66歳の貧乏なアルバイター

単身赴任生活が終わり、定年。でも生活できないから、、どうしよう。。

都市の生活が若者を結婚させない

2024-08-30 12:43:09 | エッセイ
若者が結婚しないのはお金がないからでは無いと思う。

きっと不安だからだろうと思う。

気持ちがずっと不安。

将来の不安。

ところで、団塊の世代も嘗て若者だった頃も将来が見通せなかった。

でも、活気があった。

なぜか?

将来をどうにかしようという気持ちがあった。

自分でどうにかしたら「どうにかできる」という根拠のない自信があったように感じる。

今の若者は他力本願なように見える。

自分でどうにかしようという気持ちではない様に見える。

誰かに頼らないと生きていけないと感じてる気がする。

そこには都市化された環境があるから。

都市では自力で何かを為すことが難しい。

もっと自然を大事にしてこなかったツケではないだろうか。

田舎では田畑を扱えば食い物は自力で賄える。

田舎でもやりようによっては零細工場で物も作れる。

家畜も養える。

私が幼少の頃は田畑、鶏、牛、山羊、犬もいた。

山羊の乳、鶏の卵、野菜はたいていあったし、いちご、柿、マクワウリ、スイカ、他に何があったろうか。

桃や栗もあった。

農業が基本なので米だけでなく野菜は全てあった。

いろ色あって、買い物はプラモデルくらいか?

洋服は買ったかな。

農作業小屋で、色々作れたし、親戚は金属加工場をやっていたのでたいては修理できた。

山もあったので木の伐採も手伝わされたが、当然木がいくらでもあり木工材料は不便なかった。

薪割りもしたし、荒縄も縫った。

あぁ、お酒は買いに行ったっけ。

エアコンなど無くても良かった。

夏の夕暮れの風鈴が涼しさを与えてくれる風情は都会では感じらる事ができないだろうな。

まぁ、現代社会、そこまで自給自足はできないだろうけれど、簡単な仕事で日々を楽に生きていける。

生活も緩やかに過ごせる。

精神的な暮らしも自然を感じられた。

春夏秋冬は人の感覚を正常にしてくれる。

そういう環境でなら、お金はあまり価値がない。

その上、不安は家庭内の人間関係くらいか。

結婚して新たな生活をする事も不安などとは無縁なところ。

むしろ生活の於ける不安などはないだろうと思う。

だから「都会への憧れ」が湧くんだろうけれど。


結局は、都市化されて生活環境が若者を孤独に追い込んでる。

都会での生活に飽きても帰ることができない若者には生きる場所が無い。

過疎化した地方の町や村にこそ生きる感性を与えてくれる空間があると思う。

そこで足枷になっているのはお金の世の中だと、そろそろ感づいても良い気がする。

そのあたりが結婚しない若者を増加させてる一番の基礎にある気がするのは私だけなのだろうか?

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