あべちゃんの写楽生活

撮ることが楽しいのか、楽しいから撮るのか

CUIR DE RUSSIE(キュイール・ド・ルシー)

2017年05月13日 01時13分39秒 | シャネル フレグランス

  

ゼクスクルジフシリーズのキュイール・ド・ルシーです。

ルシーとはロシアのことです。

初代調香師のエルネスト・ボーがふるさとをイメージ

した香りだそうな。

なにせロシアに行ったことがないもんで(笑)、どこがロシア

なのか、わかりません。

女性用ではめずらしいレザー(革)ノートです。

これも、実際に発売されていました。

1927年発売です。

オフィシャルサイトでは、たばこ、革の香りとか

書いてありますが、私はそんな感じは受けませんでした。

じゃあ、どんな香り?と聞かれると

「うーん、まあ悪くない香り」

と言うしかない。

欠点はないのだが、生き残るための個性もない、と

いう感じなのだ。

すべてにおいて平均点。

だから、消えたのかな。

実用的というよりは、コレクターズアイテム。

あえて、クラシックな香りを、というなら話は別だが・・・

  

今風のビビッドな香りを想像すると、当てが外れる。

シャネルの大ヒットパターン、甘く優しくこもった香りがベース。

このパターンのおかげで、かなりの時代を乗り切った。

王道、いや黄金のパターン。

これがベースになっているために、大ハズレはしない。

ただ、今ではちょっと時代遅れの感は否めない。