TINKERBELL BLOG

茨城県取手市「美容室アトリエティンカーベル」ティンカーベルのスタッフを身近に感じていただければ嬉しいです

テレマークレッスン(今シーズンラスト)

2020年02月27日 | Weblog
いつものように前夜発。
そしていつものように運転中眠くなりました。

塩原の道の駅まで行けそうでしたが、安全を優先して矢板北パーキングで寝ることにしました。

5時間ほど寝れるはずでした。

まだ午前5時にならない頃かな? けたたましいサイレンを鳴らした緊急車両が何台も通り過ぎます。
そしてパーキングエリア内にも赤色灯が回り始めました。

そうです。
ニュースで見た方も多いと思いますが、東北道の車6台の事故。
まさにその時、直前の矢板北パーキングで足止めをくらいました。

お巡りさんに状況を聞きます。
鹿沼から応援に来たそうです。

車線内にいる車は、その手前で待つしかないようで、パーキングエリア内で待った方が負担が少ないと言われました。

テレマークの先生に連絡します。
「ちょっと、いやだいぶ遅れてしまうかもしれません」
先生は「急がないで、こちらは大丈夫です」と返信してくれました。

水だけ買ってお湯を沸かし、朝ラーメンを作りました。
車内の清掃や便利アイテム取り付けなどをして時間を潰します。

8時半を過ぎた頃、パトカーが移動し通行止めの表示が下ろされました。
一台二台と出口に向かいます。
それに続いて四台目で出ました。

昨夜午前1時に乗った高速道路、たった一区間に8時間かかりました。

事故現場はまだ事故車両が寄せられたままになっていました。
中には前も後ろもなくなっている乗用車もありました。

単独で事故を起こして追い越し車線に止まっていた軽乗用車に後ろから走ってきた大型トレーラーと乗用車が突っ込みました。

その後、軽乗用車から降りた女性が走ってきた別の乗用車にはねられ、意識不明の重体だということです。

さらに女性をはねた乗用車に別の大型トレーラーが追突するなどしてこの乗用車のドライバーも意識不明の重体となってしまいました。

車は便利ですけど、怖いですね。
たった一台の運転ミスがまさか多くの方の人生を変えてしまうとは。

気を引き締めて高速道路を降りました。

道路に雪は無く、塩原を過ぎると車は激減しました。
スピード抑えめながらちょっと急ぎます。

スキー場到着は30分遅れの10時でした。
思ったより早く着きました。

女房から連絡あり、事故の詳細が分かったのはこの時でした。
また本開通は11時頃になったということです。

気持ちを切り替えてスクールスタートです。

今日は今シーズン最後のレッスン日となります。
少しは進歩出来ただろうか⋯。

ベーシックな練習から始まり、緩いコブ斜面までやりました。
『高橋さん、カラマツのコブに挑戦してみましょう』
えー待って下さいよ、ちゃんと滑れたことは1度もないですよ⋯ そんな事を思いながら言われた通りに滑ってみます。

あえなく3ターンで発射。
やっぱりな⋯。

先生がアドバイスしてくれますが転倒。
出来るようになれる気がしません。

先生がお手本を見せてくれます。
下から身を乗り出して見つめると⋯
『あ!滑るラインが違う。そうか、そこなんだ』今まで僕が滑ってきたラインと違うじゃないですか。

見えました。

『もう一度いきますか?』
本当は上部から一本滑って本日のレッスンは終了するはずでしたが、僕の様子を見てそう言ってくれました。
『お願いします!』

いきなり訪れた新しい感覚。
制動をきちんとかけながら、半分ぐらい通して滑る事が出来ました。

先生とはここで別れ、僕はこのままこの感覚を磨くことにしました。

何本も何本も行きました。

『見える。見えるぞ自分が滑るべきラインが』

やがて空が泣き出し本気の雨が降り出しましたが、リフト終了まで滑り倒しました。

ウェアはびしょびしょ、ゴーグルの中まで浸水。雪は最悪でしたがやめる気になりませんでした。

今日の練習の効果はまた来週確かめたいと思います。
先生、また来年もよろしくお願いします。ありがとうございました。
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店内消毒済みです

2020年02月26日 | Weblog
新型コロナウイルスで世間は大騒ぎですね。

決して他人事ではないと思います。
多くの人がお越しになる場所では対策と、個人の意識が必要です。

当店におきましても複数のお客様がお触りになる「取っ手、ノズル、トイレのレバー、便座、セット椅子の肘掛け、手鏡」など抗菌してあります。

なお、御来店のお客様はマスクの着用が出来ないため、こちらサイドでマスクを着用しています。
(2020.6月追記 現在マスクはお客様にも着用をお願いしています)

また、お外しになったマスクはこちらで用意したビニール袋にお入れ下さい。
その後手指の消毒を行っていただきます。

スタッフもお客様も感染防止のための努力をして参りましょう。

安心出来る美容室でありたいと考えています。
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パウダー来たー!

2020年02月20日 | Weblog
一日目終了とともに「白樺の湯」へ。
混んでます。

やっぱり雪が降るとこの辺の住人が集まってくるようです。
普段の滑りからは想像できないぐらいの普通のおじいちゃんです。

ところが⋯ ムッキムキ。特に脚ね。
やることないからスキーしてくるわ的な感じでしょうか。ちょっと憧れたりして。

その後はいつもの「ペンション森のこびと」でコーヒーいただき、駐車場をお借りして車中泊します。

しかし、何回寝たかなーこの車。
年間50日は寝てると思うから、300回ぐらいかな?

一応7時半ごろ起きるつもりですが、それにしても10時間は寝れそうです。
やることないですしね。
でも途中で起きちゃうんだろうなぁ。

相変わらず雪は降り続いています。
こりゃ明日もパウダーだな。ふふふ。

寝ます。

やっぱり途中起きました。
時刻は4時でした。
やることないので、明日の朝面倒くさくならないようにと車の雪を下ろしてみたりしました。

その後しばらくスマホ見たりしてましたが、もう一度寝ることに挑戦しました。

寝れました。

予定通り7時半です。
雪はほとんどやんでいました。
かるくサラ〜っと舞っている程度です。
結局ドカ雪にはならず。

朝食はパンと日産のイケメン営業マンのキヨカ〇さんからいただいた薄味コーヒー、そしてお客様のタダ〇さんが作ってくれたサツマイモとレーズンとパイナップルの甘い♡サラダ。
なんで僕がレーズン好きなの知ってるんだろ。

道路は除雪車が来たらしく、すっかり綺麗になっていました。
まったく気づかず爆睡だったようです。

ペンションでモーニングコーヒーをいただき、トイレを拝借。乾燥室をお借りしていたのでウェアもカラカラに乾いていました。
いつもありがとうございます。

さあ、行くべ。

とりあえず雪はもっさり積もっています。
太い板にしようか迷っていたら、マスターが『ここで使わないと使う日無いんじゃないの?』と。
それもそうだな。

1本中斜面を滑ったあと、山頂行きのリフトが動いているのを見ました。
斜面にはまだシュプールがない、こりゃ大変急がなきゃ。

リフトに乗ると目の前には3人のスノーボーダーがぶら下がっているだけで、その先には誰もいないのです。

スノーボードは履く手間がかかるから、もしかしたら一番にラインを引けちゃったりして。
幾分興奮しながら目指すバーンへ向かうと、ありゃりゃもう何本か滑った跡が付いていました。ま、そんなもんよ。

さて問題は、いくらパウダーとはいえ山頂からのこの斜面、テレマークに転向してから滑り通せたことがないのです。
はたして今日はどうなるか。

うかうかしてるとあっという間に潰されてしまうので、行くかないのです。
思い切って1段目をドロップイン。
あれ?けっこう滑れてるぞ、そのまま転ばずに2段目へ行こうとした瞬間『タカハシさーん』とリフトから声がかかります。

あ、ダイちゃんじゃん。
ダイちゃんとはマディーフィルムのダイちゃんね。
久しぶりだなぁー。
降るとどこからともなく現れる、雪の匂いがわかる人。

さてドロップイン2段目。
おー、パウダーになるとなんとか行けるぞ。
なるべく勢いだけで突っ込むのをやめて、フワッフワッと浮き沈みを意識してみると、適度に制動がかかってくれました。

転んだっていいんだ。
だっていつもの事じゃないか。
何も臆することはないのだ。
そう言い聞かせると気楽です。

初めて通して転ばずに滑り降りることが出来ました。なんか嬉しかった。

2本目上がると、ダイちゃんが待っていてくれました。
そこにマスターが合流して皆で滑り降りると、そこに1人の若者が声をかけてきました。
『僕、たかつえのスタッフなんですけど、かっこいい人を盗撮させてもらってるんです。差し支えなければインスタとかにアップさせてもらっていいですか?』と。
ということは写真撮ってくれたとか。

『テレマークかっこいいですよねー。僕もやってみたけど難しすぎて無理でした』とも言っていました。
僕はインスタやってないけど、彼の写真に興味が湧いてインスタのアプリをダウンロードしようとしました。
すると、すでに入ってるじゃん。
知らないのは自分だけだったようです。恥ずかし⋯。

アカウントを聞いていたので、休憩時に探してみました。
あったあった。
へ〜綺麗な写真ばかりじゃん!
星空なんかや自然を撮っていて、被写体の好みも僕と同じです。
フォローさせていただきました。

休憩後は板を普通の太さのものに変えて、通常の練習に戻ります。
他の三人とは合流できず、一人で黙々と内足を軸にゆっくりと捻り戻しの練習をしました。

空は青空になり、急速に雪が沈んで行きます。
そういえば、今朝今シーズン初めてのピステンがかかったバーンを滑りました。
ホント言うと降雪後はピステンかかってない方が好きだけど。

何本も同じバーン、同じラインで滑っていました。普通ならだんだんとコブになっていくんですが、今日は雪が締まりすぎてそう簡単に削れてきませんでした。

リフトからおりると『あ!』さっき写真撮ってくれたスタッフの方、ホダ〇さんと偶然また会いました。
彼『さっきフォローしてくれましたか?』
僕『はい見つけましたー』
彼『インスタからメッセージで画像送れたら送信しときます』
僕『ありがとうございます。嬉しい』
彼『また会うと思います。その時はよろしくお願いします』
そう言ってくれました。

本当に彼の写真は僕好み。
お店に飾りたいぐらいです。
こんど聞いてみようかな。

さすがに雪も悪くなり、肉体も疲労の限界に来てしまいました。
残り1時間というところで上がりました。
もっとやりたかったけど、滑りに悪いイメージが出てきてしまったので、やめました。

上がったあと頑張れなかった自分が悔しくなりました。

風呂入って、マスターにコーヒー入れてもらって雑談してたかつえを後にしました。

途中、お湯を沸かして大好きな焼きそばとコーヒーでお腹を満たしました。

あ、
食べちゃった。
そういえば先週同級生と行った蕎麦屋が美味しかったので、また寄ろうと思っていたのに⋯。 また来週だね。

来週は今季最後のレッスンです。
雪質が変わる時期です。また新しい課題にぶち当たることになると思います。

画像はホダ〇さんが撮ってくれた一枚です。
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降ってるよ〜

2020年02月19日 | Weblog
当てました。
丸一日降りです。

今週は連休なので、明日も期待出来そうですよ。
ただ、前日までは異常な暖かさでザラメになった程溶けたらしく、パウダーの下はガリガリの岩のようでした。

もう少し降雪が欲しいところです。

そして今日は今期二度目の極太板を出しました。
練習はパウダーランに変更し⋯
というより、あまり機会がない新雪に興じることにしました。

いつものように出発は前夜。
ちょっと出るのが遅くなっちまったかな。
眠くなりながらも矢板北パーキングエリアに停めました。

朝はゆっくりめの6時45分起床。
空は晴れ。
ですが、那須方面は雪雲の中です。
天気の境い目は不思議なほど素敵な景色です。

それを横目に見ながら車を走らせます。

前日にお客様のヤヨ〇ちゃん(幼なじみです)から戴いたパンをかじりながら、いつものホームゲレンデたかつえスキー場に向かいます。

だんだん雪になり、路面も白くなって来ました。

その雪、結局止むことはなく降り続きます。

ペンション森のこびとのマスターから電話がかかってきました。
『寒くてさー、スペーシアに入っちゃった』
マスター痩せてるからなー、保温力ないんでしょう?

二人でコーヒーを飲むのがお決まりの休憩コースで、チョコレートケーキを半分ずつ食べました。

よし、2回戦。
僕らは端っこの雪だまりばかり滑っています。
『けっこういいね。浮く感じがある』とマスターが言います。

そういえば、スペーシアに入った時のマスターの顔が少年のようにツヤツヤしていました。
久しぶりの雪が嬉しかったのかな?
それにしても本当にいつまでも若いというか、普通に友達の感覚です。

テレマークだってまだまだマスターの方が上手いし、スピードだってビュンビュンなんですよ。
僕もこんな風になりたいなぁ⋯。

そして今日の収穫は⋯
疲れにくくなってきました。
何が変わったのか分かりませんが、多分内足ターンのおかげなのかな? と。
あと、パウダーランの浮き沈みが分かってきました。
それからそれから、身体を前に出す感覚が少し分かったようです。

まだまだ失敗も多いけど、少し力が抜けた滑りが出来るようになりました。
たぶん、たまたま今日はそう感じただけなのかもしれませんが、今まではそれすらなかったので嬉しいです。

テレマークの先生に質問しました。
かなり突っ込んだ厳しい答えが返ってくるようになりました。
これをまた頭に入れて滑ることにします。

楽しくなってきました。
明日も頑張ります。
そして今日もラストまで滑り倒しました。
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同級生と行く『オイラをスキーに連れてって』その2

2020年02月14日 | Weblog
テレマークスキーを履いた彼、ビンディングにブーツをはめる動作ももちろん初めてです。
どうやるかも分からないのは当然です。

スキーを履いて立ち上がると⋯
『うわっ、何だこれ。かかとが浮いているってこんなに不安定なの?』と。

そうなんだよ履いた瞬間不安になるのですよ。
僕『立ってるだけでつらくない?』
彼『やばい、やばい、恐い』

緩いところを一本滑ろうと思います。
リフトの乗り降りすら緊張している彼。
もう何万回も乗ってるリフトも『まるで初めてスキー履いた時みたいだ』と言っています。

僕が見ている分には普通にリフトの乗り降りをしていました。

彼『これ、足揃えちゃいけないの?』
僕『別にいいんだよ、でも最終的に効率よく滑るには前後を入れ替えながら滑ることになるんだよ』
彼『時々ゲレンデで見かけるテレマークの人は割と高齢で、かなりゆっくり滑っているからさ、そういう人がやるものかと思ったよ』
僕『テレマークはね、山歩きに特化した造りになっているんだよ。登って滑るにはやっぱりテレマークがいいと思うんだ』
彼『じゃ、俺がやってみたいバックカントリーはみんなテレマークなの?』
僕『みんなじゃないけど、山ではテレマーク比率の方が全然高いよ。爪先が曲がるブーツだから歩き易いしね』

彼の滑りは、やっぱりテレマークとアルペンは別物らしく、産まれたての子鹿のような滑りでした。
全くもって僕の始めた頃そのものです。

いつか彼と登って滑る、つまりスキーでの登山をしようと話しました。

食事の時間です。

学生たちの集団でレストハウスは満タンです。
こんなことはここしばらく見たことが無い。
やっぱり休日は凄いんですね。

普段暇すぎてボーっと立っているだけのレストランのスタッフ達の顔も、真剣そのものです。

二人でラーメンを食べました。

そしてまた昔話になりました。
彼のことをよく知らなかったし、気になっていた事もあったので聞いてみました。
とても素直に飾らない言葉で色々話してくれました。
僕もついあの頃自分の家庭環境が悪かったこと、僕が今こうしてやっていられるのは中学時代の恩師がものすごく気にかけてくれたこと、その後の人生における苦難などをついついたくさん話してしまいました。

彼は『なんか一つのドラマみたいだね。目頭がやばくなったよ』と言ってくれました。
彼のことを昔からの大親友のように感じた瞬間でした。
カッコつけない優しい言葉に彼の内面を見ました。

彼は『コミニケーション障害というか、人との付き合いが苦手だった』と教えてくれました。
そうだったのか⋯。
長い時間をかけて長いトンネルを抜けたんだね。今の君はとても魅力的だよ。

さて、午後の部いきますか?

人生最初で最後?のテレマークスキーを脱いで、自分の分身(彼のスキー板)に履き替えました。『おー、楽〜』

午後は不整地に行ってみたりしました。
もちろん僕は転倒の嵐です。
彼は水を得た魚のようにすいすいと降りて行きます。

カッコいい〜。

同級生たちの『動画が見たい』というリクエストに答えて、彼の最上級の滑りを追い撮りしました。
追い撮りね、フリースキー時代に散々やったな〜。
なんとかついて行けた⋯ いや、彼は抑え目に滑ってますね。分かりますよ、だって彼はレースもやってましたからね。
テレマークの僕がついていける訳がないです。

そして、最後に『ケンちゃんの動画も撮ろうよ』と言ってくれました。
山でもスキーでも「撮ってあげる」と言われたことは数少ないです。
実はちょっと「たまには自分の滑りも見てみたいなぁ」と思っていました。嬉しかったです。
いい奴ですね。

結局、ほぼラストまで滑っていました。

その後は温泉に入り、帰り道で蕎麦を食べました。
これがけっこう美味しくて、また寄りたいと思いました。

それぞれの車で帰ります。
彼『あー楽しかった。ありがとう』と言ってくれました。
こちらこそありがとうございました。

再会を約束して別れました。

その後の運転はやっぱり眠くなり、コンビニの駐車場でどっぷり寝てしまいました。

カタ〇君、今回は僕も本当に楽しかったです。
次は北アルプスのあそこの稜線歩きね。


おしまい。
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同級生と行く『オイラをスキーに連れてって』その1

2020年02月13日 | Weblog
先日の同窓会で久しぶりに皆に会いました。
それぞれがすっかりそれなりの歳になっていい味出してます。

昔話に盛り上がるなか、僕には会ったらぜひ話してみたい人がいました。

なかなか僕には難しく感じていた彼、でも何故か趣味の志向が一緒なのです。
好みの女性のタイプも同じだったし、ここはいっちょ思い切って話しかけてみるか⋯。

僕『どうも、久しぶりです』
彼『おっ、元気?』
僕『うん、なんかさ山行ってるんだって? だいぶあちこち登り散らかしてるみたいだね』
彼『んなことないよ、なに?ケンちゃん(僕のことね)も登るの?』
僕『うん、冬はスキーしてるけどそれ以外はあちこちの山に行ってる』
彼『へー、今度一緒に行こうよ』
僕『いいよ。でも俺ついていけるかなぁ』
彼『待ってよ、俺こそゆっくりで迷惑かけると思うんだ。それとスキーも行こうよ』

しばらく他の同級生たちと話したりしていましたが、彼と目が合うと「ここに座ってよ」と自分の隣を指さしています。

彼『スキーはどこ行ってるの?』
僕『たかつえがほとんどだよ。昔ザウス(過去に船橋にあった人工スキー場)で君を見かけたんだ。声掛けられないほど上手くてレベルが違ってた』
彼『なーんで、声掛けてよ』

⋯待ってくれ、僕は君にスキーはかないっこないし、気安く話しかけられる雰囲気なかったし⋯

僕『だってクラウン(スキー検定最上級)の人と一緒に滑ったら俺が惨めじゃん』

実際にクラウンとは知らずに言ったら、本当にそうでした。

彼『そんなことないよ、昔の話しさ。今はそこまで体力が無いよ。今度一緒に行こうよ』
僕『またまた〜俺を安心させといて見せつけるんだろ? そんじゃいつ行けるのよ』
彼『休みは火曜日だっけ?』
僕『あっ!今度の火曜日なら祝日じゃん、休みだろ?』
彼『今度の火曜日って、3日後じゃないかー』
僕『そだよ。まあ行けそうなら連絡してよ』

ありゃりゃ、俺何誘ってるんだろ。
いつものように一人で練習すればいいじゃないか。
でも、なんか彼、顔つきが優しくなっていて話し方も柔らかい。ちょっと嬉しくなって、いろいろ話しました。

僕『じゃ、その気になったら連絡してよ』

そう言って同窓会は終了
当然のことながらスキーに行くという話は「永遠に来ない大人の口約束」だと思っていました。

そして月曜日。
なかなか来ない連絡に『やっぱりこうなるよね』と思っていました。
仕事の合間に一応連絡してみます。

しばらく経って返ってきた返事は『行くつもりです。よろしくお願いします』と。

えーっ!マジで?

よーし、こうなってら下手くそな俺をトコトン見せつけてやる!
目の前で派手に転んでやるだけさ。

その夜、午前1時に塩原の道の駅に着く予定だということでした。
道の駅に着いてみると彼の車が先に到着していました。
とてもワクワクしました。

隣に停めようと思いましたが、エンジン音で起こしてはいけないと思い、少し離して停めました。

寝床を作って寝ます。
7時に起きる予定です。

朝。

少し早く起きて彼の車の脇に移動します、
なんとすでに起きていて、トイレに行っていたのか向こうの方から満面の笑みを浮かべて近寄ってきてくれました。
本当にいい顔になったな⋯。

僕『おはようございます。今日は付き合わせてしまってすみません』
彼『いやいやこちらこそありがとう』

僕の車に荷物を乗せてもらい、一台で行くことにしました。
話は尽きません。
あっという間にスキー場に到着しました。

僕『テレマークの体験してくれるんだろ? それにしてもまさかブーツのサイズまで同じとは思わなかったな。はははは』
彼『趣味も同じだし、まさか同級生と来れるとは思わなかったよ。俺たち似てるのかもね嬉しい』と言ってくれました、

とりあえず彼には自分のアルペンスキーを履いてもらい、その滑りを見せてもらうことにしました。

たかつえスキー場のメインバーンにアクセスします。
僕『さ、いっちょかましてもらおうかな』
彼はもたもたせずに一気に行きました。

おー速ぇ〜。
さすがクラウンの滑りはキレっキレです。
着いて行くのがやっとの状態でした。

数本滑って一度ゲレンデベースに戻ります。

彼『じゃそのテレマークってやつに履き替えようかな』
僕『おっ、いきますか?』

さて、クラウンほどの足前はテレマークスキーに乗り換えるとどうなるのか。
もちろん彼は初体験です。

画像はクラウンの滑りです。


その2へ続きます。
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晴れのち雪

2020年02月06日 | Weblog
火曜日は水回りの修理のため何も出来ずでした。
所要時間は7時間と大変な工事でした。

シャワーホースからコック、サーモスタットと配管も交換です。

なんてったって32年にもなろうとしているのですから、仕方がないですね。

今交換しないと僕の美容師人生が終わっちゃうので、思い切って投資することになりました。

配管は腐食が激しく、パイプに穴があく寸前でした。こういう時は無理に磨いたりしない方が良いらしいです。

そして、翌日はスキーです。
予報は昼過ぎから雪。
ちょっとズレてくれればいいのにと思っていましたが、ピッタリ当たってしまいました。

よってガリガリ。

まあこの日の練習はひねりと吸収ですから別にパウダーじゃなくてもいいかもね。

ブーツを新調しました。
6年使ってインナーがボロボロです。
テレマークの先生に聞いて、おすすめのブーツを買いました。

インナーは熱形成です。
自宅のオーブンで焼き、自分でやります。
どうしても他人を信用出来ないのです。
今まで焼いてもらって上手くいったためしがありません。

夜中にゴソゴソとやりました。
よし。
上手くいったぞ。

これを持って勇んで出発です。

本日の宿は「道の駅湯の香しおばら」。
割と空いていました。

朝食はおにぎり1個と菓子パン半分。
お昼にガッツリ行こうと思っています。

スキー場に到着すると、お世話になっているペンションの長男さんが連絡くれました。
「一緒に滑りませんか?」と。

広いスキー場、なかなか会えずでしたが、3時間ほど行動を共にしました。

彼が帰ったあと自分の練習に没頭します。

ところが新調したブーツの具合いが悪い。
遊びが大きくフィット感にかけ、爪先がブーツの中で泳いでしまいます。

早々に古い方に交換しました。
焼き直しだな⋯。

シェルを5ミリ大きくしたせいもあるかもしれませんね。
当たりを恐れ過ぎたようです。

カント調整もバッチリだと思っていましたが、ダメでした。
コテコテ転んでいました。

あまりに転ぶので、脳に障害が出たのかとちょっと心配になりました。

空は灰色になり、吹雪さながらになっています。明日まで降り続くといいですね。
なんせ積雪が増えないもんでね。

それにしてもスキー場空いてます。
まずいですね。
休憩したレストハウスもガラガラ(画像)でしたよ。

誰もいないのを見計らってジャイアントのコース(急傾斜のコブ)に行きます。
だって恥ずかしいもん。
今日ここをは8本ぐらい滑りました。
転ばない時はありませんでした。

ダメだ。
来週また仕切り直ししますね。

今日もリフトが止まるまでやったので、帰り道は暗くなり激雪で運転が大変でした。
前後に車がなく、ゆっくり車を走らせました。

そして自宅に帰るとすぐにブーツインナーを焼き直しました。
今度こそ!って感じにフィット感を高めました。
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