『戒名は高いからいりません。』
『戒名自分でつけて良いですか?』
『母の戒名をつけてきました。』
最近…。
こんな事があります。
戒名とは授けて頂くもの。
戒律を守ります。と仏様とお約束して本当は生きてる間に得度をして頂いておければ仏教徒としては俗世の名前と仏の名前を自分で理解して仏の国へと帰っていけるのですが、やはり若い元気なうちは仕事に終われ戒名のことなど考えない方が多いです。
昔はよく本山に参拝して頂いたなどと聞いたことはあります。
生前に檀那寺さんに授けてもらう方もおられます。
今回は他の宗教に入っていたときに亡くなられた娘さんが戒名が亡く可哀想なので戒名が欲しい。その時はお母さんはその宗教を信じていたので戒名はいらない!と思ってたそうです。
しかし子供さんたちは子供の頃から違和感を覚えていたようでお婆ちゃんとお参りに来てた八面山にお願いしたい。
とのお話しで戒名を授けさせていただくことになりました。
どんな娘さんだったか?
とお話しを聞いて御位牌に考えた戒名を書かせていただきました。
もう何十年もたっていても思い出すことがご家族様には辛い悲しいことです。
戒名とはどんな方だったのか後世の子孫が見ても個人の人柄がわかるような名前にと言われてます。
明るく活発で唄の大好きなお子さんだったとわかるお名前にしました。
私の僧名は日華なのでメッチャ明るく華やかな人って…。思われますよね。笑笑
本当はその他の意味がたくさんこめられてるんですよー。笑
私の僧名は父が考え祖父が授けてくれました。
はじめは違和感を感じてましたが今ではすっかり慣れましたよー。
名前にはこうなって欲しい~と言う願いも込められております。
自分の家の仏壇を開けてどんな戒名の御先祖様がおるのかなあ?
と見てみてはどうですか?