先日、パチスロのことを書いたら、もう少し
書きたい気持ちになってきた。
あっそうそう、グーグルなどで間違って飛んで
来た方は、専門サイトではないので、違うサイト
をあたってください(笑)。
パチンコ、パチスロの大当たり確率は、原則的
には法律で決められている。
当たりすぎても、外れすぎてもいけないのだ。
もちろん、確率にはある程度の幅が認められて
いる。
そうしなければ、ホールで出玉を調整できない
からである。
いわゆる「設定」というやつだ。
ここでは、パチスロを例に説明します。
仮に、大当たり確率を1/300とする。
300回、回れば当たるかな、っていうことだ。
昔は1~300までのルーレットが機械の中で
回っており、仮に「7」が当たりだとすると、
その数字を引いたときに、当たりになっていた
のだ。
しかし実際には、50回で当たるときもあれば、
500回まわしても当たらないことがある。
そして、50回で当たったときは、理論上残り
250回は当たらないのだ。
これでは、遊んでる客が「つまらない」のである。
そこでメーカーは、客が参加できる仕組みを開発
した。
仮にスイカの確率が1/100だとする。
これを引いたときに大当たりにチャレンジできる
権利を獲得できる、とする。
チャレンジゲーム突入である。
このとき出てくる役ものの確率が、
ベル 1/3
チェリー 1/3
リプレー 1/3
だけだとして、チェリーを引けば大当たりだ。
スイカを引いた時点では大当たり確定ではなくて、
客が運良くチェリーを引いた時点で、大当たりで
ある。
当たるも外れるも、客の引き次第である。
これだと、楽しめるよね。
しかも外れても、「俺って、持ってねえなぁ」と
なり機械に怒りが向くことがないのだ。
しかも、大当たり確率は規定通り、1/300だ。
スロットの奇妙な出方
スロットをやった方ならわかると思うが、昔と違い
今はコインを3枚入れないとリールが回らない。
リールを止めて何も揃わないと「はずれ」で、
3枚吸い込まれて終わりである。
しかし、たまに変な揃い方で、1~2枚出ることが
ある。
3枚ないと回らないので、意味がないのにである。
これは「今の確率では、はずれ過ぎる」からで、
金を使いすぎると、お上から指摘されたからで
ある。
しかし3枚にすると、今度はメーカー想定より
増えてしまい、苦肉の策というわけである。
こぼれ話として、昔のルーレット方式の時代、
1/350の確率のパチスロだったんだが、半導体技術
が未熟で、1~350までカウントするまで1秒も
かかっていたのだ。
人間では1秒は速いが、電気の世界では、途方も
ないくらい遅いのだ。
そこで、いかさま師は1秒で1回、体に振動を伝え
る、メトロノームのような「体感機」なるものを
開発し、当たりのタイミングでレバーをたたく
ようなことをしていた。
機械に手を加えるわけではないので、バレにく
かった。
もちろん、今は通用しないよ。