文旦の季節

今年も我が家にたくさんの文旦が届く季節がやってきた。

文旦は四国の高知の特産ですが、四国の愛媛に売薬に行ってたばあちゃんの得意先にみかん屋さんがあって、そこからいつも買っています。
高知じゃなくて愛媛なのに段ボールには『土佐文旦』と書いてあるので親にきいてみたところ、そこのみかん屋さんが土佐の文旦栽培に適した潮風が吹く島で文旦を育てている農家の人と契約してその農家の人の作った文旦を一手に（？）扱っているそうなのです。

でもうちは別に商売してる訳ではないのに届く文旦の量は普通の家ではありえんくらいに多い。

初めは自分の家用に２箱くらいだったのですが、知り合いにあげたりするうちに、あげた相手が「自分もお金出して買いたい」と言うようになって、さらにばあちゃん経由で買うと手数料が少なくて済むというので、毎年ウチには頼んだ人の分も一緒に毎年段ボールで３０箱くらい一気に届きます。

今年は昨年の台風でキズが多かったとのことですが、届いた文旦を見たらきれいだったし、中身や味は変わらず美味しかったです。

文旦は食べるまでの過程が面倒なんだけど、後口がスッキリとする上品な味で、皮を丁寧に剥いて皿に盛ったら果肉の粒も一つ一つ大き目で綺麗。
ヒマな時は黙々と剥いて食べるのがいい感じ。

調べてみたら栄養もあるみたいです。　
文旦には血液を浄化し血管を強くするビタミンＣ・Ｐやミネラルも多く含まれていて、昔から高血圧の薬だといわれているそうです。
さらに最近注目されている脳内で抑制系の神経伝達物質として働きイライラをやわらいげたり不眠軽減させると言われるギャバや、皮にはオーラプテンっていう皮膚ガンの発ガンを押さえると言われる栄養素も含まれているそうです。

これから我が家でも文旦満載の日々が続きます。