八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

終活とは

2012-11-20 08:49:11 | インポート
お母さんがお参りをされていて息子サンがお水取りや火祭りなどお寺の行事に参加して下っていたかたのお母さんが亡くなりお葬式を頼まれました。

『生前から真言宗でお葬式を』と言われていたそうです。


毎日、弘法大師の教えのもとに真言宗のお経を唱え在家として佛行に励んでいたからこそだと思われます。



今は心安らかに仏様の世界よりご家族を見守られているとおもいます。


終活と言う言葉がテレビや新聞では良く聞かれますし本屋さんにはエンディングノートなるものまで売られてます。



一つ一つ事細かに遺言を残すかたやコレだけはお願い。と言う方様々だと思われます。


ただ伝えたいことは、時折家族にはなしていた方が残されたものは助かるはずです。

あまりムチャクチャなねがいでなければですが。


亡くなった後に家族がもめるのは故人にとっては一番つらいですよね。


伝えとかなきゃいけない事は自分の為じゃなく遺された人の為を一番に考えなきゃダメですよね。

仏様になる前の活動なんだし。
仏活でいんでは?

だって死んだからってすべてが終るわけではないんですから。

仏教的にみたら!

お葬式で導師様が頭を丸めて出家の儀式をします。

亡くなったら亡くなったで仏様の世界での修行の始まりでもあるんですから。


仏様になるには人のために生きなきゃダメが基本にあります。

さて仏活してますか?