金榮山徳正寺住職のトラ・バスの香り

阿弥陀さまとクルマとSTARDUST REVUEをこよなく愛する住職がつぶやく日常

優しいよな~

2018年07月31日 21時25分13秒 | 日々あれこれ

ホンマモンだから・・・


腹を寝かそうって言うくらいの人間、
そりゃ~、穏やかです。

コイツのように外面とは訳が違います。

そんな愛しき声を聞きました。
外面が恥ずかしくなるような・・・

優しさっていいもんですね。


どんだけの「憂い」を重ねたのでしょう・・・


各ありたいって思うのですが・・・

申し訳ない。
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ニコニコの薫り

2018年07月30日 21時40分23秒 | 日々あれこれ
お車、替えられたんですか・・・


何か思って頂ければって
常にそんなことを思いつつ
ご縁をいただき阿弥陀さまの薫り。

若い人も
お年を召された人も
一緒に集い
向きを阿弥陀さまに向けさせていただく。

「よかったら開けてみて下さい・・・」って
浄土三部経のお経本をご案内させていただきます。

すると若い女性が手を伸ばしつつ
「これ、よろしいんでしょうか・・・?」
「勿論!開けてみて下さい!最初から勤めてまいります。」

本当にうれしくて
ようこそ、ようこそって思います。


あるお方がおっしゃるのです、

「ご住職さん、お車替えられたのですか?」って。
その視線の向こうには雨の中佇むバリが見えます。

もうこの車も11年の付き合いなのですが
あの軽4も涙の中で別れを告げました・・・って
話したことです。

また、ニコニコを思い出しブルーになるコイツ。

コイツと言えば軽4っていうイメージがあったと仰るのです。

軽4っていっても
あの独特な雰囲気を持った1台のことなのです。

どれだけ印象的だったのでしょう・・・


振り向けばそこにいる!
いつもそこにいる!

嫌みなど感じることもなく
優しき薫りを感じさせるような軽4でした。


そんな薫りを醸し出せるようになりたいよな~・・・

皆を優しくできるような
そんな薫り・・・


カタカタコトコト・・・

切なくも優しき薫り。
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はたらき

2018年07月29日 21時59分43秒 | 日々あれこれ
水には水の・・・


心配していた台風も何とか、
雨こそ結構降りましたけど
風もなく終わってくれました。

本堂も板戸もして万全でしたが
これくらいでよかったです。

被災地はどうだったのでしょうか・・・

今では涼しき風が吹いています。
肩の力が抜けるよう・・・


昨日仕上がった徳正寺寺報「月のひびき」夏号。
ご縁のついでに隣りの市に配って参ったことです。

雨が一番ひどい時でした。

出来るだけ配っていただく総代さん宅に近いところにバリを止めます。
チョットの距離ですから
寺報を懐に入れダッシュ!

ビショビショ・・・

ハンカチで頭を拭きつつ傘使えばよかったって思うのもその時だけ、
次行けばやっぱり傘もささずダッシュ!

懲りないやつです、コイツ。


水はモノを濡らすはたらき。
何がどういおうと「濡らす」のです。

それが水・・・


「南無阿弥陀仏」は
地獄堕ちのコイツを救って下さるおはたき。

何がどういおうと「救って下さる」のです。

それが「南無阿弥陀仏」
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夏号完成

2018年07月28日 19時49分54秒 | 日々あれこれ

なんとか・・・


台風12号、
なんともエグイコースを描きます。

いろんな条件が重なって動いていくんでしょうけど
こんなコースで日本上陸って珍しいですよね。

ここ南予地方は先日の災害の後となります。
酷くならなければいいのですが・・・

明日一日は要注意です。


徳正寺たより「月のひびき」夏号が完成しました。

早速、お参りなられたご門徒に手渡ししたり
沙羅の会にお参りになられた総代さんやご門徒にお託したり。

ひとりでも
何か思って下さればいいよな~って
毎度のことながら要らぬことを思ったり。


皆さんのお陰でこの度の号も完成しました。
ありがとうございます。


庫裏から本堂の外陣が少し見えます。
沙羅の会を終え皆さんを見送った後
座り込んで大きな袋に使用したものを片付けている坊守が見えました。

疲れ切った姿・・・

最後の一つを袋に優しく入れ
よし!って感じで立ち上がる。

疲れたね、
ありがとうね!

あなたのお陰でこの号もできました。
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泣き声

2018年07月27日 20時17分37秒 | 日々あれこれ
歯を食いしばる・・・


坊守の話すコイツの好きな話。
いろいろあるのですがトップレベル。

「ママ、小鳥さんがないてるの」って幼き娘。
「そう、ないてるの~。チュンチュンって鳴いてるの?」
「違うの、エ~ンエ~ンって泣いてるの・・・」

ベランダで見つけた雀。
でも、力なく横たわっているのです。
その姿に娘は「エ~ンエ~ン」って泣き声を聞いていくのです。

痛かったの・・・
しんどかったの・・・

御門徒の死に出会い
幼き心に言いようもない寂しさを覚えた頃でした。

眠る頃になると
決まって泣くのです。

ママ、死んじゃいやだ~・・・って。

その切ない泣き声を聞きつつ
偽りの言葉を発することが出来ない坊守。

ギュ~っと抱きしめ、
「ナンマンちゃんがおって下さるんだから
 また会えるんだよ・・・」って。

シャクルように
シャクルように

ヒック、ヒックって泣き疲れ

包まれる安心を感じつつ眠りについていた・・・

そんな愛しき娘。


ある車屋さんの横の信号が赤になり停止。
何気に視線を右に向けると
泥色になったハッチバックが止まっている。
見るも無残な姿・・・
多分、先日の豪雨災害で被災したのでしょう。
キングコングでも出現したのかっていうくらいに
原型を留めていない車がポツン。

歯を食いしばりながら見つめていました。

エ~ンエ~ンが聞こえるのです。

痛かったか・・・
しんどかったか・・・
辛かったか・・・

老いたバリのハンドルを擦りつつ・・・
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