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イリューシン IL-38

2012年03月20日 08時25分38秒 | 軍装備

ロシアの軍装備

イリューシン IL-38【ロシアの軍装備】 イリューシン IL-38 世界の軍装備

イリューシン IL-38

(ロシア語: Ильюшин Ил-38NATOコードネーム:メイ、May (5月の意) は、
ソビエト連邦のイリユーシン設計局で開発されたターボプロップ哨戒機。
Il-38 (航空機) - Wikipedia

 

 

 

原型となったのは4発ターボプロップ旅客機Il-18で、後に対潜哨戒機として生まれ変わった。これは奇しくも米国の P-3 オライオン と軌を一にしている。

Il-38の存在は1970年に西側にも知られたが、実際は1967年から量産されていた。旧ソ連時代には北大西洋やバルト海を哨戒していたが、時にはイエメンやリビア、シリア等の中東にも派遣され、地中海、紅海、インド洋にも姿を見せた。近年では日本近海にも姿を見せ航空自衛隊機によるスクランブルが行われている。

輸出はインド海軍のみに終わっている。

 

Il-38では真円断面の胴体は原型の旅客機Il-18と基本的に変わらないが、重心位置の変化に伴い主翼が前よりに取り付けられている。胴体後端にはMADのブームが、機首下面にはマッシュルーム形のレドームが張り出し、機体各所にESM等のアンテナが見える。

主な武装は対潜ホーミング魚雷、爆雷、機雷で、主翼キャリースルー前後の兵装ベイにソノブイとともに収容するが、Kh-35(NATOコードネーム AS-20 カヤック)空対艦ミサイルを翼下に搭載することも可能。

 

  性能諸元

※使用単位についてはWikipedia:ウィキプロジェクト 航空/物理単位も参照

全長: 39.60 m
全幅: 37.42 m
全高: 10.16 m
主翼面積: 140 m2
自重: 33,700 kg
全備重量: 63,500 kg
発動機: イフチェンコAI-20M ターボプロップエンジン (4,250 shp)×4
最大速度: 650 km/h
航続距離: 9,500 km
実用上昇限度: 10,000 m
乗員: 10 名
武装: 爆雷、魚雷など(9,000 kgまで)、Kh-35空対艦ミサイル
レーダー: ウエットアイ水上捜索レーダー。ベルクート洋上捜索レーダー。

 

 

 

 

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