五月の始め久伊豆神社の横の緑の公園のはずれにある二本のニセアカシアが
今年もたくさんの花を咲かせ始めてあたりをいい香りで包み込んでいる。
アカシアとニセアカシアは全然別物で当初ニセアカシアがアカシアとなっていたのだそうだ。
和名はハリエンジュ。
自分の知っている石原裕次郎の「赤いハンカチ」に出てくるアカシアも
実はニセアカシア、西田佐知子の「アカシアの雨がやむとき」もこれで
あるとのこと、少し話が古すぎたかな?
2,3年前か、離れたところにも2本立派なニセアカシアの木があったが
じゃまになったのかばっさり切り倒されてしまったんです。
公園を訪れるたびに残されたこの木たちのその花や香りを楽しんでいました。
すると数日前一本の木の幹に大きな黄色のコブができているではないですか。
これは通称「猿の腰掛け」と言うキノコかと思い調べてみると
もっと質の良くないベッコウダケと言うものらしい。
これにやられると枯れてもいないのに少しの風などで根元から倒れて
倒木でよくテレビに出たりしているものの原因となる菌のよう。
5月始めの写真ではそれが写っていないので20日頃に急に現出したようだ。
この木ももうやられているわけだ。
日本の侵略的外来種ワースト100にも載っているんで悲しいかな
いつか気づかれて切られて消えてしまうのか
いずれにしろこの木は近い未来倒れてしまう運命にある・・・。
現在はそんなことどこ吹く風かと花は消え青葉が茂っています。