着する「司法・最高裁」の堕落ぶり
   『●『つぶせ! 裁判員制度』読了
   『●『官僚とメディア』読了(3/3)

 記事は、例えば、”http://socialnews.rakuten.co.jp/link/%E6%9C%80%E9%AB%98%E6%A8%A9%E5%8A%9B%E6%A9%9F%E6%A7%8B%EF%BC%9F%E5%8F%B8%E6%B3%95%E5%AE%98%E5%83%9A%E3%81%AE%E7%B7%8F%E6%9C%AC%E5%B1%B1%E3%80%8C%E6%9C%80%E9%AB%98%E8%A3%81%E4%BA%8B%E5%8B%99%E7%B7%8F%E5%B1%80%E3%80%8D%E3%81%AB”によると、以下のような内容のようです。

   「最高権力機関?司法官僚の総本山「最高裁事務総局
                  官製談合」疑惑が浮上(サンデー毎日)
    
・・・・・・。サンデー毎日3/11号のトップ記事で
     《最高裁に浮上「官製談合」疑惑》
     と題して、裁判官人事や予算編成などを牛耳り事実上の司法官僚の
     総本山「最高裁事務総局」が作成したシステム関連の調達状況を
     まとめた文書を入手したという。
     その中に司法機関にあるまじき「官製談合」疑惑が浮上した。
     通常、予定価格に対する落札価格の割合(落札率)が90%を超えると
     談合の疑いが濃厚とされる中、最高裁事務総局がシステム関連で
     調達した155件のうち、落札率90%以上が123件で、
     全体の79%を占めている
     そのうち、落札率100%というのが、なんと19件もあったという。
     明治大学の西川伸一教授も目を丸くして次のようにいったという。
       「最高裁事務総局が入札者を調整して予定価格を伝えていなければ、
        これほど高い落札率はあり得ないのではないか」
     これに対して「調達は適正に行われている」と、最高裁事務総局広報課が答えているという。
     最高裁事務総局は、今の日本の最高権力機構と見る向きもある。」

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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、3月17日の記事】

2012/03/17
「小沢一郎有罪」に躍起になる「最高裁事務総局」の官製談合疑惑(7社の実名をスッパ抜く)

 本紙は今年1月12日、「検察と裁判所との『小沢一郎有罪』デキレースの暗黒システム」なる解説記事を報じている。
 わが国の立法(国会)、行政(法務省、検察庁、財務省など)、司法(「最高裁事務総局」を頂点とする裁判所)は建前上、3権分立となっているが、実際は起訴する検察と、判決を出す裁判所は連んでいる
 そして、その一方の司法において、裁判官の人事や報酬額などの権限を握っているのが「最高裁事務総局」なので、この4月に予定される判決で小沢一郎元民主党代表が有罪になる確率が高いと報じた。
 2月17日の公判で、小沢氏有罪に有利な石川知裕元秘書らの大半の供述書を採用しないことになり、小沢氏無罪の見方が有力になっているが予断を許さない
 こうしたなか、判決を待っていても仕方ないと、3月に入り、小沢氏は「反増税」「歳入庁創設」などを訴え、精力的に動き出している。
 これに対し、何としてもこれを阻止したい検察・財務省などは、「小沢無罪」も想定し、次なる策として、東京国税局に特別班を作らせ、今度は脱税でお縄にしようと動き出したとの一部報道もある。

 それはともかく、2月28日に出た『サンデー毎日』(3月11日号)に実に興味深い記事(冒頭写真)が出ている。
 やはり、先の「裁判官人事牛耳る司法官僚の総本山『最高裁事務総局』」(同記事小見出しより)に、官製談合疑惑が浮上していると、巻頭特集記事で報じている。
 内部資料を入手したとして分析しているのだが、残念ながら、社名までは明かしていない。

・・・・・・。
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http://www.accessjournal.jp/modules/weblog/、3月18日の記事】

2012/03/18
<主張>小沢一郎事件に見る「司法も腐敗している」実情

 警察は不祥事や汚職事件が続々出ているから信頼できないと思っていても、未だ裁判所ぐらいはそれなりにまともに機能していると思っている人は多いのではないだろうか。
 だが、それもやっているのは同じ人だ。最近になり、村木事件陸山会事件などを通じ、「検察神話」も崩壊した。一皮剥けば、特捜部検事も自分の出世のため、上司の言いなりになり、容疑者や被疑者を脅しすかし、証拠や調書をねつ造し、警察以上にひどい捜査をやっていたことがわかって来た。そんななか、裁判官だけが特別にまともなわけがないだろう。
 もっとも、裁判官は捜査機関の警察や特捜部と違って、基本的には他の者が提出した捜査資料などを見て白黒を下す。だから、恣意的な操作は難しいと思っている方は多いかも知れない。また、司法権の独立が憲法でも謳われていると……
 だが、推認に推認を重ね、陸山会事件公判で石川知裕代議士らを有罪とした一審裁判官のように、実はその気になれば、“解釈の違い”でいくらでも恣意的に操作(判決)は可能なのだ。
 では、なぜそんなことをするのか? それは、裁判官も警官や検事と同じで出世などで有利になりたいからだろう。そして、その裁判官の報酬決定や人事権まで握る「最高裁事務総局」が、検察や法務省と癒着していることは本紙既報の通り。
 だから、政治的な案件で、しかも現体制に不都合なものであるほど、客観的な証拠に反し、現体制を不利にしない判決が下され得る。また、地裁の判決が、高裁、最高裁と上級裁判所になるとよくひっくり返る
 国民の側より、上層部の顔色を伺う“ヒラメ裁判官”ほど出世するから、上級裁判所ほど“ヒラメ裁判官”が多いからだ。
 そんなわけで、本紙は2月17日の公判で、石川知裕代議士らの大半の供述書が採用されなくなったものの、未だ小沢一郎元民主党代表が政治資金規正法違反(虚偽記載)で有罪になる可能性は高いと思っている。
 昨日、その司法の場でも、官製談合疑惑が出ているとして、その7社の実名をスッパ抜いたが、このように残念ながら司法も例外ではない。ほとんど報道されないだけで、警察、検察同様、他にも疑惑はいろいろあるのだ。
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