CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

18-063「アクト・オブ・バイオレンス」(アメリカ)

2018年03月06日 01時08分23秒 | アメリカ映画
心に穴の空いた兵士に何ができる
 結婚を直前に控えたローマンの婚約者ミアが何者かに誘拐された。ローマンは兄デクラン、ブランドンと共にミアの行方を捜索し、彼女が人身売買組織に人質にされていることを知る。
 一方、人身売買を捜査している捜査官エイヴリーも、この闇組織にたどり着き。(「作品資料」より)


 ブルース・ウィリス出演のバイオレンス・アクション。

 とは言え、エンド・ロールのトップにもなっていたが、ブルース・ウィリスが主演かと思えば、ちょっと微妙だな。

 かつてアフガニスタンに出征していた退役軍人の、コール・ハウザー演じるデクランが主役のよう。

 退役した後、PTSDを患っているらしいデクラン。
 そんな時、弟、ローマンの婚約者、ミアが人身売買組織にさらわれたことを知り、警察に任せず、自分たちで彼女を取り戻すため行動を開始する。

 退役して心に穴が空いていたデクランは、人身売買組織と対決することに、どことなく喜び、やりがいを感じたんだろうな。

 ローマンはまだしも、もう一人の弟、ブランドンは多少無理やり引き込まれた感じ。

 それにしても、元軍人だといえ、家にどれだけ銃器を持ってるんだという感じ。
 C4爆弾まであるというのは凄いな。

 こうしてデクランたちは、人身売買組織に戦いを挑み、さらわれたミアを奪い返そうとするが、犯罪組織に戦いを挑んだことにより、悲劇も起こる。

 ブルース・ウィリスが演じるのは、同じく人身売買組織を追う、刑事のエイヴリーであるが、その捜査自体は、障害があったりしてうまくいかない。

 こうして、エイヴリーは犯罪を犯していることになる、デクランたちに密かに手を貸すことにする。

 デクランたちの戦いの結末、そしてそれが引き起こす事態など、興味深い展開ではあったな。

 ちょっとデクランのストレス発散のような話ではあったが、犯罪組織に戦いを挑む展開は面白い作品だった。

 しかし、最後に決めるのは、エイヴリーなんだな。

/5

監督:ブレッド・ドノフー
出演:ブルース・ウィリス、ショーン・アシュモア、コール・ハウザー
    メリッサ・ボローナ、アシュトン・ホームズ、ソフィア・ブッシュ、マイク・エップス
於:シネマート新宿

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