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Cinema Collection 2

映画のミーハーな感想が主ですが
多々脱線してます
コメント欄は閉じさせて頂いてます
(2015/6より)

★ロボジー(2011)★

2012-01-18 13:37:28 | 映画(ら)行
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変形しない。
戦わない。
働きもしない。
そんなロボットに
日本中が恋をした――。


上映時間 111分
製作国 日本
公開情報 劇場公開(東宝)
初公開年月 2012/01/14
ジャンル コメディ
映倫 G

【解説】

「ウォーターボーイズ」「ハッピーフライト」の矢口史靖監督が
贈る痛快ドタバタ・コメディ。ロボット開発を任された冴えない
技術者3人組が、お披露目に間に合わずに中に老人を忍ばせ
ごまかそうとしたばかりに思わぬ騒動へと発展していくさまをコミカルに描く。
歌手で俳優のミッキー・カーティスが五十嵐信次郎名義で主演の老人役を快演。
共演は吉高由里子、濱田岳、川合正悟、川島潤哉。

1月14日(土)公開

公式サイト

【感想】<TOHOシネマズ六本木ヒルズにて鑑賞・1・14>
3.7

「ウォーターボーイズ」「スイングガールズ」は、TV放映になってからの鑑賞、
予告編で観る矢口監督の作品は、「ハッピーフライト」を含めて、
いつも面白そうと思いながらも、洋画優先の私ですので、スクリーンで
観ることはありませんでした。今回も「1月の気になる映画」に、挙げてはいますが、
多分、またWOWOWで観るんだろうなあと思っていました(笑)

今回鑑賞した理由は、前の記事にも書いてありますが、しんどそうな作品
「デビルズ・ダブルズ」が観たかったので、2本目は、軽いとか明るい作品に
しようと「ロボジー」を鑑賞することにしたんです。

1本目の「デビルズ・ダブルズ」 の時も、序盤、ウツラウツラしてしまったのですが(ーー;)、
2本目のこの作品も、やはり序盤はウツラウツラ(ーー;)、2本の映画に原因があると言うよりは、
この日は、体が疲れていたのかもしれません(苦笑)

さて、スクリーンでは初鑑賞となる矢口監督作品は、面白かったです。
こちらも(と言うのは、デビルズ・ダブルズもそうでしたので)
予想の範囲を超えた、予想外の面白さとまでは行きませんでしたが・・・

HONDAのASIMOくんを初めてTVで見た時、あの歩く姿に、あの動きに
「中に人が入っているんじゃないか?」と思った私ですが、
そこに、まさか、じいちゃんを入れちゃうなんて・・・さすが矢口監督ですね(笑)



ですが、このお話、着ぐるみでも重労働なのに、ましてや、
金属製のロボットの中に長時間いることなど、かなり体力のある人で
なければ不可能なわけで、おじいちゃんがロボットの中に入ると
言う設定の時点で、この作品はありえない物語なわけですから、
リアリティを追求したりせずに、ツッコミを入れたりせずに、
細かいことを気にせずに楽しんだもの勝ちの映画なのではないかと思います。

さて、すべてオーデションで選んだと言う気になるキャストは・・・


五十嵐信次郎(鈴木重光)・・・昔から、漢字の名前に憧れていて、その時から
考えていたこの名前を、73歳にして初の主役と言うことで、心機一転、使ったようです。
危険なシーン以外は、あのロボットの中に入っていたとのことで、また撮影も
結構大変で、ミッキー・カーチス、いえ、五十嵐信次郎が、73歳なのに
バイタリティ溢れるおじいちゃんで良かったと監督は言ってました(笑)

吉高 由里子(佐々木 葉子)・・・実は、吉高さんて、あまり演技が上手いように
は今まで見えなかった女優さんだったんですが(^_^;)この役は、ハマり役で
良かったです。こういうコメディのほうが、彼女は似合うような気がします。
この映画のもう一人の主役ですね。バイクに乗ってのかわいい投げキッスは
彼女のアドリブだそうです



なぜこの3人?と思ったら、チビ、デブ、ノッポの組み合わせになってました
(この体型では、ニュー潮風の中に入れなので、そこから、ロボットの
中に入る人材が必要になるわけです)

濱田 岳(小林 弘樹)・・・岳くんて若いとは思っていましたが、まだ23歳なのには
ビックリ。相変わらず存在感があって、役柄を飄々とこなしてます

太田 浩ニ(川合 正悟<お笑いコンビ、Wエンジンのチャンカワイ>)
・・・演技が初めてとは思えないほど好演で良かったです

長井 信也(川島 潤哉)・・・私は初めて見た俳優さん、他の二人との相性も
バッチリで、素敵?(笑)な3人組になってました



脇役も実力派の役者さんで固めています

和久井 映見(鈴木 重光の娘)・・・この人が、お母さん役になるのですから
自分も年を取るわけですよね(T^T)

小野武彦(木村 電器の社長)・・・シリアスな作品からコメディまで演じられる
実力俳優さんですね

田畑 智子(ケーブルTVの新人ディレクター)・・・矢口監督とは「ハッピーフライト」に
続いて2度目の共演


その他、竹中直人、田辺誠一、徳井 優など、矢口作品では常連の方々も
ちょこっと出演していました。



予告編は、デビルズ・ダブルズと同じで、いいとこ流しすぎのような気も・・・
ただ、あの傑作予告編を観ているから、劇場に足を運ぶわけで、その辺は
難しいところなんですが・・・



小さな家電会社のオチこぼれでヤル気のない3人組の社員、孫と仲良くしたいのに
上手く関われず、老人会の人たちとの関係をも上手く築けない頑固で偏屈な
おじいちゃん、ロボットに恋するロボットオタクの不思議ちゃん女子大生、
いつも失敗ばかりして怒られているTVの編集者とか、ちょっと社会風刺的な
要素も感じてしまいました。

そして、「ニュー潮風<およそ、ロボットらしくないネーミングで
洗濯機みたいな名前だ・笑>」によって、出会った人たちが、いい方向へ変化(成長)
して行くストーリーも好きでした。

引っ込みのつかなくなった展開を、どう収束するのかと思ったら、なるほどね~
冒頭のシークエンスが生きてくるわけですね~



大笑いの連続ではなかったですが、クスクス、ニヤニヤと言う笑いどころは、
結構あったと思います。
俳優さんたちも適役で、上にも書きましたが、普通に面白かったです。

ラストショットは、観ているこちらまで、ニンマリ、ホッコリ、後味の良い作品でした

音楽担当は今作が矢口監督とは3度目のミッキー吉野(ザ・ゴールデン・カップス
知ってる人いるかな?笑ゴダイゴなら、大丈夫?笑)
予告編やCMでバンバン流れていたテーマ曲、どこかで聞いたことが
あるような?と思っていたら、1983年に世界的に大ヒットした
スティクスの「ミスター・ロボット」と言う曲だったんですね。
この映画にピッタリですよね。

エンドロールで流れているのですが、歌っているのが
五十嵐信次郎とシルバー人材センターって(笑)
五十嵐信次郎ことミッキー・カーチスが歌ってました。
ロカビリー全盛時代ご三家だった(私の時代ではないですよ(ーー;)
私の母の時代ですよ)バイタリティ溢れる歌声は衰えていない
のかもしれません。



【ストーリー】

家電メーカー“木村電器”の冴えないロボット開発部員、
小林、太田、長井の3人組は、ワンマン社長から二足歩行ロボットの
開発を命じられてしまう。ところが、お披露目の場となるロボット博を
1週間後に控え、製作中のロボット“ニュー潮風”が大破する事態に。
追い詰められた3人はロボットの製作を諦め、ロボットの外装にぴったりの老人、
鈴木重光を見つけ出すと、中に入って動いてもらう、その場しのぎのごまかしで
どうにか乗り切ろうとするのだが…。


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26 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんにちは! (BROOK)
2012-01-18 15:10:19
大笑いとまではいきませんでしたが、
クスリと笑えるような要素がふんだんに入っていたと思います♪
日本人だからこそ理解出来るような“間”みたいなのは面白かったです。

纏め方もなかなか粋な感じがして、
後味が良かったですね。

一番のツッコミどころは、
エンディングテーマでしょうか?
思わず笑ってしまいました。
シルバー人材センターって…(笑)
返信する
Unknown (KLY)
2012-01-18 23:22:53
あの投げキスはアドリブなんだ~流石は吉高ちゃん!ちと馬鹿っぽいけどそれがまたいいw
トイレシーンは現場で実際に五十嵐さんがトイレ行きたいって言い出して前の部分を開けられるようにしたことで出来たらしいですよ。おまけみたいなもんなんで予告編に使っちゃったのかもしれませんね(笑)
返信する
ミッキー (ituka)
2012-01-19 22:12:51
ロカビリー御三家のひとりと言われてましたね。
ワタシの親の時代かな(笑)
お爺ちゃんになっても唄は健在でしたね~。

本編で最も面白かったのは、学生の前での講演シーンでした。
あそこをどうやって乗り切るのか!
専門用語すら知らなかった3人組が可笑しかったです(笑)
返信する
こんにちは♪ (yukarin)
2012-01-20 12:53:58
「デビルズ・ダブルズ」こっちではやってないのよ(泣)
で、「ロボシー」面白かった~。
中にじいちゃんが入ってるという発想が面白いですね。
暴走しちゃうからいつバレるかヒヤヒヤものでした。

ところでライヴはいかがでしたか?
なんだかセクシー過ぎて凄かったとか(笑)
感想きかせてくださいね^^
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面白かった~ (ノルウェーまだ~む)
2012-01-20 21:57:47
ひろちゃん☆
2本立て続けに観て、ウトウトしちゃったのね。(笑)
きっとお疲れだったのね。

この映画は寝るところ無しよ~
3人のでこぼこコンビが最高でした。
改造したニュー潮風がロボコップみたいになっていて、より笑っちゃった。
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BROOKさ~ん (*^_^*) (ひろちゃん)
2012-01-21 00:27:25
コメントありがとうございます

日本人だからこそ理解できる‘間’ですか!
そうかもしれませんね。
脚本は良かったと思います。いろいろな伏線が
あって、それを回収していましたから
後味がいいって言うのは、映画の必須条件
ですよね

シルバー人材センターって、私も絶句?(笑)
可笑しかったですね

返信する
KLYさ~ん (^_-)-☆ (ひろちゃん)
2012-01-21 00:31:46
コメントありがとうございます

予告編であれだけ流れていた吉高ちゃんの投げキッスがアドリブって驚きますよね

トイレのシーンは、そのような経緯があったんですね。
オマケみたいなものでも、あそこで竹中さんを
使うのはグッドでしたよね
あのシーンしか出ていないのに、インパクト
ありありでした
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itukaさ~ん (*^。^*) (ひろちゃん)
2012-01-21 00:37:34
コメントありがとうございます

おっ!itukaさんも、ロカビリーご三家ご存知でしたか!そそ、もちろん、親の時代ですよね(笑)歌声は73歳じゃなかったですよね

>本編で最も面白かったのは、学生の前での講演シーンでした。

確かに。小遣い稼ぎ、女子大生目当てで来たのに、最大の危機にあっちゃいましたもんね(笑)上手く乗り切れて良かったです
返信する
yukarinちゃ~ん (^^)v (ひろちゃん)
2012-01-21 01:03:45
コメントありがとう

>「デビルズ・ダブルズ」こっちではやってないのよ(泣)

yukarinちゃん好きそうな気がします(笑)

ロボットにじいちゃん入れようとは普通思わないですよね
また入ったじいちゃんがツワモノだったから
大変なことになちゃってね~(苦笑)
面白かったです!

でライブですが、遅くなりましたが、や~~と
記事が書けました。良かったら見てね
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ノルウェーまだ~むさ~ん (^O^) (ひろちゃん)
2012-01-21 01:07:39
コメントありがとう

この映画寝るところなし?やっぱり、私
疲れてたんですねえ~(苦笑)

まだ~むは、楽しめたようですね

ニュー潮風なんて、洗濯機みたいなネーミングのロボットが、ロボコップみたいになるのって
笑っちゃいますよねえ
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