
飛翔型水上バイク 飛魚壱号
Flying personal water craft
『Flying fish FF-1』(FPWC FF-1)
全長4.5m
全幅5.0m
機体乾燥重量90kg
最大離陸(離水)重量260kg
最大速度180km/h
上昇限界高度3000m
因みにFlyNanoは
全長3.5m
全幅5.0m
機体乾燥重量70kg
最大離陸(離水)重量200kg
最大速度140km/h
上昇限界高度3000m
サヨリの乗るFlying fishはFlyNanoより全長が1m程長く全幅は同じ。エンジンは3割ほど強化されている。
飛翔型水上バイクとは?
単発単座の超小型飛行艇。
政治的理由により飛行機扱いされず、あくまでも飛翔する事も可能な水上バイクというポジションを強いられている。
民間の超小型飛行艇Flynanoをベースに新開発され海賊対策に投入されている。
見た目の最大の違いはFlynanoがエンジンやプロペラを機体前部、パイロットの斜め上の位置に在るのに対しFlying fish FF-1は機体後部に在る。
これによりパイロットの圧迫感や視界が大幅に向上するメリットを得たが反面、エンジン冷却効率の低下や尾翼などにプロペラ後流の当たりが小さくなり操縦応答性が低下した。
しかしながらFlying fish FF-1の本来の任務は海賊や海上テロリストの発見・牽制や機銃による軽攻撃または海上・島嶼地域へのパトロールなので視界向上の方がメリットが多い。
しかし近年、海賊側もFlynanoをはじめ超小型航空機を活用し始めたので制空戦闘能力が要求されスティンガーなど携帯対空ミサイルの搭載などが研究されつつある。
Flynanoは一機、日本円で約300万、Flying fish FF-1は三割ほど強化されたエンジンを搭載し防弾燃料タンクなど改造が施され約450万円。それでも航空機としては破格の安さである。
武装は最初期はパイロットが操縦しながらハンドガンを撃つという黎明期の戦闘機と同じだったがそれではあまりにも酷いと言うので
現在はM4カービンにM203グレネードランチャーを付けたものを防水ケースに入れ操縦席右側面に装着して攻撃する。
あくまでも固定兵装ではないという事になっていて簡単に着脱できる。
操縦桿の発射ボタンを押すと昔のカメラのレリーズと同じ要領で銃の引き金が引かれ発射される。
弾倉交換も主安全装置切り替えも飛行中カバーを開けて操作する。
銃は上下逆さまに収められている