初めてのコンペということでいろいろ皆さんに助けていただきましたがどうにか発表までこぎつけました。
・なお、このコンペは主催者が非常に自己中心的なコメントをしていますがクレームはなしの方向でお願いします。
・優勝商品は名誉です。
・一部の方から写真をフォルダの順に公開してほしいのことでしたがアップロードした順番となっているためずれている場合があります。ご了承ください。
うみんちゅさん
作品タイトル 無駄遣いの結果は…。
キット:HGUC ドムトローペンサンドブラウン
作品コンセプト:HGパールを利用し、サンドブラウンをパールで表現すること。
加工:合わせ目消し、モノアイの場所をくり抜き丸ノズルを埋め込み、H-EYESの裏にラピーテープを貼ったものを入れています。色々なところにメタルビーズ、メタルボール、つぶし玉などを配置。足のダストフィルターを開口。
頭にH-EYES、肩にリベットを配置しています。
塗装レシピ:ヒートサーベル以外はサーフェイサーを吹いています。
最後にシュツルムファーストの柄の部分以外はガイアノーツの蛍光クリアーを吹いています。
茶色部:ガイアブラック→ガンダムカラーブラウン5→HGパールブラウン
黄土色部:ベースグレー→クレオスダークイエロー→HGパールゴールド
赤色部:ベースグレー→CCパールレッド
間接部:焼鉄色
バーニアなど:シルバー
武器:ガイアブラック→ガンダムカラーファントムグレー→WAVEホワイトパール
ヒートサーベル:WAVEホワイトブルーパール
部分塗装には、タミヤエナメルレッドとタミヤエナメルクロムシルバーを使用しています。
今回の設定は年末の予算使いきりのためにドムトローペンの色をパールにし、
肩や頭にセンサーを追加したオンリーワンの工学機をジオン軍が作ったという設定です。
日本の予算使いきりのための年末の大工事とっしょの考えをジオン軍にも残っていたという設定です。
こんな無駄遣いばかりしているジオン軍はいざというときにお金がなくどんどん疲弊していきましたとさ…。
ヨネキチさん
作品タイトル: スペシャル様なんだよ!
解説、改修ポイント:
イナクトの曲線を活かす方針で制作しました。
主な改修は、
・ウイング大型化
・肉抜き穴埋め
・エッジシャープ化
・縁薄加工
・ディテール彫りなおし
以上です。
プラの厚みが出ないように注意しながら、空戦闘MSっぽさを出してみましたがどうでしょう?
詳細は後日ブログでUPするので、よろしければご覧下さい。
カラーレシピ:
塗装は全てMrカラーです。
本体緑=ディナイトグリーン+水色+クールホワイト+ブラック少量
白=クールホワイト
黒=ミッドナイトブルー
黄色=黄燈色+イエロー
スミイレはエナメルブラックとコピックの使い分け。
最後にツヤ消しでコートして完成です。
鴉さん
作品タイトル:MS-18Eケンプファー大気圏内仕様
解説、改修ポイント:
基本的にHGUCケンプファーの色変えです。もしもケンプファーが大気圏内で運用されたらどうなるのか
?という想定のもと、ウェザリング等ダメージ表現に重点を置いて製作しました。
ケンプファー本体はプロポーションが気になったので膝関節で3ミリ延長。あとは特に大きな工作はし
ていません。スパイク、アンテナのシャープ化、モノアイのクリアー化、腰部動力パイプを3ミリ径の
スプリングに変更し、右肩、胸、左腕に弾痕を「突撃時一番頑丈な前面投影部に被弾したが貫通には至
っていない」という想定で彫りました。
武器は既存のものは全て組み立てて合わせ目を消しただけです。バズーカのセンサーはモノアイ同様ク
リアーパーツに置き換えました。
オリジナル武装のマシンガンは実在の兵器「MG42」を参考に製作しました。銃口部とグリップはゲルグ
グJのビームマシンガンを流用。それ以外はスクラッチです。給弾ベルトは弾丸を1.5ミリ真鍮線の削り
こみ、ベルトは4ミリ幅のマスキングテープで再現しました。
カラーレシピ:
塗装はほぼ全てMr.カラーを使用しました。ココアブラウンのみグンゼのアクリル塗料です。“ケンプフ
ァー”がドイツ語なのでカラーリングもドイツの戦車や戦闘機に使用されたものを中心に塗装しました
。全て筆塗りです。
本体
ダークイエロー部:ダークイエロー
関節等グレー部:ニュートラルグレー+ブラック少量
バーニアレッド部:モンザレッド
二の腕、バーニア外側等:黒鉄色
肩、ツノ等ホワイト部:ホワイト
武装
バズーカ、ショットガン等グレー部:ジャーマングレー
シュツルムファウスト、チェーンマイン等グリーン部:RMB83ダークグリーン
ショットガン等シルバー部:シルバー
MG42本体:黒鉄色
MG42銃床部、給弾ベルト:ココアブラウン
ウェザリングは、まず本体グレー部にラッカーのガルグレー、ダークイエロー部にはアクリルのマホガ
ニーでチッピングをし、またダークイエロー部は実物なら「金属面→下地色→上面色」と塗装されてい
ると考え、一番下の金属面まで見えているほど深い傷を表現するために少しだけガルグレーでのチッピ
ングも行いました。
次にエナメル塗料のフラットブラウンおよびフラットアースとカーキを適当に混色したオリジナル色に
てウォッシング。さらにウェザリングマーカーのサンドブラウンや、マッドブラウン、ラストレッド、
少しですがスートブラックなどで足回りを中心に汚しを加え、弾痕には中心部は鉛筆、周囲はスートブ
ラックでダメージとススを表現。後バーニア部は焼け表現をのためにエナメルのシルバー、クリアーオ
レンジ、クリアーレッドを混色したものを薄く塗りました。最後につや消しクリアーでコート。
武装のほうはショットガンとバズーカにシルバーでドライブラシ、バズーカの砲口にはスートブラック
を乗せましたがもとの色が濃いので目立ちませんでした。
シュツルムファウスト、チェーンマインは爆発物、使い捨てなのでそんなに傷がついたものはないだろ
う、ということでスミ入れを施したのみです。
不知火アスカさん
作品タイトル:「MG化してほしいと思いませんか?」
解説・改修ポイント:
先に改修ポイントですが、V頭のアンテナがポリ製なのでそれをプラ板で作り直してます。それと、八
手ビームサーベルを新規にスクラッチしてます。Vダッシュで、ヘキサ頭も付属してるのに八手がないの
は好きな人には納得いかないだろうと。資料としては設定資料を参考に、プラ棒とパテで製作。あとは
ヒザ関節が異常に可動域が狭いので、干渉部分を削って少し広げてます。
次に解説…というほどではないですが…やはり古めのHGなので、目消しに一苦労、後ハメに一苦労と
いう感じでした。バランス的に見ても、いくつか当時の限界は見られるものの、今見ても十分良いキッ
トだと思います。変形機構を生かすか殺すかで最終的なデキは変わりそうです。なお私は残してます。
軽く写真の解説を。メインはもちろんフル装備立ちです。以下1枚目が宙間戦闘、2枚目が攻防一体、
3枚目が設定に忠実、4枚目がキットの売り、というイメージです。ワンシーンだけビームライフルを腕
にマウントして格闘しているなんて、覚えてないとおもいますが(笑)
少しアピールするとすれば「リアルさよりも、アニメの雰囲気そのままに」でしょうか。難しいこと
考えずに、こういう作り方もアリかと思います。ということで、雰囲気重視☆
カラーレシピ:
まず、全塗装はすべてラッカーをつや消しに調色し筆塗りです。
白…ホワイト
青…キャラクターブルー+ホワイト(6:4)
赤…モンザレッド
黄…キャラクターイエロー
関節等…ニュートラルグレー
武装等…ブラック+バーントアイアン少量
コアファイター機首部…ブラック
つや消しはアニメ感を出すため、すべてエナメルのつや消し黒で行ってます。
以上、不知火アスカがお送りしました。
ごらんいただきありがとうございますっ☆
有希さん
作品タイトル: エクシアリペア
解説、改修ポイント: 壊すところは設定画を見て忠実に再現しました。
右顔、ブレードアンテナ、左腕、GNブレード、右膝など
ウェザリングはやりすぎ程度に、マントはティッシュにインクを染み込ませました。
右顔は新規作成。モノアイは赤く塗っただけです。
GNドライヴ等のレンズには汚し無しです。
カラーレシピ: ガンダムマーカ「ガンダムグレー」「ガンダムメタレッド」「ガンダムメッキシルバー」「ガンダムメタグリーン」
主催者からの一言
うみんちゅさん:珍しいゴールドパールを使用した作品ですがグラデーションの均一さがかけているのが残念かなぁと思いました。ただ金属パーツの配置等センスはすばらしいものです。さらには武装の塗りわけなど細かいところまで気を配られているのが感じるものでした。
ヨネキチさん:ウイングや航空機をイメージしたデザインをさらに追求した改修で非常に精度が高く、エッジを強調し曲線とシャープさが光る作品です。まさに「Simple is best」が似合うイナクトです。腰フロントアーマー等一部エッジが消えているのが惜しいかと。
鴉さん:細かいところを中心的に弄った結果、キットそのもののプロポーションを残しつつゴツサを強調した作品です。汚れのセンスと武器のスクラッチ、MSを現用兵器と融合した設定に忠実すぎた究極系かと。(いい意味で)ガンベルトの色が造った感が残るのがもったいない所。
アスカさん:基本工作を中心に細部に手を入れた怖いほどかっこいい作品です。スクラッチした八手ビームサーベルはキットとのなじませ方が非常にうまくパテとまったく感じさせない部分やビーム刃のバランスなど突っ込みようのない一品です。
有希さん:ガンダムマーカーで塗装したとは思えないマントとトーンを暗めにした汚しで完成度の高いエクシアです。顔側面のティエレンの物を使用した。という設定の頭部はプロモデラー並の精度です。ただ汚しすぎて塗り分けた部分が見えなくなっているのが非常に残念でした。
そして第一回新年闘魂コンペ優勝者は・・・・
鴉さんの「MS-18Eケンプファー大気圏内仕様」です!
おめでとうございます!
塗装で「魅せる」という意味を強調した汚しと実在する兵器との融合によってあたかもMSが存在するかのように見せたところは非常にすばらしい一品です。
最後に、皆さんお忙しいなか参加していただき本当に感謝しています。このコンペは皆さんの協力が無ければたぶん失敗していたと思います。いつかまた開催するその時にはもっといいコンペになるよう精進していきます。
平に感謝します。