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CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

19-205「サマー・オブ・84」(カナダ)

2019年08月16日 10時59分20秒 | カナダ映画
最高の年齢だ、冷凍保存したい
 1984年、夏。オレゴン州イプスウィッチ。猟奇的犯罪の記事収集が趣味の15歳の少年デイビー。近くの町で同年代の子どもたちばかりが狙われる連続殺人事件が発生し、彼はひょんなことから向いの家に住む警官のマッキーが犯人だと思い込む。
 さっそく親友のイーツ、ウッディ、ファラディとともに独自の捜査に乗り出すデイビーだったが。(「allcinema」より)


 1984年のオレゴン州イプスウィッチという町を舞台に、好奇心旺盛な15歳の少年たちが、連続殺人犯を暴こうとする様子を描いた青春サスペンス。

 デイビーは、宇宙人説や陰謀説などを信じている節もあり、部屋の壁には、ビッグフットや宇宙人の新聞、雑誌記事を壁に貼り付けている。

 その中に〝ナチスが月面に基地を建設〟という記事があり、観客から笑いが漏れたが、これは「アイアン・スカイ」を観たからだろうな。


 そんなデイビーは、隣人である警官のマッキーが、世間を騒がせている連続殺人鬼ではないかと疑う。

 親友のイーツ、ウッディ、ファラディにそれを話し、自分たちで調査を開始する。

 言われれば、確かに怪しい行動を見せるマッキーであるが、そんなマッキーをデイビーたちは監視したり、尾行したり、時には家の中に侵入しようとしたりする。

 デイビーたちの調査と共に、興味ある女の子の話や家庭の事情なども青春ストーリーの一端として描いている。

 そのそもマッキーの調査も友人たちは面白そうだからという感じでやっているよう。

 思春期真っ只中の少年たちの興味、好奇心を描いている。

 いかにもデイビーが言うように怪しい行動を繰り返すマッキー。

 果たしてマッキーは本当に連続殺人鬼なのか。


 調査中は、さほど危険という状況には陥らず、やっぱり青春モノだなと思っていたら、クライマックス、真相が明かされた後に、衝撃的な展開が待っている。

 1984年の一夏の冒険を描いたような青春サスペンスであったが、その結末は決して後味良いものではなかったな。

/5

監督:フランソワ・シマール、アヌーク・ウィッセル、ヨアン=カール・ウィッセル
出演:グラハム・バーチャー、ジュダ・ルイス、ティエラ・スコビー
   リッチ・ソマー、ケイレブ・エメリー、コリー・グルーター=アンドリュー
於:新宿シネマカリテ

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