金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

穴惑

2016年09月16日 20時15分53秒 | 日々あれこれ
ギャ~・・・


2年前のブログ、
ニコニコさんがエンジンストップ。

今でも強烈に思い出します・・・

借りていた重機を総代長と返しに行った帰り道、
村の道の交差点から坊守が走って出てきた。
尋常でない姿に出てきた方角を見ると
愛車ニコニコが道を塞ぐ形で止まっている。

その場にへたり込みそうでした・・・

その悲しき姿についにこの時が来たのかって
震えそうになりながら駆け寄ったことでした。

燃料ポンプの故障・・・

あ~、あれから2年かって感慨深くなる。
それも直しまだまだ乗るんだって思いつつも
心の片隅にはもう限界が来ていることを感じていました。

それから半年でした。
悲しき別れ。


秋季彼岸会・徳正寺仏婦物故者追悼会が19日にお勤めさせていただきます。
ボツボツ準備にってことで
あれこれと本堂でゴソゴソしていますと
外から坊守の絶叫が聞こえてきました。
尋常でない声にコイツも道具をホッポりだして本堂の縁に出ますと
坊守が顔を引きつらせていいます、

「大蛇よ!大蛇!」

指さす方を見ると3分の1程の姿が
庭木の中に潜り込むのに残っていました。

かなりの大きさでした。

今朝のこと、坊守がきれいにしてくれた場所。
「今日、そこしとってよかったね!」
「本当に・・・」


蛇って苦手です。
やっぱり好きになれません。

別に悪いことをしている訳でもないのですが
見るだけで嫌悪感を持たれて・・・

コイツのようです。


坊守に教えていただきました。
この時期の蛇を「穴惑(あなまどひ)」っていうんだそうです。
もうそろそろ冬眠の時期、
この時期でもウロウロしている蛇を言うのだそうです。

それもまたコイツに重なるようで・・・


もうちょっと、もうちょっとって。
未練タラタラです、コイツ。
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