日本男道記

ある日本男子の生き様

究竟涅槃とは

2008年09月12日 | 般若心経解読
究竟涅槃(くぎょうねはん)とは
「この上ないやすらぎの境地」ということ。
究竟は、この上ないという最上級を形容する言葉。涅槃は、煩悩の火が吹き消された状態の安らぎをいう。つまり、貪欲、瞋恚(しんに=怒り)、愚痴の三つの火を滅却すること。
究竟涅槃は、死を意味する涅槃ではなく、生きて悟りを得た菩薩たちの涅槃をいう。
悟りは、覚りとも書き、真理の法に目覚めることをいう。真理の法とは、一つは天然自然および事象や万物のありようそのものであり、それらを、ありのままに洞察すること。二つは、あるがままの自分の心のありようであり、その心を知ることを悟りという。
あるがままの状態を会得するには、さまざまな偏見や疑心を生ずるもとである煩悩を制御して、とらわれのない心の静けさを保つ必要がある。


『仏説摩訶般若波羅蜜多心経』
観自在菩薩行深般若波羅蜜多時、照見五蘊皆空、度一切苦厄。舎利子。色不異空、空不異色、色即是空、空即是色。受・想・行・識亦復如是。舎利子。是諸法空相、不生不滅、不垢不浄、不増不減。是故空中、無色、無受・想・行・識、無眼・耳・鼻・舌・身・意、無色・声・香・味・触・法。無眼界、乃至、無意識界。無無明、亦無無明尽、乃至、無老死、亦無老死尽。無苦・集・滅・道。無智亦無得。以無所得故、菩提薩W〓依般若波羅蜜多故、心無 c礙、無 c礙故、無有恐怖遠離一切顛倒夢想、、究竟涅槃。三世諸仏、依般若波羅蜜多故、得阿耨多羅三藐三菩提。故知、般若波羅蜜多、是大神呪、是大明呪、是無上呪、是無等等呪、能除一切苦、真実不虚。故説、般若波羅蜜多呪。
即説呪曰、羯諦羯諦波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶。般若心経

(出典: 一部 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) 



般若心経 (Han-nya singyou)




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