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米MDが条約違反と反論=ロシア、軍拡正当化へ-INF全廃
2019.02.01 時事通信
【モスクワ時事】ロシアは中距離核戦力(INF)全廃条約に関し、条約違反を一貫して否定し、米国が東欧に展開するミサイル防衛(MD)システムこそが条約違反と反発してきた。今後も一方的行動を取る米国に非があると批判し、軍備拡大を正当化するとみられる。ロシアは1月23日、米国が条約違反と指摘する新型の地上発射型巡航ミサイル「ノバトール9M729」を内外メディアに公開した。ロシア軍ミサイル砲兵部隊のマトベエフスキー司令官は「最大射程は480キロであり、2017年の軍事演習でも確認された」と述べ、条約が禁止する射程よりも短いと主張。米国は違反を裏付ける客観的データを一切提示していないと非難した。
ロシアのプーチン大統領は、米国がINF条約破棄の方針を示して以降、米国が欧州にミサイルを配備するなら「同様の対応を取る」と繰り返し警告。米国のミサイル配備に同意した欧州の国はロシアの「報復攻撃」の対象になるとも述べている。ロシアは極超音速兵器などの開発を加速させており、今後も米国の「脅威」を訴えて核戦力の増強を図りそうだ。
一方で、ロシアの経済状況は厳しく、米国と際限なく軍拡競争を繰り広げることは望んでいない。プーチン氏は昨年12月、「条約には一定の問題がある。中短距離ミサイルを保有する他の国々が加盟していない」と米国に一定の理解を示す発言もしている。米国は条約破棄の理由の一つに中国の軍備拡大を挙げており、ロシアは中国も巻き込んで議論したい考えがあるとみられるが、米国が応じるかは不透明だ。
https://trafficnews.jp/post/83157
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■ 2009年7月9日
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