TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

2020年の営業を終了させていただきました

2020年12月26日 | Weblog
2020年という年は私たちにとって試練の連続でした。
「新型コロナウイルス」という見えない脅威にさらされながらの営業は緊張と覚悟の日々となり、お客様をより安全に過ごしていただけるにはどうするべきか思考とシュミレーションを繰り返しました。

行政は支援策として30%以上売り上げが落ち込んだ月がひと月でもある事業者に支援金の支給を決めました。
多くの同業者が営業時間の短縮や売り上げのコントロールを行なう中、私たちはあくまでもそれに頼らない営業方針を取る事にしました。

嘆きや弱音を吐くことが解決の糸口と言えるだろうか···、全ての人類が同じ環境にいます。
「ピンチの中にチャンスはある」
このような状況の中で生き残る者は何を考え何をするのか、その答えは恐ろしく簡単なものだったと気づきました。
自分だったらどのようなサロンを選ぶか、どういう感染防止対策を望むのか、それを実践すれば良いのではないかと考えました。

意味の無いパフォーマンスだけの感染防止対策よりも、やらなければならない核心をついた対策をするという意見で私たちは一致しました。
二人とも文句は一切言いませんでした。
文句は士気の低下を招くと思います。

一番の対策はマスクの着用を義務付けることと考え、マスクが品薄の中1,800枚のお客様用マスクを用意しました。
できる限りお客様のマスクを利用させていただきますが、マスクを用意出来ないお年寄りや汚れてしまうと取り返しがつかない布マスクのお客様に無償で提供することを決めました。

また、消毒作業をお客様に見ていただくとこで、より安心感を持っていただこうと考えました。

施術に関係ない格好だけのインテリアや高価な装飾はせず、物を大切にし、必要なもの特に見えないところには惜しげも無く経費をかけるというスタンスを自分たちの誇りと考えています。
古い鏡、レトロな店内、ガタついて時々倒れるワゴン、消しゴムで消して破れるまで使う来店者リスト、計算の出来ない昭和のレジスターなど、すべて技術の仕上がりとは関係ない部分です。
お客様からいただく技術料をそんな所に使うのではなく、より良い薬品の導入や薬剤の研究費に使わせていただくのは当然の事だと思います。

できる限りのサンプルを供給してくれ、大量仕入れによるコストダウンに協力してくれるパートナーディーラーがいます。
彼らは本気で僕らをサポートしてくれます。
本当に感謝しています。
また、メーカーもまだ気がついていない薬剤の使用方法など私たちはいくつものテクニックを身につけました。

このようにして、今までを乗り越えてきた私たちには常にお客様方の笑顔がエネルギーとなっています。

いつも格別のお引き立てにあずかり、誠に感謝申し上げます。
本年も大変お世話になりました。
これにて2020年の営業を終了させていただきます。

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年末のご予約状況(12月25日17時30分現在) 最終情報

2020年12月25日 | Weblog
年末のご予約状況をお知らせ致します。
なお、今回をもちまして本年のご予約状況速報を終了させていただきます。

26日(土) 高橋、いっぱいです。山田、午前と午後にカットがお一人ずつ入れます。

27日(日) 高橋、お昼頃と午後にカットがお一人ずつ入れます。山田、午後にカットお一人入れます。

28日(月) 高橋、キャンセル出まして朝一空きました。山田、いっぱいです。

29日(火) 高橋、カットがラスト一人。山田、午前と午後に四人入れます。

30日(水) 2020年最終日
高橋、カットでしたら四人、カラーやパーマに変換可能です。山田、ラスト二枠です。

今年度も残り5営業日となりました。
感染防止に務めつつ落ち着いて良い仕事を心がけて参ります。

なお、新年は6日からの営業となります。
皆様の御来店心よりお待ち致しております。
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関東ふれあいの道 踏破証が届きました

2020年12月24日 | Weblog
女房と歩いた「関東ふれあいの道茨城県コース」の踏破証が届きました。

茨城県のコースは、御前山から笠間、筑波山、研究学園都市を経て霞ヶ浦に至り、佐原大橋までの延長255km全18コースにより形成されています。

女房にとっては、笑いあり涙あり驚きあり感動ありの全線踏破だったと思います。

そして僕はこれにて1,799km160コース完全踏破です。
長かった、そして辛かった。
でも山とは違う新しい楽しみを知りました。


茨城県コースを踏破すると記念品が届きます。
一都六県で茨城だけ記念品を出しています。

開けてみましょう。


笠間焼のタンブラーです。
霞ヶ浦に浮かぶ帆掛け舟、背景には筑波山というデザインでした。

『大切にしようね』と女房が言いました。



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年末のご予約状況(12月21日10時40分現在)

2020年12月21日 | Weblog
※空きが出ました!
28日(月)
高橋、朝からの予約がキャンセルになりました。
あきらめていたお客様、どうぞご利用下さい!



押し迫って参りました。

現在のご予約状況をお知らせ致します。

全日ともかなりご予約が埋まっています。
感染防止の為、いつもより余裕を持ってご予約をお取りしていますが、お客様におかれましても十分ご留意下さいましてご利用をお願いいたします。

空きが出ました。
25日午後に大きな空きが出ました(高橋)。
また、山田は30日午後のご予約がありません。
どうぞご利用くださいませ。

なお、年末は30日まで。
年始は6日からの営業となっております。
成人式は10日(日)と11日(月)の午前中です。
営業時間に変動がありますので、お電話にてご確認下さい。

皆様の御来店心よりお待ち致しております。
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年末のご予約状況(12月18日12時30分現在)

2020年12月18日 | Weblog
取り急ぎ現在のご予約状況をお知らせ致します。

19日(土)20日(日) すべていっぱいです。
その後も高橋は90%埋まりました。

空いている日をお知らせ致します。

山田が27日(日)午後、28日(月)お昼頃、29日(火)午前中、30日(水)午後に空きがあります。

キャンセルや時間変更なども出るかもしれません。
諦めずにお電話下さい。

お待ちしております。
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年末のご予約状況12月17日9時現在()

2020年12月17日 | Weblog
水上でいきなり2mに迫る降雪があり、びっくりしているところです。
今シーズンは降って嬉しいのやら… 複雑な気持ちです。

さて、ご予約状況に変化がありました。
ひとまず狙い目をお知らせ致します。

18日(金) 高橋、午後に空き。
23日(水) 山田、高橋共に午後に余裕あり。
25日(金) 高橋、午後にご予約日の変更にて大きく空きが出来ました。
27日(日) 山田、午後すべてあいています。
29日(火) 山田、午前中すべてあいています。
30日(水) 山田、午後すべてあいています。

感染対策を徹底し最大限の努力を致しております。
お客様にも御協力お願い致します。
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年末の混雑状況 (12月13日8時30分現在)

2020年12月13日 | Weblog
年末のご予約状況をお知らせ致します。

13日(日) すべて埋まりました。
14日(月) 山田、高橋共にあとカット一人の枠あり。
15日16日(火水) 連休です。
17日(木) 予約率80%
18日(日) 高橋午後狙い目、山田朝昼夕と少し空きあり。
19日(土) 山田、高橋共にカット一人の枠あり。
20日(日) 山田、高橋共にカット一人の枠のみ。
21日(月)~25日(金) わずかですがまだ空きあります。

狙い目は
23日(水)、26日(土)、27日(日)山田、28日(月)山田、29日(火)午前中山田、30日午後山田
となっております。

詳細はお電話でご確認下さい。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。
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丹沢 / ミツバ岳~世附権現山

2020年12月09日 | Weblog
あっという間の12月。
サロンワークも毎日忙しくさせていただき、ありがとうございます。

今週は年末の忙しさに備えて、疲労感を感じない山にしました。

新関東百名山に選定された「ミツバ岳」と「権現山」に登りました。

丹沢は神奈川という認識でアクセスとしては近場というイメージでしたが、首都高&東名ということで車が多く快適なドライブとはいきませんでした。

のんびりまったりしてしまう悪い癖が出て、出発は23時となってしまうダメな人。
さらになーんも支度してないというズボラ人間。

そういえば丹沢湖は西丹沢のはずれにあり、あとちょいと行けば静岡でした。
それに高速道路降りてから下道長いです。
それでも急がず慌てずのんびり運転しました。

寺沢橋の駐車場に着いたのが午前2時をちょっと回ったところです。
真っ暗な中、駐車場へ入る入口が狭いのでちょっと『ここでいいのかな?』と思ってしまいました。
明るくなったら別になんでもない程度だったのですが。

朝は6時30分に起きました。
隣に車を停める人の音がしました。
『なんだ?』
カーテンの隙間から覗いてみると、大砲のようなカメラをセットしていました。
たぶん野鳥を撮るのでしょうね。

外へ出て声をかけます。
僕『おはようございます。すごいレンズですね、持って歩いたりも出来るんですか?
カメラマン『いやいや、重くて持ち歩けないよ』
僕『よく来るんですか?』
カメラマン『うん、ここに停める人はほとんどコレだよ』

そういえば駐車場の奥に鹿の立派な角が見えました。
丹沢山系には鹿が多く住んでいます。

ゆっくりと握ってきたおにぎりで朝食を済ませました。
行程が短いので気分が楽なのかな? 割と食欲がありました。

トイレに行きたくなってしまい、一度車でそこを出ました。
公衆便所を見つけて用を足して戻ると、車は3台に増えていました。

すでに大砲カメラが3台並んでいました。
でも、見てるとずっとおしゃべりしてるだけです。
群れが来ないと撮れないのかな?
気長な人じゃないと出来ない遊びですね。


夜のうちは分からなかったけど、少し紅葉も残ってますね。
舗装路を西に向かって歩き「滝壺橋登山口」から入山します。
途中に滝がフォールしていました。


実は、入れたと思っていたGPSデータが機器に入っておらず慌てて大雑把なラインだけ手書き入力しました。

ここの登山道は尾根が広く支尾根もあるので迷いやすいところなのです。
なので、ログを取りながら権現山までをピストンすることに計画変更しました。


いきなりの急登です。
調べて分かっていましたが、これがミツバ岳山頂まで続きます。
距離が短いのでそんなに負担には感じなかったです。
それにしても今日は調子が良いぞ、足が軽いや。


山肌から陽が差し込むと一気にモミジが色を付け、気温が上がりはじめました。
ここで一枚脱ぎました。


急登なので、登ってきたところが見えています。
そういえば富士山も見えるらしいぞ。


この斜面は植林地になっています。
いつも思うんですけど、林業の方たちはここを登り降りするんですよね。
体力付く··· というより山がいるのが普通になるんでしょうか。


尾根に近くなると踏み跡は不明瞭になり、道標だけでは行くことが出来ません。

人間の踏み跡なのか、鹿の踏み跡なのか見極めながら進みます。
それでも登りは尾根を外さないように歩けば大丈夫です。


ミツマタの花が咲くという「ミツバ岳」到着です。
山頂は広くなだらかです。

そして、ミツマタの木がそこら中に蕾をつけています。


これがミツマタです。
黄色い花を咲かせます。
一度は咲いているところを見るべきだなと思いました。


少し休憩したのち「権現山」に向かって進みます。

このように広い尾根です。

行くべき山が見えるのでそちらに行けば大丈夫です。


ミツバ岳から40分ほどで山頂です。
木々が葉をつけていると展望は望めないですね。冬で良かった。
あと、どうやらヒルがいるようです。
鹿が運ぶんだと思います。丹沢にはヒル多いです。

となると、やはりミツマタの花が咲き気温もまだ低い3月頃が最適な時期となりますね。


浅瀬に下る赤破線ルートやはり道迷いが多いようです。
そのまま進んで細川橋へ降りる赤線ルートも考えましたが、ここはGPSのログを頼りに来た道を戻るのが一番安全だと考えました。


戻ると言っても、支尾根に迷い込みそうになることしばし。
ボーっとしてるとそのまま別の尾根に入って変なところに行っちゃいます。
GPS見てても同じ軌跡を辿るのはなかなか難しいのです。


富士山見えました。
けど、写真に撮ると森の向こうにやっと透けて見えるだけでした。


今度は急坂を降ります。
太陽が射し込むと湖面は蒼くなります。

駐車場に戻ると大砲カメラ陳列とおしゃべり大会はまだ続いていました。

車の中でカップ飯を食べて、何処にも寄らずに帰ることにしました。
そういえば長女が『スノボウェアを買いに行きたいと言っていたので、早めに帰って連れて行ってあげようと思いました。

自宅には15時過ぎに着きました。

今は大型店でもスキースノーボード用品を扱わないお店が増えています。
若い人がやらなくなってきてるみたいです。
そんな中、三件目でようやく手に入れることができました。
こうなると早く滑りたいでしょうね。
もちろん感染しないさせないは絶対条件で。

歩行距離 9.1km
累計登坂標高差 +913
所要時間 3時47分
17,600歩













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年末の混雑状況(12月5日現在)

2020年12月05日 | Weblog
12月5日18時現在のご予約状況をお伝え致します。

6日(日) 高橋、空きなし。山田、カットのみあと4名。
7日(月) 高橋、朝一と昼、夕方にカットのみ空きあり。山田、昼過ぎカット、夕方パーマカラー可能。
9日(水) 穴場、空き多し。
10日(木) 高橋、昼前後に空きあり。山田、穴場。
11日(金) 高橋、午後空き多し。山田穴場。
12日(土) 高橋、残りカット1名。山田、カット残り2名。
13日 高橋、カット残り2名。山田、同じく残り2名。
14日(月) 高橋、予約率80%。山田、予約率40%
15-16日(連休)
17日(木) 高橋、残りわずか。山田、予約率50%
18日(金) 高橋、午後に空きあり。山田、朝一と午後に空きあり。
19日(土) 夕方に少々空きあり。
20日(日) ほぼいっぱいですが、まだ少し入りそうです。
21日(月)、23日(水)、26日(土)、27日(日)はまだ入れる隙間あります。
24日(木)、25日(金)は予約率50%です。
28日(月) 高橋、いっぱいです。山田、ガラガラです。
29日(火) 高橋、ほぼいっぱいです。山田、超ガラガラです。
30日(水) ラスト営業日/高橋、午後空きあり。山田狙って下さい。

皆様の御来店心よりお待ち致しております。


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関東ふれあいの道 茨城1(茨城県完結編/全線完全踏破)

2020年12月03日 | Weblog
ついにこの日が来ました。
妻は「茨城県完全踏破」僕は「一都六県完全踏破」、同時に達成です。

思い起こすと4年前、女房とウォーキングする一つの目標として始めた「関東ふれあいの道」ですが、すべて踏破するのはそれなりに大変でした。

茨城県コースは比較的簡単な方ですが、筑波連山縦走という難関があり、そこをどう歩かせるか(女房を)作戦を練って長期計画を練りました。

まず歩き易い平地が多いルート、かつ交通機関を利用して「お出かけ気分」を演出できるコースから手をつけることにしました。

あまり遠くなく、地理的にもよく知っているところを改めて掘り下げていく楽しみは新鮮でした。
疲れるけれど歩いたあとの達成感は毎回訪れているようでした。

さて、それでは今回のお話です。


朝は6時に起きることにしていました。
僕は普段起きる時間よりも少し遅いので、さほど大変ではありませんでしたが、女房は寝坊していました。
まあ急ぐ旅でもないので、スッキリ起きてもらいましょう。

6時半頃モソモソと這い出して来ました。
『さ、行くよー』っておいおい、後から起きてきてそう言うか。

見事に朝の通勤渋滞にハマりながら高速道路に吸い込まれていきました。
僕の運転はゆっくりで、安全運転焦らず行く感じでした。

「道の駅かつら」に車を停めました。
相変わらずキャンプやバーベキューを楽しむ人々が来ていました。
中には夫婦で楽しむ姿があり、とても微笑ましいと思いきや『何やってんのよー』と叱られている旦那さんに苦笑いしました。

タクシーを呼びます。
前にもお世話になった「御前山タクシー」さんに来てもらいました。
電話して靴を履き替えている間に到着するほど近くに営業所があります。

地図を見せて『旧下飯野バス停に行って下さい』と言うも、よく分からないようなので『新那珂川橋を渡ったところです』と言うとすぐに理解してくれました。

ここは栃木県コースとの接点です。よく覚えている場所でした。

バス便は廃止になり、アクセスはタクシーに頼るのが一番簡単な方法です。

9時17分スタートしました。
那珂川沿いをたどるように舗装路を少しずつ高度を上げながら進んでいきます。

股関節の変形性関節症の持病がある女房、よくここまで付き合って歩いてくれました。
茨城県コースだけでも255kmあるので、頑張ったと思います。


画像は「霞たなびきたる山際」に見えますが、実はこれ「野焼き」に近い状態での自家焼却です。
消防法で禁止されているはずですが、地域全体がそういう環境を作り出しているのかお互い様と言わんばかりの煙害です。
洗濯物とかもスモーク仕上げになると思うんですけど。


山林の間を抜けていく山道が終わると集落に出ました。
その先にダムがありまして、農業用水として水が乏しかった地区や台地に利用されます。

そのダムの門扉(もちろん立ち入り禁止の柵あり)の前にひっそりと置かれていたこのまん丸い石。
気がつく人はどれだけいるのかな?
「触ってあげましょう」と言われても、今はコロナ渦の真っ最中なので、あまり影響はないと思いますがなんとなく触らずにおきました。

相変わらず女房はおしゃべりです。
普段はこんなに喋らないと思うんですけどね。やっぱり外に出ると人間変わるんですね。

今日は「相棒」を持ってきました。
※相棒とは···女房がウォーキングの時に見つけた木の枝のことです。握りやすく振り回すのにちょうど良いバランスで、これを振り回したりしながら歩くことでリズムをとっているようです。想像すると一種の障害があるように感じますが、一つ屋根の下に住んでいて今のところそう言える決め手はないです。一度僕がヘマをして折ってしまい、新しい相棒を見つけてきたがやはりしっくりせず、テープを巻いて補強して再び使っているという価値の高い枝なのです。

この「相棒」と歩くのももしかしたら最後になるのかな?


やがて道は方向を変え、坂道を登り始めます。
行き着く先には「御前山青少年旅行村」がありました。
なかなか広い敷地にバンガローなどが設置されていました。

その裏手にはハイキングコースの入口があり、ルートはそこから御前山を経て那珂川橋まで登山道となります。


残念ながら青空にはならなかったこの日、それでもこの落ち葉のサクサクした踏み心地は焼きたてのパイを食べているかのような音を聞かせてくれました。

なかなか悪くないペースで歩く女房。

アップダウンの小さな尾根道はいい具合に続いていきます。何キロもの距離を緩いアップダウンで歩ける山ってそんなにないので、貴重なルートですね。

女房はしきりに『いい道だ〜、御前山気に入った』と言っていました。

やがてラストコースポイントの「展望台」に到着です。


これにて18ヶ所のチェックポイントをすべて通過したことになります。

展望台の上から見る景色は物凄くはないけれど、いくつもの思い出が見渡せるような気がしました。


『やっほー』と言ってみました。
「やっほー」は女房の専売特許だけど、ここでヤレと促されて写真まで撮られました。
笑いの声が麓まで聞こえてしまったかもしれません。


その先も同じような稜線が続きました。

展望台から下ると話し声が聞こえます。
十数人のトレッキングツアーなのかな?
名札を下げた方を先頭に、年配の方たちとすれ違いました。
団体は二つに分かれて進み、東屋での休憩人数を調整しているようです。

夏は暑くてたまらないかもしれませんが、虫が多くて嫌かもしれませんが、晩秋から春先にかけて軽い山歩きを楽しむにはとても良いコースです。

那珂川大橋のたもとから入ると、急斜面を登りで行けるのでおすすめです。
下山後は青少年旅行村から舗装路ですから下りが苦手な人もだいぶ楽に歩けるのではないかと思います。


こうして「関東ふれあいの道茨城県コース」に僕らの足跡が刻まれたのでした。

4年7ヶ月の歳月が流れてしまいましたが、その間僕は神奈川県の三浦半島からスタートし、東京、埼玉、群馬、栃木、そして友人と歩いた千葉の全線を歩ききってこの日このコースをゴールにする事に決めました。

苦しかった、痛かった、辛かった、怖かった、そして大笑いした··· いろんなことがあったけど歩き切れて本当に良かったと思いました。

お疲れ様ね。
そして踏破おめでとう!


歩行距離 14km
累計登坂標高差 +745m
所要時間 5時間
26,000歩









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