「横倉ゲレンデ」
蔵王はめちゃくちゃ寒いってイメージだったけど、この日は快晴で暖かくて、気分上々です。
雪はジョリジョリしてるけど。
天気がいいうちに、まずは山頂に向かうことにしました。
横倉ゲレンデからは、ロープーウェイとゴンドラを乗り継ぐと山頂まで行けます。
が、このロープーウェイが意外と混んでるんですよ。
8分間隔で、乗れる人数も限られているし、スキーヤーじゃない一般観光客の方も結構いて、(台湾からの団体さんなんかがかなりたくさんいらしていました。) かなり待つんですよね。
列の混み具合、進み具合から鑑みて、3-40分は待ちそうだったので、リフトを乗り継いで山の中腹にあるゴンドラ乗り場を目指すことにしました。
リフト4本乗り継ぐとゴンドラ乗り場まで行けます。
「横倉のカベ」が見えました。
この写真じゃあ、全く「カベ感」は伝わらないと思いますが、もう、ただのガケ、断崖絶壁。
よくもまあ、こんなところをスキーのコースにしようと思ったもんだって感じ。
見て~~~、樹氷!!!
家族4人で記念撮影!
ものすごく平和そうに見えますが、実はとんでもなく風が強くて、めちゃくちゃ寒くて、立っているのがやっとって感じなんです。
樹氷って、空から降ってくる雪で形成されるだけではなく、風で吹き飛ばされてきた雪が付着してあんなヘンな形になるんだと思うんです。
だから山頂あたりはいつも強風なんでしょうね。
それでもこの日は風はマイルドだったんでしょうし、気温も高かったので、なんとかなりましたけど…。
樹氷の中を滑り下りる「ザンゲ坂」
天気が良くて、ずーっと遠くまで見渡せるし、周りには不思議な形の造形物がならんで、まるで宇宙にきたような、
いやいや極楽浄土にいるかのような、不思議な浮遊感。
でも、実際には、めちゃくちゃ風が強くて、なかなか前に進まないし、顔が痛いのなんのって。
私とマリリンがこんなふうに悠長に、しかし必死に写真撮っている間に、ティガーはこの寒さから逃げるように滑走していきました。
不思議なもんで、ある程度のところまで下りてくると、ピタッと風がやむんですよね。
その後は、上の台ゲレンデ側の、いろんなコースを次々と回りました。
こういうツアースキーって大好きなんですよね。
オリエンテーリングみたいでワクワクする~。
意外とリフトの接続も良くて、それほど漕いだり歩いたりすることもないし、
ちょうどいいところにちょうどいい感じにレストランが点在していて、休憩もしやすくて、
全くストレスを感じない、超快適なスキー場だわ。
めちゃくちゃ楽しくて、みんな自然に笑顔♪
さあ、そろそろ横倉ゲレンデの方に戻りましょうか。
またまたリフトを乗り継いで、長い長い連絡コースを滑って、横倉ゲレンデを目指します。
「ちょっと、様子見てみる」
と壁の方に向かいました。
そして
「オレ、滑ってみるわ」
とカベに消えていきました…。
サヨウナラ、お父さん…。
私たちは迂回コースでカベの下に向かいました。
もうとっくに夫は滑り降りて待ってるだろうと思ったら、まだ壁の中腹あたりでウロウロしています。
実はこのコブ、目の前でみると、腰の高さより深くて、1ターンするのが精いっぱいなんだって。
しかも超アイスバーンで、この傾斜。
一度転んだら、下まで転がっちゃうかもしれないし、板が外れたら、板だけ下まで落ちちゃうかもしれないし、板だけ取り残されて体は落ちちゃうかもしれないじゃない。
そしたら、板、取に戻れないよね。
もし、板がそこにあったとしても、板をはけるような平な場所はどこにもないし。
怪我してもスノーモービルのレスキューも来てくれないよね。
そんなことを考えながら、ゆっくり慎重に必死で降りてきたらしいです。
カベの下には、四苦八苦してる人を眺めているギャラリーがたくさんいるんですよ。
その中の一人の人が言った言葉
「まるで、地獄絵図だな…」
明日は横倉ゲレンデの上部にある、黒姫あたりを攻めようね~。
さあ、これからはお楽しみの
温泉
夕食
畳の部屋でゴロゴロ~!!
樹氷みていらしたんですね~!、
しかも、その間を滑っていらしたんですね~!、
うらやましいです~!、(*^。^*)
わたしも、青森でみてきました、、、
圧倒されますね~!、(●^o^●)
青森の樹氷、きぬえさんのブログで拝見いたしました。
すごい迫力ですね。
蔵王は、3月だったので、もう樹氷もずいぶん「スマート」になっていたようでした。
それでも初めて見たので圧倒されましたけど。
樹氷のコース、最高に気持ちよかったです。
でもめっちゃくちゃ寒くて、ちょっとした拷問のようでしたけど…。