Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★パシフィック・リム(2013)★

2013-08-11 01:20:24 | 映画(は)行
PACIFIC RIM

人類最後の望みは、この巨兵。


映時間 131分
製作国 アメリカ
公開情報 劇場公開(ワーナー)
初公開年月 2013/08/09
ジャンル アクション/SF/ロボット
映倫 G

【解説】

日本のマンガやアニメ、特撮作品への造詣も深い「ヘルボーイ」
「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ監督が、巨大怪獣と
人型巨大ロボットとの戦いを圧倒的スケールで描き出した
SFアクション・エンタテインメント超大作。
出演はチャーリー・ハナム、イドリス・エルバ、菊地凛子、ロン・パールマン。
また人気子役の芦田愛菜が菊地凛子の少女時代を演じてハリウッド・デビューを
飾ったことも話題に。

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【ストーリー】

ある日、太平洋の深海から突如巨大な生命体が出現した。
“KAIJU”と名付けられた彼らは、大都市を次々と
襲撃して容赦ない破壊を繰り返し、人類は滅亡の危機を迎える。
そこで人類は世界中の英知を結集し、人型巨大兵器“イェーガー”を開発する。

その操縦は2人のパイロットによって行われるが、イェーガーの能力を
引き出すためには、パイロット同士の心を高い次元でシンクロさせる必要があった。
当初は優勢を誇ったイェーガーだったが、出現するたびにパワーを増していく
KAIJUたちの前に次第に苦戦を強いられていく。

そんな中、かつてKAIJUとのバトルで兄を失い、失意のうちに戦線を離脱した
名パイロット、ローリーが復帰を決意する。彼が乗る旧式イェーガー
“ジプシー・デンジャー”の修復に当たるのは日本人研究者の森マコ。
幼い頃にKAIJUに家族を殺された悲しい記憶に苦しめられていた。
やがて彼女はローリーとの相性を買われ、ジプシー・デンジャーの
パイロットに大抜擢されるのだったが…。

8月9日(金)公開

公式サイト

【感想】 (109シネマズ川崎・IMAX3Dにて試写会鑑賞・8・1・木)
<>3.5ですが、映像は4です

今月1番楽しみにしていたのがこの作品でした!
そんな作品を、運よく試写会で、しかもIMAX3Dで観られたのですから
ホント、ラッキーでした

トランスフォーマーが大好きな私ですから、巨大ロボットVかいじゅうの壮絶な
バトルの予告編から、もう観る気満々
という事で、期待していなかった ローン・レンジャーと反対で
ものすごい期待をして観に行ったのが良くなかったのか
自分にとっては、びみょ~な作品となってしまいました

こういう作品ですから、もともと、物語に期待していたわけではなく
あくまでも巨大ロボットとKAIJUのバトルを楽しみに行ったのですから
そういう観点(映像)からですと、面白かったと思います

アトム、鉄人28号、ウルトラマン、セブンも観ていましたし
ゴジラも映画で観ていた世代ですから、
ギレルモ・デル・トロ監督がし本作は「日本へのラブレター」と公言している通りの
怪獣映画+ロボット・アニメの実写版って感じで、そのころの懐かしい雰囲気も味わえましたしね。

冒頭から、クライマックス?と思わせるイェガーとKAIJUのバトルで、その後の展開を期待しましたが
あまりにもストーリーがお粗末で
まあ、怪獣映画ですからね~
ストーリーはこんなものでいいのかな・・・
監督の日本の怪獣映画のオマージュ(怪獣愛)と受け取って、野暮なことは言うのは
なしにしましょう


どことなく日本の怪獣映画の怪獣の雰囲気のKAIJUたち

ラストの香港での市街戦は大迫力、イェガー対KAIJUのバトルは
見ごたえありで、手に汗握って観ていました。ここで、満足度は一気に上がりました

主なキャストは・・・
有名俳優は出ていないのもちょっとB級感が漂うって感じになってます


ヒーロー、ヒロインはこのお二人
米国産のジプシー・デンジャーのパイロット、ローリー(チャーリー・ハナム)
ローリーの新たなパートナー(パイロットの)、マコ(菊池凛子)


マコ(菊池)の子供時代を演じているのが、これがハリウッドデビューになる芦田愛菜ちゃん
台詞はなく、泣く演技と怯える表情のみですが、かなり長い時間スクリーンに映ります


PPDCの司令官役のイドリス・エルバは、TVドラマシリーズ刑事ジョンルーサー
第69回GG賞、ミニシリーズテレビムービー部門で男優賞を受賞してます。
最近では、マイティソーやプロメテウスに出ていました


ヘル・ボーイのロン・パールマンは、武器商人ならぬ怪獣商人?のハンニバル・チャウ役
相変わらず不気味で、KAIJUに喰われちゃうのも納得です

私はあまりにも過大な期待で、いまひとつの感想となってしまいましたが
一緒に観た主人は楽しめたようですので、この作品は女性より
男性、特に、日本の怪獣映画や円谷さんのTVシリーズを観ていた世代なら
かなり楽しめるのだと思います。


イェガーも鉄人28号とかマジンガーZっぽい?

個々のイェガーが、ポスターで見てかっこよかったので、それぞれの
見せ場がもっとあったらよかったかなあとも思いました。

その他・内容に触れたこと書いてあります

KAIJUが深海(海底)から現れるので、夜の海のシーンが多く
バトルが観難くかったのが残念
(映画館を出る時、そういうお話をしているご夫婦もいました)

時たま使われる不自然に入る日本語も、日本へのオマージュ?

最後は感動作にしたかったのか、イェガーの自爆があるのですが、
司令官が若者を連れて行きましたが、私としたら、年取った者どうしで
行かせればいいのになあと思いました。
(という事は、父親が負傷するのではなくて、息子が負傷すれば
父の出番になるわけで・・・
でも、そうすると、続編が出来た場合の司令官がいなくなるから、
年寄りは残しておこないといけないのかな?)

脱出シートで脱出のマコを見て、それなら、司令官と一緒に乗った
若いパイロットも脱出シートで逃がしてあげればいいのにと感じました。
(ローリーの乗っているのは、第三世代、一方、司令官が乗っているのは
第一世代だから、脱出シートはなかったのかな・・・)

チェルノ・アルファー(なんてネーミングでしょ(;´Д`))に乗る親子と
ローリーの食堂での会話で
息子の傍若無人な振る舞いの後に
「一人で育ててきたので叱るべき時がわからない」と言うと
ローリーが「今が叱る時だ」というようなことを言うのですが
心の中で『今でしょ!』と思った私でした(笑)


親愛なる日本の皆様へー

私は日本のポップカルチャーに、ごく幼い頃から親しんできました。
『フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)』『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』などの映画で
すごい怪獣たちを見て育ち、とりわけ本多猪四郎監督(『ゴジラ』)の作品に夢中になりました。
アニメでは鉄人28号。また、円谷プロの特撮シリーズには、特に大きな影響を受け、「ウルトラマン」「ウルトラQ」
「ウルトラセブン」などの登場する怪獣たちが大好きです。私は『パシフィック・リム』の製作に当たり敬愛してやまない
日本のマンガ、ロボット、そして怪獣映画の伝統に敬意を表する映画となるよう全力を尽くしました。日本のみなさんが
気に入って下さることを願っております。
 
           -ギレルモ・デルトロ
(チラシより)

この監督の心意気を読んで、アメリカでは興行成績がいまひとつのようですが、
日本ではヒットさせてあげたいなという気持ちになりました

予告編
(なぜかyuotubeの予告編が貼れません

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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます。 (BROOK)
2013-08-11 05:52:43
ストーリーより映像面重視の作品でしたね♪
イェーガーと怪獣の大バトルには手に汗握りまくりでした。

たしかにバトルは夜が多かったので観辛かったと思います。
最後の海中なんて、何が起きているのは良く分かりませんでしたし…。

そうそう、ペントコストと一緒に乗った息子の方ですが、
たしかに脱出させて欲しかった…。
きっと脱出ポッドがついていなかったのでしょう(苦笑)
勝手に脳内補完しています。
返信する
BROOKさ~ん(^^)v (ひろちゃん)
2013-08-11 22:41:10
コメントありがとうございます

>イェーガーと怪獣の大バトルには手に汗握りまくりでした。
ストーリーには期待していませんでしたが、あまりにも
お粗末で・・・ですが、映像は凄かったです
ラストのバトルで気持ちが盛り上がりました(笑)
でも、、夜の海のバトルは、観難くて残念でしたよね

>そうそう、ペントコストと一緒に乗った息子の方ですが、たしかに脱出させて欲しかった…。

そうですね。脱出ポットはなかったと私も脳内補完しておきます
返信する
こんばんは (ituka)
2013-08-12 23:08:44
円谷英二特撮監督の映画はほぼ全作見てますが
この映画はもうひとつでした^^;
たぶん怪獣の大きさがでかすぎるのと人間ドラマの薄さ加減が期待外れでした。

怪獣映画はアナログでミニチュアの街並みを崩壊していくのが好きなワタシは
これは趣旨がちょっと違ってました(笑)
ギレルモ監督が好きだっとワタシの趣味がちょっと違うのかも(笑)
返信する
あらら (yukarin)
2013-08-13 00:24:22
もっと評価高いと思ってたー。
IMAXで観たなんでうらやましい~今回は終末の予定のため遠征はあきらめました。

金のかかったB級感ただよう雰囲気がわりと気に入ってます。ロボットものは大好きなので楽しめましたよ。
ヘル・ボーイおじさんは、やっぱり死にませんでしたね(笑)
返信する
itukaさ~ん (^O^) (ひろちゃん)
2013-08-13 10:47:13
コメントありがとうございます

>円谷英二特撮監督の映画はほぼ全作見てますが
この映画はもうひとつでした^^;

私もそうなんですよ~。同感です!いまいひとつでした
私は、怪獣のでかさより(笑)、人間ドラマの薄さが
1番ダメでした

>怪獣映画はアナログでミニチュアの街並みを崩壊していくのが好きなワタシはこれは趣旨がちょっと違ってました(笑)

わっマニアック(笑)ギレルモ監督とは、趣味が合わなかったようですね(笑)
返信する
yukarinちゃ~ん(^^)♪ (ひろちゃん)
2013-08-13 10:55:10
コメントありがとう

いつもはyukarinちゃんと好み合うのにね~
今回は、合わなかったね

週末は楽しい予定だから、IMAXは我慢ですね(笑)

>ロボットものは大好きなので楽しめましたよ。

私も、ロボット大好きで、トランスフォーもリアルスティールも好きでしたから、これも期待してたんだけどなあ・・・

>ヘル・ボーイおじさんは、やっぱり死にませんでしたね(笑)

あっ!書くの忘れました
追記しよ~っと(笑)
返信する
Unknown (タケヤ)
2013-08-13 18:13:30
最近、ウルトラマンがブルーレイになり
購入したのですが、やっぱりストーリー
が面白いです。(特撮の出来は・・・
しょうがないですね(笑)古いから)

この作品もストーリーも期待したのですが
ちょいと残念です。
中身はスッカスカな感じが否めません。
ロボットの迫力は並じゃなかったですけどね~。
返信する
タケヤさ~ん(´∀`) (ひろちゃん)
2013-08-13 20:57:54
コメントありがとうございます

>最近、ウルトラマンがブルーレイになり
購入したのですが、

わ~~、それはすごいですね。それほどお好きだって
ことなんですね

>やっぱりストーリーが面白いです。

そうなんですよね。たった30分の中に、ちゃんとストーリーがありましたよね?

こういう作品ですから、奥深いストーリーでなくていいと
思いますが、とはいえ、これじゃあねえ
映像が良かっただけに、ちょっと残念でした
返信する
おはようございます (dai)
2013-08-14 07:08:27
どうも期待しすぎたのかこれでいいのかわからないですが、ロボットと怪獣の対決だけに重きを置いて、ストーリー展開はイマイチでしたね。核のこととかいいから、もっと話に深みを持たせてほしかったです。それをしないのであれば、もっと魅せる演出がほしかったのが感想でした。
返信する
daiさ~ん \(~o~)/ (ひろちゃん)
2013-08-14 10:44:41
朝早くからのコメントありがとうございます

>ロボットと怪獣の対決だけに重きを置いて、ストーリー展開はイマイチでしたね。

監督の日本の怪獣映画へのオマージュ、映画愛は嬉しいのですが、ストーリーがあまりにもあまりにも(苦笑)で、物語に入っていけませんでした

>核のこととかいいから、もっと話に深みを持たせてほしかったです。

そうですね。核は重要なメッセージなのかもしれませんが、
それを扱うなら、もっとストーリーに深みを持たせて欲しかったと思います
予告編は好きだったんだけどなあ・・・
私にとってはちょっと肩透かしな作品となってしまいました
返信する