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妖精の消えた空

世界は優しくなんかない。

…言葉もないです。

2005年04月21日 20時06分38秒 | 軍事ニュース
<小型機墜落>曲芸用1人乗り、操縦の男性死亡 兵庫
 
 大阪航空局に入った連絡によると、兵庫県豊岡市の但馬空港で21日午前11時20分ごろ、1人乗りの曲芸用小型飛行機が滑走路脇の草むらに墜落、前部を大破し主翼が折れた。操縦していた茨城県小川町、パイロット、岩崎貴弘さん(53)が全身打撲で死亡した。周辺の人家や人に被害はなかった。同空港事務所は午前11時28分から滑走路を閉鎖した。

…ニュースを知ったとき、にわかには信じられませんでした。
あのロック岩崎がこの世を去っただなんて。
「墜落するんじゃないかと思った」なんて言われるほどのクレイジーな飛行、そして現役自衛官時代の伝説の数々。
俺にとっての神様の一人でしたが、まさかこんな…。ただ呆然とするばかり。
神様のフライトを生で目にする機会、これで永遠に失ってしまったのか…。

ただご冥福を祈るばかりです。
きっと、あの世でも思いっきり飛び回ってるんだろうな…。

マダマダ逝くよーッ(略

2005年04月20日 20時34分32秒 | 軍事ニュース
<キティホーク>退役時期延期検討 原子力空母配備見送りも
  米海軍横須賀基地(神奈川県)を事実上の母港とする通常型空母「キティホーク」の後継艦問題で、米海軍は、08年時点での原子力空母配備を見送り、キティホークの退役時期を延期し、通常型空母を継続配備する具体的な検討を始めた。日米政府間協議を通じ、すでに日本側にも伝えた。

キティの退役延期キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!!!!
…いや、もうそろそろ限界だと思うんですが。
俺としては次にやってくるCVNは何かなーワクテカ状態だったんですが、まあ色々と事情があったんでしょう。

そういえば、もう一隻の通常空母であるケネディはどうなるんだろう。
当初の予定通り予備役編入なんだろうか。


…とここまで書いて、まだ一度も横須賀に行ったことのない自分に気が付いた。
近いんだし、今度の連休あたりに行ってみようかな。
ちなみに友人宅が厚木のすぐ近くなので、ホーネットは正直見飽き(ry

なんか海賊対策以上のものを感じるような…。

2005年04月19日 22時29分26秒 | その他アジア情勢
米タイ合同演習へ正式参加=災害救援を想定-集団的自衛権に触れず・防衛庁

 防衛庁は19日、米、タイ両軍などが毎年タイで実施している東南アジア最大級の合同軍事演習「コブラゴールド」に、方針通り自衛隊を正式参加させることを決めた。内局、陸海空3自衛隊と統合幕僚会議の隊員25人が、タイ・チェンマイの陸軍基地で5月2~13日に予定される指揮所演習(CPX)に加わる。
 今年はインドネシア・スマトラ島沖地震・津波の救援活動を踏まえ、大規模災害を想定した演習になる。


2001年からオブザーバーとして参加してきたコブラゴールドですが、今年はついに正式参加を表明である。
勿論、災害救援活動の共同演習というのは有益なのは言うまでもない。だが、それ以外のものも隠れているように、私には思える。
ハッキリ言ってしまえば対中牽制だ。

 「コブラゴールド」は、地域紛争での兵力引き離しなど治安維持活動を想定した演習。今年は米、タイ、日本、シンガポールの4カ国計6400人が正式参加する。

東南アジアは、東シナ海と並んで中国が進出を目論んでいる海域にあたる。その区域で「治安維持活動を想定した」演習を行うわけである。対象として想定している相手に、中共の息のかかった武装勢力が含まれているのではないか?とふと思った次第である。
加えて言えば、この演習そのものが中国の南洋膨張の野望に対する無言の圧力、と考えるのはいささか深読みしすぎであろうか。

それにしても、一昔前からは考えられなかったような事が当たり前のようになっている現在に、改めて驚き。世界がまた変わりつつあるのかもしれない。

限界。もう限界。いろんな意味で。

2005年04月19日 21時04分39秒 | 東アジア情勢
元々、このblogは軍事ニュースをメインに世界情勢をたらたら書いていこうかなと思っていたところでした。
しかし、なんというか宿命というか、やっぱりこういう方向に収束するようですorz


親日財産還収法、成立は時間の問題
 李完用(イ・ワンヨン)宋秉(ソン・ビョンジュン)など、親日反民族行為者とその子孫の財産を没収し、独立功労者とその子孫に与えるという「親日反民族行為者財産還収特別法」の成立可能性が高くなった。しかし、過去の行為によって現在の権利を侵害できないという「遡及立法禁止の原則」違反など、違憲をめぐる論争と財産の没収対象と選定の基準をめぐり論争は続いている。



…思わず、物凄い勢いでカレンダーを手に取ってしまった。
今は西暦何年?OK,2005年だよな。うん間違いない。バッチリ21世紀だ。


……
( ゜Д゜)…
半島だけ中世にタイムスリップでもしたんだろうか。
まるっきりヨーロッパの魔女狩りではないか。
というか、コレ近代法を普通に身に付けてる人間が作る法案じゃないぞ。遡及法って時点でまずアウト。本人以外の一族郎党にまで累が及ぶってあたりでさらにアウト。
つーかこれ、成立したらとっても密告社会がやってきそうな予感がヒシヒシとするのですが。
…うん、国連の人権委員会あたりが見逃してくれたらいいね。
しかも驚くべきはこれだけではない。

 ウリ党の崔龍圭、民主労働党の魯會燦(ノ・フェチャン)議員など与野党の議員169人が提出した同法案は法制司法委員会さえ通過すれば、国会本会議は無難に通過するものと見られる。

…169人って。
こんなDQN法案を、169人も雁首揃えて提出するって時点でもうクラクラする。
しかも法成立までのハードルがめっちゃ低い。なにこれ。成立は時間の問題ですか。



横から見ている分には、面白くて仕方ないと思う。
あくまで地球の裏側あたりの遠い遠い国であれば。
神様神様、なんでこんな国がわが国の隣にあるんですかorz~

まだまだ続く瀬戸際外交、そしてお隣は?

2005年04月17日 11時06分07秒 | 東アジア情勢
blogぶち上げたはいいんですが、まだイマイチ方向性が定まりません。
自分の常駐板を考えれば、方向性の収束する方向がなんとなく読めそうではありますがorz

北朝鮮:寧辺の原子炉から月内に燃料棒抽出
 今月上旬に訪朝した米国の朝鮮問題研究者のセリグ・ハリソン氏は、北朝鮮高官が「寧辺の原子炉から使用済み核燃料棒を取り出す作業に今月中に着手し、3カ月間続けると語った」と明らかにした。韓国の聯合ニュースが19日、伝えた。

要するに「核兵器増産するぞー」と脅しをかけているわけだ。
しかし、使用済み核燃料を再処理して得られるのはプルトニウムなわけだが、彼等にきちんとした爆縮レンズの技術はあるのだろうか。
「プルトニウムで核を作るニダ!」と云ってる以上、爆縮レンズそのものの技術はあるんだろうけれど…。

 一方、同氏は、「北朝鮮側は、米国との直接対話を通じて核兵器を現在の水準に凍結することもできるとも語った」と述べた。燃料棒の抽出計画は、北朝鮮が米国を直接対話に引き出すカードに使っている可能性もある。

結局いつもの「直接対話に応じるニダ!」っつう話か。既に見抜かれてますよー。
『ミスター不適切』クリントン前大統領の失態以降、アレを教訓としたアメリカが対北直接対話に応じることは一切ないだろう。特に現大統領であるブッシュ氏の戦略に於いては。
しかし体制の維持を最優先としている彼等には、クリントンを篭絡した前例を以て、再びアメリカから体制保障を取り付けることが悲願である。だからこのような恫喝を行うのだろうが…。

そろそろ安保理提出も有り得るんで、とっとと六者協議に出席表明すべきだと思うのだが。




北の瀬戸際外交はいつものことだが、もっと香ばしくなってきたのがその隣国。


S. Korea rejects U.S. request

 South Korea has turned down Washington’s request to draw up joint military plans against North Korea in case of emergencies, according to a news report Friday.

 South Korea’s National Security Council earlier this year rejected U.S. calls for a contingency plan, which would include a range of military responses against Pyongyang in the event of regime change or mass defections, South Korea’s Yonhap News Agency reported.


韓国NSCがやらかしてしまった。
ワシントンの投げてきた、対北の非常時における共同軍事オプションの作成要求を蹴ってしまったわけだ。
去年には防衛白書の主敵項目から北を外してみたり、ここのところ急速に北への傾斜が強まっている韓国だが、ついに「同胞を攻撃するプランの作成には応じられないニダ」まで来てしまったか。
そもそもこのNSCという組織、『あの』和田春樹の影響力が非常に強いことが指摘されていたりする。"国家安全保障会議"がまるごと親北学者にオルグされているような状態であるわけだ。
そして現在の盧武鉉政権において、このNSCの発言力は非常に高いように見える。




つまり、その、アレだ。
赤化統一の日は近いのかもしれない。あちこちで散々既出かとは思われるが。