分かってるね・・・
7月も終了。
あっという間に今月も。
生かさせていただきました。
皆さんは、どうでしたか、7月。
「寂しくなられたでしょう・・・」
「ご院さん、今頃になって・・・」そう言いながら口をハンカチで押さえられた。
切ないお盆月を迎えます。
でも、そのまんまがよろこびに変わっていく身のしあわせを感じさせていただきたいものです。
エアコンで冷やされた仏間。
ニュースで流れる熱中症対策、
こまめに水分補給とエアコンを活用して・・・
皆そうしたいんです、
そうしたいんですけどできない現実。
電気代の値上がりラッシュ、
それを思うと簡単には押せないエアコンのボタン。
そんな日常なのに特別にボタンを押されるのでしょう。
コイツの為に・・・
「わ~、オバチャン。涼しいね~。別世界のようやね。」
「ご縁に合せて点けていたんです。お陰で私もここで涼ませていただきました。」
慎ましく生きていかれる現実の中にお育てを頂くことです。
帰る頃には汗もすっかりひいて楽になっていました。
暑い中、願生っている坊守に申し訳ないような思いを持ちながら・・・
「ご院さん、今日は車ですか?」
「いいえ、バイクで参らせていただきました」
「暑いのに・・・日焼けしてしまいますよ、気を付けて下さいね」
「ありがとうございま~す」
先手で案じてくださる親心。
その親心に包まれる日常は案じることはありませんでした。
暑いまんま、辛いまんまを生き抜ける・・・
毎年、この日に補導が当てられます。
校区の神社の祭りでの補導。
何でこの日ばかりと思いつつも一応参加します。
補導委員に割り当てられる反射テープが着いた前開きのチョッキ。
こんなの着れるかって頑なに昔いただいたジャケットタイプのものを着ています。
もっと言えばそれさえ着なかったのですが
どうしても「補導委員が補導していますよ」ってアピールすることが大切なんだってことで・・・
じゃあこれでってシブシブ。
今日もオジサンに、
「それ暑かろうがな。こんなの貰うてないの。」
「頂いていますよ。嫌だから着ないだけです。」
「ワシら統一しとるけんな~」
「どれ着ようが補導しているってのが分かればいいんだから私はこれで。」
しかし、補導するって言っても補導する訳ではなく
交通整理みたいになっています。
何のお祭りなんだか知りません。
知らないまんまボエ~っと狛犬の前、
狛犬もビックリの大きな顔で気怠そうに立っているもんですから
参られる方々はビックリされるのかもしません。
ある意味、営業妨害になるのかって思いつつ
そんなの知ったことではなく
ただただ、鬼ケ城から出てくる満月を眺めていました。
きれいなもんやな~・・・って。
それでも偶に補導していることを思い出し目線を下げると
寺には参らないご門徒が通り過ぎる。
コイツの力がないばかっりに
真実のよろこびに出会えず迷うておられるのか・・・
申し訳ないことです。
息子が高1の時、バスケ部で宇和島祭りのお手伝い。
毎年バスケ部は神社の主だったことをするのだという。
そんな話を聞きつつ、
どうかなって一瞬思うものの
心からするのでなく文化祭みたいなもんです。
別に大したことではありません。
それでも帰った息子に聞きました、
「やっぱり清めみたいなモノするの?」
「あ~、したした。用もないのにパンパンパンパン・・・」
大笑いしました、
「用がない」って分かっていれば大したもんです。
そう言いながらホッとしたコイツ。
祈ることも、願うことも何ら必要がないのです。
そのような用がないとお育ていただいているのです。
用がないように阿弥陀さまが先手でご苦労しとって下さったのです。
息子はそこに出会ってくれていました。
身も心もボロボロになりながらも立ち上がっていた姿。
走って走って走りました。
儘ならん身体に鞭を打つように・・・
祈ったところで願ったところで解決はなく、
そんな息子を立ち上がらせていたのは坊守の笑顔だったのでしょう。
涙で微笑むおはたらきの中で
安心して悩み、苦しみ、涙したことです。
今日もその御手の中、
安心安心。
今日、コイツの前を通り過ぎた方々が寺に参って下さるように
いえいえ、ご門徒皆さんが真実のよろこびに出会えるように
「月のひびき」を配りながら盆月走ります!
阿弥陀さまの願いの中に生き抜きます。
7月も終了。
あっという間に今月も。
生かさせていただきました。
皆さんは、どうでしたか、7月。
「寂しくなられたでしょう・・・」
「ご院さん、今頃になって・・・」そう言いながら口をハンカチで押さえられた。
切ないお盆月を迎えます。
でも、そのまんまがよろこびに変わっていく身のしあわせを感じさせていただきたいものです。
エアコンで冷やされた仏間。
ニュースで流れる熱中症対策、
こまめに水分補給とエアコンを活用して・・・
皆そうしたいんです、
そうしたいんですけどできない現実。
電気代の値上がりラッシュ、
それを思うと簡単には押せないエアコンのボタン。
そんな日常なのに特別にボタンを押されるのでしょう。
コイツの為に・・・
「わ~、オバチャン。涼しいね~。別世界のようやね。」
「ご縁に合せて点けていたんです。お陰で私もここで涼ませていただきました。」
慎ましく生きていかれる現実の中にお育てを頂くことです。
帰る頃には汗もすっかりひいて楽になっていました。
暑い中、願生っている坊守に申し訳ないような思いを持ちながら・・・
「ご院さん、今日は車ですか?」
「いいえ、バイクで参らせていただきました」
「暑いのに・・・日焼けしてしまいますよ、気を付けて下さいね」
「ありがとうございま~す」
先手で案じてくださる親心。
その親心に包まれる日常は案じることはありませんでした。
暑いまんま、辛いまんまを生き抜ける・・・
毎年、この日に補導が当てられます。
校区の神社の祭りでの補導。
何でこの日ばかりと思いつつも一応参加します。
補導委員に割り当てられる反射テープが着いた前開きのチョッキ。
こんなの着れるかって頑なに昔いただいたジャケットタイプのものを着ています。
もっと言えばそれさえ着なかったのですが
どうしても「補導委員が補導していますよ」ってアピールすることが大切なんだってことで・・・
じゃあこれでってシブシブ。
今日もオジサンに、
「それ暑かろうがな。こんなの貰うてないの。」
「頂いていますよ。嫌だから着ないだけです。」
「ワシら統一しとるけんな~」
「どれ着ようが補導しているってのが分かればいいんだから私はこれで。」
しかし、補導するって言っても補導する訳ではなく
交通整理みたいになっています。
何のお祭りなんだか知りません。
知らないまんまボエ~っと狛犬の前、
狛犬もビックリの大きな顔で気怠そうに立っているもんですから
参られる方々はビックリされるのかもしません。
ある意味、営業妨害になるのかって思いつつ
そんなの知ったことではなく
ただただ、鬼ケ城から出てくる満月を眺めていました。
きれいなもんやな~・・・って。
それでも偶に補導していることを思い出し目線を下げると
寺には参らないご門徒が通り過ぎる。
コイツの力がないばかっりに
真実のよろこびに出会えず迷うておられるのか・・・
申し訳ないことです。
息子が高1の時、バスケ部で宇和島祭りのお手伝い。
毎年バスケ部は神社の主だったことをするのだという。
そんな話を聞きつつ、
どうかなって一瞬思うものの
心からするのでなく文化祭みたいなもんです。
別に大したことではありません。
それでも帰った息子に聞きました、
「やっぱり清めみたいなモノするの?」
「あ~、したした。用もないのにパンパンパンパン・・・」
大笑いしました、
「用がない」って分かっていれば大したもんです。
そう言いながらホッとしたコイツ。
祈ることも、願うことも何ら必要がないのです。
そのような用がないとお育ていただいているのです。
用がないように阿弥陀さまが先手でご苦労しとって下さったのです。
息子はそこに出会ってくれていました。
身も心もボロボロになりながらも立ち上がっていた姿。
走って走って走りました。
儘ならん身体に鞭を打つように・・・
祈ったところで願ったところで解決はなく、
そんな息子を立ち上がらせていたのは坊守の笑顔だったのでしょう。
涙で微笑むおはたらきの中で
安心して悩み、苦しみ、涙したことです。
今日もその御手の中、
安心安心。
今日、コイツの前を通り過ぎた方々が寺に参って下さるように
いえいえ、ご門徒皆さんが真実のよろこびに出会えるように
「月のひびき」を配りながら盆月走ります!
阿弥陀さまの願いの中に生き抜きます。