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レンズ越しに見えるもの または 見えざるもの

みちのく「温湯温泉」を歩く

2024-03-24 | 街:青森










11月以来、四か月振りにブログを再開している。今のところ掲載した記事は、休載期間の状況報告のようなものばかりである。当ブログは僕の日記(備忘録)代わりでもあるので、あまり時系列にずれが生じると実用的に困ったりもする。今日からの記事は、基本的に準リアルタイムのものとしたい。

さて、ワタクシ、久しぶりに温泉宿泊をして参りました。行った先は青森県の酸ヶ湯温泉。あまりに寛いだせいか、写真が足りず記事にするかどうかは分からない。だから帰路に立ち寄った「温湯(ぬくゆ)温泉」の町並みを掲載する。もうね、素晴らしい町並みなんですよ。元々、温湯温泉は中心に大きな共同浴場があり、その周りに客舎と呼ばれる宿泊施設があった。つまり人々は共同浴場で温泉に入り、寝泊まりと飲食は客舎で行う。多分、それぞれの客が贔屓にしている客舎があり、期間や予算に応じて利用したのだろう。自炊する客もいれば、賄を頼んだり、仕出しを頼んだり。長期逗留する客も多かっただろう。ジワジワ来るシステムだ。今でも客舎は残っているが、多くは通常の旅館に形態を変化させた。各旅館には内湯も作られた。それでもこの温泉場には、古き良き「みちのくの湯」の名残が色濃く残っている。東京の人が箱根とか熱海の温泉に行くこととは、根本的に成り立ちが違う。

温湯(ぬくゆ)温泉は過去にも数回歩いている。一度泊まったこともある。今回ここを歩いたのは、時間にして30分足らず。またいつの日か、泊まりに来たいと思う。


X-PRO3 / XF23mm F2R WR




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