十月十日午前11時、抜けるような青い空のもと、堺市にある仁徳天皇御陵の正面礼拝所の西側において、新しく造られた国旗掲揚台に国旗「日の丸」を初めて掲揚する式典が行われた。掲揚台に立つポールは高さ15メートル、掲揚される国旗は縦2・8メートル横4・2メートル。まさに、伊勢神宮に翻る国旗「日の丸」と同じ規模で、世界一の規模をもつ前方後円墳、仁徳天皇御陵の礼拝所横に立つにふさわしい大きさだ。国旗「日の丸」 . . . 本文を読む
十月一日、北京の天安門広場に、世界に見せつけるが如く、最新鋭の大陸間弾道ミサイル群を延々と行進させて、その上で、「如何なる勢力も、中国人民と中華民族の前進を阻止することはできない!」と演説している習近平主席の姿を観た。これを私は侵略者の恫喝と判断した。そして、十月四日、我が衆議院本会議場で所信表明をするなかで、この習近平を国賓として我が国に招くことに言及し「日中新時代を切り開きます。来年の櫻の咲く . . . 本文を読む
gooニュースhttps://news.goo.ne.jp/article/ktv_news/nation/ktv_news-62fe6c1e5d1743fd9bca96b4ed88ad0e令和1年10月5日(土)台湾に生まれた日本人は、北海道に生まれた日本人や東京や大阪に生まれた日本人とともに、今も日本人だ。北方の択捉島や国後島の日本人が、ソ連の同島侵攻と占領とともに、ロシア人になるわけがない。 . . . 本文を読む
令和1年10月4日(金)これから、一冊の小さな本を、諸兄姉が手に取り読んで戴くことを願い、この本と、この本を読んで僕が思い出した懐かしい情景を書きたい。僕の世代、そして、諸兄姉においても、この本は、著者が語る回想を通じて、消えつつある昭和の情景を甦らせ、戦前と戦後の連続性を回復してくれる。そう、過去は、過ぎ去った日付のところにあるのではなく、現在の我々と共にある。それ故、この本は、我々の記憶と情感 . . . 本文を読む
令和1年10月2日(水)前号の時事通信「人類二千年の歴史の中に位置づけられる大東亜戦争の意義」では、ロシアに付いて書いていないので、ここで書いておきたい。前号で、フランスの政治思想学者であるアレクシス・トクビルが「異なる地点から出発して共通の目標に向かって進む二つの民族がある」としてアメリカとロシアを挙げ、両者を対比して次のように記していると書いた。「アメリカ人は自然の障害と戦う。ロシア人は人間を . . . 本文を読む
令和1年10月1日(火)十六世紀半ばに、我が国は初めて西欧のスペイン・ポルトガルと出会った。しかし我が国は、それから四十年後にバテレン追放令を発し(1587年)、さらに五十一年後に鎖国を実施して西欧と断絶する(1638年)。その我が国が初めて直面した西欧とは何かを確認するために、人類史における一神教の勃興を振り返ってみた。一神教の出現までの数十万年間、人類は多彩な多神教の世界に生きていた。私の体験 . . . 本文を読む
令和1年9月2日(月)令和元年の八月後半、ニュースだけではなく昼間のワイドショーでも韓国大統領文在寅の「反日発言」が連日TV画面に映し出されていた。聞いていて、こいつ、頭の回路が狂っていると感じた。そして、思いだしたのは、明治維新直後に、我が国から天皇名で朝鮮に送られた維新通知の国書への回答を督促すために、朝鮮に赴いた我が外務省員佐田白茅(はくぼう)が、回答を拒否する朝鮮側に呆れ果てながら朝鮮の国 . . . 本文を読む
令和1年8月28日(水)八月二十日の産経新聞朝刊の「正論」の末尾に、京都大学名誉教授の佐伯啓思氏が、カネをばらまいて株価を上げ、訪日外国人がいくらカネをおとしてくれたと喜び、日米関係の強化で平和を守ればよいという『現実』をそのまま擁護も賛美もするわけにはいかないのが『保守』であろう。令和元年は戦後74年である。この時代は、ほんとうに『保守』が問われる時代となろう。と書かれている。そこで、この八月二 . . . 本文を読む
令和1年8月16日(金)八月十五日の正午の時報とともに、靖國神社の一の鳥居と二の鳥居の中間点で直立して英霊に黙祷し、午後三時半に、参集殿前に集まった百七十名の仲間、同志とともに昇殿参拝をさせて頂いた。昇殿参拝前の参集殿での待ち時間に、田母神俊雄元航空幕僚長とともに、同志に訴えることができた。田母神俊雄閣下は、次の通り述べた。令和の御代の初めて迎える八月十五日に、安倍内閣総理大臣は、靖國神社に参拝す . . . 本文を読む
令和1年8月13日(火)「日本国憲法」は、昭和二十一年二月のたった九日間に、GHQ民政局の二十五人の職員によって起草され、同年十一月三日に公布され、翌二十二年五月三日に施行されたが、これだけが、ポツンと独立してある文書ではない。日本国憲法は、まずポツダム宣言と、それに続いて、日本を占領統治していた連合国軍最高司令官総司令部General Headquarter(GHQ)又はthe Supreme . . . 本文を読む
令和1年8月6日(火)草地貞吾先生は、陸軍士官学校三十九期、明治三十七年五月に生まれ平成十三年十一月に九十七歳で亡くなられた。先生は、昭和二十年八月十五日、関東軍作戦参謀、帝国陸軍大佐として、満州で作戦行動停止の大陸令を受け、同年九月六日、満州からソビエトに連行抑留され、十一年後の同三十一年十二月二十六日に船で舞鶴に帰還された。その時、舞鶴の祖国日本の土を踏んだ先生は、声を張り上げて「天皇の國に帰 . . . 本文を読む
令和1年8月2日(金)政府は、本日(2日)、閣議で、輸出優遇措置が適用される「ホワイト国」から韓国を除外する決定を下した。この決定を間髪を入れずにしていたら、韓国が騒ぐ暇が無くもっと速く終わったのにと思うが、まあ、これでよし。さすが、担当の通産省(今は経産省)だ。外務省でなくてよかった。実は、今まで、韓国が騒ぎ、我が国がその韓国の国民感情に配慮して一歩後退というのが習い性になていたので一抹の不安が . . . 本文を読む
終戦後に旧ソ連のシベリアに抑留され死亡した日本人のものとして持ち帰った16人分の遺骨について、「日本人のものではない」などのDNA型鑑定の結果が出ていたことがわかった。 厚生労働省によると2014年8月、派遣団がシベリアのザバイカル地方で戦没者のものとして収集し、日本に持ち帰った16人分の遺骨について、DNA型鑑定をしたところ、2018年8月、日本人ではない、もしくは日本人ではない可能性が高いと . . . 本文を読む
令和1年7月25日(木)七月、四世紀から五世紀後半までに大阪の南の丘陵に築かれた四十九基の古墳群が、百舌鳥・古市古墳群としてユネスコの世界文化遺産に登録された。この登録の中には、世界最大の前方後円墳である第十六代天皇である仁徳天皇御陵や仁徳天皇御陵を上回る巨大な墳丘容積をもつ第十五代応神天皇御陵はじめとする二十九基の天皇や皇族の御陵が含まれている。従って、百舌鳥・古市の丘陵に一千六百年前後に造られ . . . 本文を読む
海上自衛隊の最新イージス艦の進水式が17日、横浜市内で開かれ、「はぐろ」と命名された。令和3年3月に予定される部隊配備後は、海自が目指しているイージス艦8隻態勢が整う。秋田、山口両県への配備計画が進む地上配備型迎撃システム「イージス・アショア」と合わせ、弾道ミサイル防衛(BMD)の能力向上につなげる構想だ。 BMD能力を備えるイージス艦は現在5隻で、今年度中には能力向上の改修によってさらに1隻が . . . 本文を読む