HAPPY-GO-LUCKY!

E・コッカーと戯れる浪費派リーマンのゆるい生活

IWGP!の巻

2019-08-26 20:49:00 | 本と雑誌

IWGPって知ってるかい?

「池袋ウエストゲートパーク」。
石田衣良って人が書いた小説さ。
 
あの池袋が舞台。西麻布でも永田町でもない。
頭のいい奴、生きるのが上手い奴には縁がない街かもな。
 
でも、ストリートの匂いや熱に敏感な奴、そう、アンタなら分かると思うよ。だから、ご紹介さ。
 
 
 
 
これは、池袋を舞台にした、ストリートの物語だ。「今」を映してると言えるし、脆いけど崇高なまでに強い「人間」ってものがそこにあるかもな。
 
主人公はマコト。そしてマコトのダチは、池袋のギャングを束ねるキング・タカシだ。
 
彼らだけじゃない。それぞれに陰影のある登場人物は、物語をジェットコースターのように滑らせ、時に脱線させようとする。
 
そのスピード感は、流行りのファッションどころか、白い粉やイカしたビート以上のものだよな。
 
この文頭を読んでみなよ。
魂のどっかを持っていかれちまうだろ。これを読んでページを閉じる奴はどうかしてる。文章ってのはこれだ。そう思うよ。
 
 


そしてこの街で走り回って傷ついて、時に涙を流すマコト、そしてタカシ。ただ、奴らはありのままの自分でありたいだけなのさ。
動き、跳ね回る時代の中で、必死に自分を守ってる。自分の中で変わらない軸を守ろうとしてる。
 
 


 
それは本当に難しいことだ。だって、アンタだって、自分らしく生きるって大変だろ?
アンタに「軸」はあるかい?
今、それを持っていることこそが、まさに勇者なんじゃないかな。
 
時代にアジャストするのもいい。でも、何か硬い、誰にも侵されない部分を守り続けることも大事。池袋のストリートで紡がれるこの物語には、俺たちがリスペクトすべきそれがあるのさ。
 
だから、55歳の俺も何度も何度もこれを読む。そして、なんだか勇気が湧いてくるんだよな。
まあ、歳をとって、一度読んだストーリーを忘れちゃってるってこともあるんだけどな。年寄りの特典。
 
せっかくだから、最後に俺が好きなフレーズをいくつか紹介しよう。
 
この本に出てくるのさ。
 
 


マコトを大切に思うからこそ、タカシは火の粉が及ばぬように気を使う。
 
それに対し、マコトは怒り心頭だ。
 
 


 
「ほんとに危ない橋を一緒に渡り、どデカイ損を一緒に被る。それがダチだろうが」と。
 
そして暴力の嵐が過ぎ去った後、タカシの本音が明かされるのさ。
 
 


タカシはマコトに言う。
「俺には一緒に火のなかに飛び込んでくれるダチがいるが、あいつはいつもひとりぼっちだ。いいか、マコト。そいつはおまえが考えているより、ずっと大きなことだぞ」。
 
まさにその通り。
35年、組織の中でやってきた俺だけど、幸い今、そう思える奴はごくわずかいるよ。
だからこそ、俺はこいつらのためにやる。組織という、生き馬の目を抜く「ジャングル」の中でね。何を失ってもそいつらを守っていく。
そして、一緒に火の中に飛び込んでくれる奴らをこれからも探していくのさ。
 
などと、今回はマコトタッチで書いてみました。
もともと大好きなんだよね。
 


 
でも、まあまあ本気。誇りある生き方をしたい方、今、生き方に悩んでいる奴、こんな年寄りをせいぜいご利用下さいな。
 
俺、支えることと一緒に酔っ払うことには割と自信あるから。ウフフ。
 
 


 

モーニングクルーズだよ〜の巻

2019-08-25 11:05:00 | 911
商工センターのLECTにある蔦屋書店が毎月、クルマ愛好家のイベントを開いてる。

テーマはスポーツカーであったり、オープンカーであったり。

で、この日はスポーツカー。
カレラくんと奥さんと行ってきたよ。





いろんなポルシェがいっぱい。






もちろんポルシェだけじゃないよ。










この辺に入ると、ウチのはフツーだね。





で、こんなのも。






GT3だよ。

まじまじと観察してたら、オーナーさんが「ころっけちゃんとこの?」って声を掛けてくださいました。

このバカブログを読んでいただいてるとのことで、ころっけのお悔やみをいただいたよ。

いろんな方に読んでいただいてるんだなぁって改めて。
飲食店をやってらっしゃるとのことなので、今度、伺いましょう。

初めてのポルシェがGT3なんだとか。
世の中、凄い方がいるよね〜〜(^^)

内装でいうと、これがベスト。




マセラティのギブリ。
いやらしいったらありゃしない。

そして2人は、スズカフェで早めのランチ。







そして今日の定点観測。






平和な休日です(^^)




追伸

ふと見つけたんだけど、これ欲しい(^^)




おまけ







お地蔵様2019!の巻

2019-08-24 13:32:57 | イベント
今年も山口の奇祭、「お地蔵様」に。
和製ハロウィンみたいなものですな。

これは2年前。

で、今年はころっけがいないから淋しいな。




いろんなお客様が。









皆でご馳走をいただきます。




奥さんの実家は集落の外れにあるので、皆さん、ご苦労様です。







「いいお菓子はあるかな?」

そんな風情が可愛いな。

ころっけも一緒です。










紅の豚!の巻

2019-08-24 10:25:00 | プロ野球
凄い店に入った。
「紅の豚」。

湯田温泉の焼き鳥屋さん。




カープファンが集う店らしい。
奥さんが見つけ、入ったわけだ。

店内はカープ一色。




とゆーことは、某地方紙「中国新聞」一色とゆーことでもある。




で、とりあえず美味い。






この手羽先はなかなか良い。




500円の塩鯖、デカイ(^^)




なかなかステキなお店でした。





ほとんど眠れなかったことを別にすれば、湯田温泉の夜は楽しい。













BMW受難…の巻

2019-08-21 12:50:21 | 
昨今のあおり運転の余波が、BMWに及んでいる。

例の常磐道の暴力男さんのせいだな。


このとき使われたのが代車のBMWのX5。
いい迷惑なんだけど、こうした論考さえ出始めている。

「なぜ『BMW』は叩かれるのか」

スピン経済の歩き方:なぜ「BMW」は叩かれるのか “自己チュードライバー”のアイコンになる日 (1/5) - ITmedia ビジネスオンライン

BMWがうたう「駆け抜ける喜び」がドライバーのアドレナリンを噴出させるのだとか。

まあ、人間は外形に規定されるイキモノだから、ある程度そうなんでしょう。

そして新たにこんなBMW も。

またしても高級外車BMW煽り運転 - YouTube

大型トラックの運転が荒いとか、大型ミニバンがオラオラ運転する確率が高いってのがその証だよね。

まあ、それぞれ酷い話。

なので先般、奥さんに「やっぱり昔のように木刀を積んだこうかなぁ」ってご相談。

すると、「まず、窓を開けるなって話でしょ!」って叱られました。
そうだよなぁ、木刀は切り詰めてないと使いにくいよなあ(^^)

それは置いといて、BMWが責められるのは可哀想だよね。

かつて二台乗り継いだファンシャーとしては忍びない。




最初のがこれ。




次がこれ。





ころっけがやってきた頃で、もう15年前になるんだなあ。





今、この車はおそらく100万も出せば買えるんじゃないかしら。
セカンドカーとしてはありだよね。




で、わが家のカレラくんはドラレコ付き。











ゆっくり、安全に駆け抜けていきましょう(^^)