八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

石仏の依頼

2020-07-14 11:40:50 | 日記
『ここは、お地蔵さんの多い御寺ですね。なんでこんなにあるとですか?』ときかれます。

みなさんに『お地蔵さんだけでなくて色んな仏様なんですよ。様々な願いによって違う仏様を奉納してくれてます。』
と言うと。

『知らんかった✨』とみなさんびっくりされます。

近年は仏様の奉納も多くはありませんが今年は新しい石仏が奉納される予定です。

先祖供養の為に奉納される予定です。

福岡の國廣石仏さんと打ち合わせしてます。

国産の石を使って彫ります。

今日、初めて知ったのですが機械を使わずに手彫りで石仏を彫る仏師さんは西日本で國廣さんしかいないと!

なんと!!

とても貴重な仏師さんです。

『長生きして良い仏さん彫ってねぇ。』とお願いしました。

初代からのお付き合いです。

昨日も日本で三味線メーカーの一番大手の会社が来月で会社をしめる。とのこと…。
祖母が三味線の浄瑠璃の先生で三味線の音に慣れ親しんできたものとしては寂しいです。

日本固有の文化には職人さんが絶対的に必要なんだから政府の文化庁さんとか何とかして欲しいなあ。

職人さん減ってますよね。

大工さんでも職人さんを育てるのは大変と聞きました。


お寺もお弟子を育てるのは大変ですもんね。
自分が一人で大変なので職人のお弟子さんを育てる余裕が無いと言うのもわかります。

亡くなった方の供養に仏像を奉納する。お墓とは違って自分が奉納した仏様を他者がお参りして救われることにより。施主様にも功徳がめぐります。


巡る。

色んなご縁が巡ります。

わらべ地蔵さんをお母さんがいつも、孫に似てるかわいいなあ。

と信仰してました。

お母さんが来れなくなり。娘さんが信仰されてます。

すると。月に一度しか来ないのですが~☺️

わらべ地蔵を奉納された息子さんと神護寺に参拝する日が重なるんです。

私はまえに気がついてたんですがー。娘さんが最近『不思議よね。先生(お地蔵さんの施主さん)といつも同じ日にお参りに来るよね私たち。なんかご縁なんやろね。』と笑ってました。




此方はわらべさんと阿弥陀さまです。お地蔵さんではないんですよー。

かわいいですよね。