狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

重要な人になるのは素敵なことだけど、素敵な人になるのはもっと重要なことよ。

2017年02月11日 20時53分51秒 | VSの日記





 本日2月11日は、神武天皇が即位した日とされる日で、ローマ皇帝ネロが義弟ブリタンニクスを暗殺した日で、三浦半島に日本初の洋式灯台である観音埼灯台が完成した日で、大阪会議が開かれた日で、大日本帝国憲法・皇室典範などが公布された日で、文部大臣森有礼が事実無根の新聞報道によって西野文太郎に刺された日で、ローマ教皇庁とムッソリーニ政権下のイタリア王国がラテラノ条約を締結した日で、血みどろの内ゲバ殺人を繰り返していた日本の新左翼の革労協(社青同解放派)と革マル派の抗争で革マル派メンバーが革労協書記長の笠原正義が乗っている自動車の前後に車を割り込ませて取り囲んで笠原に鉄パイプを振り下ろして笠原を滅多打ちにして殺害して逃走した日で、ルーホッラー・ホメイニー率いる革命軍が首都・テヘランを掌握してイラン革命政権が成立した日で、南アフリカ共和国で政治犯として捕えられていたアフリカ民族会議の最高指導者ネルソン・マンデラが釈放された日で、建国記念の日で、紀元節です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は六度。最低気温はマイナス一度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。






 ある夜の事。

 狐が或るパブリック・ハウスへはいつて獨りで火酒入りのミルクを舐めてゐたら、知り合いのお方が呼びもしないで傍へ寄つて來て狐に向かって「君は面白主義者だそうだね」と言つた。
 狐は無言で火酒入りのミルクを舐めてゐた。
 「面白いか面白くないかで物事の大半を決めてゐると聞いているよ。ろけんろおるな生き様を突き進む心算なのだな」
 このお方はいきなり私に向かって何故にこのようなことを言いだしたのだろう? 酔つてゐるのかな?
 「転がる石のやうに、転がり給えよ。でも崖から墜ちてしまわぬやう気を付けることだね」
 おやん? このお方はお説教上戸なのかな?
 「因みに私はセクシーかセクシーでないかで物事の8割を決める!」
 あはははは。酔つてゐる。此の人、酔つぱらつてゐるよ。あはははは。
 「見給え。この割賦の曲線の美しさを。実にセクシーだ! この割賦はよい。よいものだ」知人は割賦を掲げてうつとりと見詰めた。
 「セクシーかセクシーでないかは重要なことなのだよ」
 左様でございますか。
 「因みに君はセクシーでないね。セクシーの欠片もないね。セクシーさが皆無だ。それではいかんよ」
 左様でございますか。

 狐は静かに席を立ち、「ごきげんよう。良い夜を」と知人に挨拶をしてパブリック・ハウスを出た。

 そのパブリック・ハウスは極小さかつた。
 しかしパンの神の額の下には赫い鉢に植ゑたゴムの樹が一本、肉の厚い葉をだらりと垂らしてゐた。


『GIANT KILLING』第42巻/ツジトモ(著) 綱本 将也(企画・原案)

2017年02月11日 17時40分31秒 | 漫画・ゲームに関する日記





 昨日の夜は、ツジトモ(著) 綱本 将也(企画・原案) の漫画『GIANT KILLING』の第42巻を読んでいました。

 ETUはリーグ戦で東京ヴィクトリーとの東京ダービーを迎える。
 同じ東京を本拠地とする東京ヴィクトリーとの東京ダービー。
 去年までETUはこのダービーで17連敗。
 しかし今年はリーグ戦の前半戦ではドロー。そしてETUはリーグ戦の後半に入り優勝争いに絡んできて逆転優勝を狙っている。
 前日には決起集会を開き、サポーター達は気勢を上げる……。

 対戦する相手の東京ヴィクトリーは、この一戦を王者としてのプライドを懸けたシーズンで最も重要な一戦と位置付けていて……。


 ダービーの独特な雰囲気。
 前日からわくわくどきどきするぴりぴりする感覚。
 様々な想いがこもりやすい物語が生まれやすいダービーのわくわく感から第42巻は始まります。
 そして始まる東京ビクトリー戦。


 今巻も面白かったですよ。
 続きが楽しみです。


お金があなたの生活の中で活発に循環している時、あなたは経済的に健康です。

2017年02月11日 17時34分40秒 | その他の日記



 解散した某学生政治団体は、朝日新聞に全5段の意見広告を出したことがありますよね。
 朝日新聞に全5段の意見広告を出す料金は数千万円かかると言われています。
 つまり、某学生政治団体は数千万円のお金を短期間で集めることができる超お金持ち集団ということになります。

 その某学生政治団体は貧困をテーマにした活動を行ったことがあるのですが、数千万円のお金を集めることができるのならば何故に自分達で貧困で困っている人達を助ける活動をしなかったのでしょう?
 数千万円を短期間で集めることができるならば、そのお金を元手に投資をして利益を貧困で困っている人達の奨学金にあてる或いは貧困で困っている人達の助けとするということは出来たはずです。
 やり方が分からないという言い訳は有り得ません。大学生なのだから大学の図書館を利用できます。大学の図書館にはそのようなことについて詳しい本は沢山あります。そして大学にはそのようなことを教えてくれる人は沢山います。さらに実務経験者など詳しい人を紹介してくれる人は沢山います。
 なのに、何故に自分達で問題を少しでも解決しようと考えなかったのでしょうか?

 さらに、そもそそも数千万円のお金を短期間でどのようにして集めたのでしょうか?
 朝日新聞社は、全5段の意見広告の掲載という商取引を某学生政治団体としたわけですから、当然、その数千万円のお金はどのようにして集められたお金か調べているはずです。
 調べていないならば、メディアとして企業体として間抜けな会社ということになってしまいます。

 そのノウハウを使ってお金を集めて様々な活動をしたいと思っている学生は多いと思うのですよ。
 数千万円を学生が短期間に集めたというノウハウは、広く一般に紹介されてよいと思うのですよ。
 何故に朝日新聞はそのことについて何も語らないのでしょう?

 不思議に思っているところなのでございます。