いつかはスキンヘッド

3x歳にしてそろそろ頭髪がヤバくなりつつある男の、たわいもない独り言&独りよがりの数々。

好みじゃない楽器

2007-01-28 | 音楽
キレイなオネーサマと同じくらい楽器が好きなzoomacです。

が、そんなオイラでも嫌いな楽器があります。
あ、でも敢えて婉曲的に「好みじゃない楽器」と表現しましょうか。
人それぞれってモンがありますからね。

ウィントン・マルサリスの使用で一躍注目されるようになったMonette(モネット)というトランペット。
ご覧のように、あちこちに水かきの様な板が取り付けてあって、メチャ重くしてある。
音もダークで、時にはポーポーとカサついたような木管楽器に近い音すらする。
「振動が横に逃げないよう抑え込む事でベルの先からの遠達性を高める」
という理屈らしい。
Monette以外のメーカーからもこんなタイプの楽器が出ていて、これにやたらとデカくて深いマウスピース(Bachで言うと1C~3Cくらい)を付けて吹くのがクラシック界やジャズ界で流行っている。

が、ハッキリ言ってオイラにゃ何が良いのかよく分かりません。
だってトランペットって「明るく華やかな音」の楽器のハズでしょ?
それをわざわざダークにしてどうするの?それってトランペット?
ダークな音が欲しいならフリューゲルホーン吹けばいいじゃん。

更にタチが悪いのは、このテの楽器/マウスピースを好む人達の中に軽い楽器/小さいマウスピースを否定する人がかなり多い事だ(ウィントンもその傾向有り)。
クリフォード・ブラウンはBach 17Cなんていうメチャメチャ小さいマウスピース使ってましたが、彼はダメトランぺッターでしたかね?

普通のトランペットで良いじゃん。マウスピース小さくたって浅くたっていいじゃん。
良い演奏できるんなら・・・。


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