CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

21-092「レスキュー」(中国)

2021年06月16日 21時54分50秒 | 中国映画
戻ってきてね、ヒーロー
 ジャンボジェット旅客機の海上着陸、油田掘削場の大火災、山岳でのタンクローリー大爆発、巨大タンカー大炎上。
 壮絶な災害現場に真っ先に駆けつけ、自らの命を顧みず人命救助にあたる海難レスキューのエキスパートたち。人命救助を最優先に隊長ガオ・チエンをはじめとする隊員たちは日々死と隣り合わせの任務を続けていた。
 過酷な訓練の日々、激務にも揺るがない強い絆、愛する家族との葛藤、そして大切な仲間の死。失意と後悔の念に苛まれてもなお、彼らは大災害に立ち向かってゆく。(「KINENOTE」より)


 中国、海難救助隊員たちの活躍を描いたパニック・アクション。

 ガオ・チエン隊長をはじめとする海難救助隊員は、隊長の現場での的確な判断によって、多くの人命を救助している。

 冒頭、油田掘削場の火災現場で救助にあたるガオ・チエンたち。
 激しい火災と崩落しそうな現場で、命を賭けて救助にあたる様子が描かれる。

 その後も、山岳のタンクローリー爆発、巨大タンカーの炎上、ジャンボジェット機の墜落現場などの救助が描かれる。

 その現場は、かなり激しいもので、命を賭けたギリギリの救助が描かれ、緊迫感も高いものである。

 そんな中、ガオ・チエンたちの元に、新たなヘリ・パイロット、ファン・ユーリンがやって来るが、ガオ・チエンの無謀とも言える救助法に苦言を供す。

 その後は、二人が対立していくのかと思ったが、意外とそんな図式はなく、すぐに協力して救助にあたるようになる。

 しかも、二人はガオ・チエンの幼い息子を介して、近づいていくようにもなる。

 危険な海難救助ということで、仲間の死などもあり、自信満々であったガオ・チエンは失意と苦悩も経験するようになる。

 追い打ちをかけるように、息子にも苦難が降り注ぐ。

 果たして、ガオ・チエンは救助隊に復帰出来るのか。
 そして、命を賭した救助にあたり、取り残された人々を救うことが出来るのか。

 救助シーンは、よくぞこんな状況で救助が出来るものだなと思うくらい激しいものばかり。

 アクロバティックなシーンもあり、更に訓練シーンも見応えあったな。

 息子の災難は、ちょっと行き過ぎかなと思ったりもしたが、災害と救助シーンは見応えあるもので、緊張感溢れる作品だった。

/5

監督:ダンテ・ラム
出演:エディ・ポン、シン・ジーレイ、ワン・イェンリン
   ラン・インイン、ワン・ユーチエン、カルロス・チェン
於:新宿ピカデリー

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