平成30年10月16日(火)
十月八日の時事通信NO1454「東亜五十年の禍根、露清密約を忘れるな」から続く
三連続の時事通信で、
ロシアとシナの「民族の行動パターン」を述べてきた。
その上で、
さらに、「現在の露清密約」、
つまり、「プーチンのロシア」と「習近平の中共」の
「露中密約」について述べたい。
何故なら、
この現在の密約は、
極めて現実味を帯びてきたからである。
明治二十九年(一八 . . . 本文を読む
平成30年10月12日(金)
コンピューターが治って、二通の時事通信を発信できた。
一通は、
我が国の北と南と西にある仮想敵国(現実敵国)X、Y、Zの
「民族の行動パターン」について(10月8日NO1454)
次の一通は、
畏れ多くも「今上陛下の御譲位」についてだ(10月11日NO1455)。
この二通信は共に、
即ち、戦後、マッカーサー率いる連合軍(主にアメリカ)の
WGIP(War Gui . . . 本文を読む
平成30年10月11日(木)
この度、「伝統と革新」誌から、
今上陛下の御譲位についての論考を求められたので、
本日、それを同誌に送信した。
そこで、
その原稿にさらに付け加えて以下の通り時事通信を記すことにした。
ご閲覧をいただければ、幸甚です。
記
今上陛下は、
来年の四月三十日に譲位され、
翌五月一日に皇太子殿下が第百二十六代天皇となられる。
この「 . . . 本文を読む
平成30年10月8日(月)
歴史に学ぶとは、具体的に何を学ぶことなのか。
それは、「民族の行動パターンに学ぶことだ」としたのは、
古田博司筑波大学大学院教授だ(産経新聞、平成二十八年二月十日「正論」)。
同教授は、
この朝鮮半島の「南北の『政略劇』にだまされるな」と題する論考で、
北朝鮮と韓国の繰り返されるドタバタ劇を概観する。
そして、まず、
北朝鮮の経済を支えてきたのは韓国であると言う。
. . . 本文を読む
平成30年9月15日(土)
天皇がしらす國である我が国の歴史を振り返るとき、
古事記の日本武尊と、
身を捨てて荒ぶる海を鎮め愛する日本武尊を救った弟橘姫の物語から始まって、
武士(もののふ)や軍人また兵士ら、
そして、
民族の運命に選ばれたかのようにその場に遭遇した人々には、
自らの生を切断することによって、
後世に深く巨大な影響や思想を与える人々の系譜があるように思える。
平成三十年九月八 . . . 本文を読む
平成30年9月7日(金)
九月二日には、高野山奥の院に建てられた「空」の墓碑の前で
陸軍挺身落下傘部隊の将兵の慰霊祭が、
遺家族、全日本空挺同志会会員、陸上自衛隊第一空挺団長および団員
第三師団音楽隊そして信太山に駐屯して高野山を含む近畿地方南部を守備領域にしている
陸上自衛隊第三七普通科連隊連隊長
らが出席して行われ、それに参列した。
九月三日は、靖國神社で、
特攻隊を創設して十死零生の特別攻 . . . 本文を読む
平成30年9月1日(土)
平成の御代の最後の
夏祭りそして秋祭りを目の当たりにして、
泉州から大阪湾をへだてた西の徳島(阿波の国)の
夏祭りである八月の阿波踊りの主催者同士がもめていた。
徳島市が、
毎年、阿波踊り振興協会の合同連が南内町演舞場で行っていた、
千五百名の踊り子が、一糸乱れず躍り込む、
阿波踊りの象徴である「総踊り」を中止すると表明したのだ。
その理由は、内部のことはよく分からな . . . 本文を読む
平成30年8月23日(木)
先の時事通信、平成30年8月21日、
№1449、「我が国独自で尖閣を守る覚悟を!」に続いて、
№1450、「我が国独自で拉致被害者を救出する覚悟を!」を配信する。
諸兄姉は、この二つの通信を併せてお読み頂きたい。
その訳は、
国土=尖閣・竹島、と、国民=拉致被害者に対する
我が戦後政治の対応が、
過去現在ともそっくり同じで、
この戦後政治の対応から脱却して、
尖閣 . . . 本文を読む
平成30年8月21日(火)
アメリカのトランプ大統領が、
アメリカ・ファースト、つまり、二十一世紀のモンロー主義を掲げ、
戦後の「世界の警察官」の役割から退却しようとしており、
中共の習近平主席が、
大中華帝国の再興を目指して膨張しつつある。
そして、
この太平洋の東と西の両サイドの国家が変動を始めている真っ只中にある
我が日本は、
未だ、戦後体制のなかにある。
しかし、膨張する中華帝国主義に対 . . . 本文を読む
平成30年8月6日(月)
兵隊さん、仇をとってください
七十三年前の本日午前八時十五分、
アメリカ軍のB29爆撃機は、
広島の上空からウラニウム型原子爆弾(コードネーム、リトルボーイ)を投下した。
これが、都市の住民に対する人類最初の原子爆弾の使用である。
四年前、私は、サイパン島で
このリトルボーイをB29爆撃機に搭載した場所と
その二百メートルほど離れた場所にあるファットマンを搭載した場所 . . . 本文を読む
平成30年8月1日(水)
中共の習近平主席は、
昨年の党大会では、慣例を無視して後継候補を昇格させず、
この三月の全国代表者会議(全人代)で、
憲法を改正して国家主席の任期制を撤廃した。
つまり、これ、習近平は、毛沢東と同様の「中共の皇帝」となった。
しかし、この習近平の「中共の皇帝」化は、
中共内部(内蔵)の重大疾患の上に築かれた
「砂上の楼閣」である。
中共には、退役軍人が五千万人もいると . . . 本文を読む
平成30年7月30日(月)
今上陛下は、
平成三十一年四月三十日に譲位され、
翌五月一日、
皇太子殿下が践祚されて第百二十六代天皇となられる。
そして、平成三十年の「平成の御代」の最後の夏は、
豪雨と猛暑と東京沖から西に向けて日本を横断して対馬の海に抜ける異常台風の夏
であったと記憶されるだろう。
そこで、まず、
この度の御譲位のご意向を国民に伝える、
今上陛下の、平成二十八年八月八日の「お言 . . . 本文を読む
平成30年7月24日(火)
現在の野党の連中は、
実に貧弱な劣化した者どもである。
彼らは、断固とした信念に基づいてアホに止まろうとしている。
日本人かどうかも分からん。
第一、彼らの頭に「国家」、
具体的に「日本」がないからである。
よって、国民が、何度も振込詐欺に引っかかる老人のように、
再び、奴らに政権を渡せば、
今度は、前回の「悪夢」ではすまず、「社会共同体の崩壊」に至る。
この警告を発 . . . 本文を読む
平成30年7月19日(木)
先に、「明治を甦らせる」として、
明治と、昭和そして現在の連続性を回復することこそ、
これからの我が国の「独立自尊の進路の決断」に必要なことだと書いた。
そして、その連続性を回復する為の障害が、
明治の日露戦争を担った人々を主題とする「坂の上の雲」を書いた
作家である司馬遼太郎の、
いわゆる「司馬史観」が東京裁判史観と共鳴して
権威あるもの如く、一世を風靡したことであ . . . 本文を読む
平成30年7月18日(水)
明治を現在に甦らせよ!
先日の産経新聞の
「明治ルネッサンスで時代に新風を」と題する「正論」は、
新保祐司氏が執筆し、
明治という時代には
「まさに『明治の栄光』というトーンがふさわしい」
と述べた上で、次のように結んでいる。
日本についての痛切な自覚に基づいた
明治の精神のトーンを
よく耳を澄まして聞きながら、
今日のグローバルな世界の中での日本の独立自尊の進路を . . . 本文を読む