全教北九州市教職員組合

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全国の仲間と交流しました。Vol.2

2013年02月16日 08時09分40秒 | インポート
昨年12月に行われた今年度2回目の政令都市教職員交流会の報告第2弾です。

各政令市教組が資料や組合新聞を使って、具体的な取り組み状況、成果や到達点、問題点を報告し協議しました。中でも、退職金削減問題は、福岡県の状況も気になりながら、報告に聞き入っていました。問題点は、年度途中の削減で、職員への周知ができていないにもかかわらず、1月から実施の都県、2月実施の県、3月実施の府県と対応がまちまちであること。働き続けて3月31日まで教壇にいる方が、途中で退職した(削減の実施される直前に)方よりも退職金が削減されてしまうということです。府・県教委と交渉した教組では、いったん退職はするが、講師として働き続け、現場に混乱が起きないようにするなどの報告もありました。

 福岡県では、1月の校長会からの報告でもあったように、3年間で約400万円の削減案が2月末の県議会に上程され、可決される見通しです。(まだ正式には決まっていない。)さらに、地方公務員も国家公務員に準じて、7月から給与を7.8%も削減するという案が政府の予算案に盛り込まれました。

 このほか、特徴的なことは、青年部の活動が盛んなところは、組織拡大が大きく前進しているということです。
柱は二つ、
「学びを深める取り組み」
「青年の要求に根差した対市交渉」を実践していると言うことでした。

学びの取り組みは、講師の方の試験対策と、若い教師の要求にもとづく学習会の開催でした
。対市交渉では、青年アンケートをもとに交渉し、成果を新聞やネット、口コミで広げ、組織拡大につなげているというとでした。

 労働安全衛生法を活用する取り組みも、勤務時間、教育条件整備という点で力になっているという報告が、今回もあり、資料などからさらに学び、市教労でも生かしていきたいと思います。
 各地で奮闘する約40人の方々と、2日間みっちり語り合い、勇気と元気をもらった交流会でした。



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