いつかはスキンヘッド

3x歳にしてそろそろ頭髪がヤバくなりつつある男の、たわいもない独り言&独りよがりの数々。

トランぺッターの彷徨い(1)

2008-09-16 | 音楽
(今日から数日はトランペットのマニアックな話どす)

トランペットのマウスピースを新調した。
以前「モネットみたいな重い楽器にデカいマウスピースをつけて吹くなんて理解できん」みたいな事を言ってのけたオイラが、まさかのBach 3Cを購入。
でもこれには紆余曲折(って程でもないが)があった。

1年半ほど前にふと「エリック宮城もファーガソンもビル・チェイスも小さくて浅いマウスピースだよな・・・ひとつ試してみるか。」と思い、銀座のヤマハで色々見比べた結果、ジャルディネリの17Sという最小最浅のマウスピースを購入したオイラ。
「これでダブルハイB♭(実音)が出ないようならオイラの練習が足りないだけ」と自分にハッパをかけて使ってみたのだが、吹いていてどうも疲れやすい。すぐ音が汚くなるし、音域も大して拡がらない。
ごく普通の音域の曲をちゃんとした音色で吹ききれないという最悪の状態から抜けられない。

さんざん悩み続けて、先日ふと大学1年の頃に買って1年程使っていた事のあるストーク・ヴァッキャーノ5Cを取り出して吹いてみたところ、なんとジャルディ17Sより吹きやすい。音色も良好。音域もジャルディ17Sと変わらない。え?え?

やはりオイラの唇に小さい内径は合わないのだと再認識。
だがここで問題が。10年以上さんざんほっぽらかしていたストーク5Cはもうボロボロになっていて、使い続けるにはちとキビシい。学生時代に扱いが荒かったせいでシャンクも歪んでいる。

さてどうするzoomac!?(つづく)