原潜を持つとは、戦略核ミサイルを、積載して当たり前。なのだが、はたして河野太郎君には、そうしたイメージは、微塵もない。のだと、思われる。
原潜保有、河野・高市氏前向き 岸田・野田氏は否定的―自民党総裁選
国内外の様々な問題から原子力潜水艦を保有できないため、そのすべてが通常動力型潜水艦。ついでに16隻という潜水艦の定数が決まっている。
とはいうものの技術力維持の観点からか、毎年1隻ずつ新造艦が配備されるという諸外国から見ると勿体無すぎる運用形式をとっている。1隻あたりの運用年数は16年程度であるということなので、通常建造してから20年以上は過ぎた潜水艦をだましだまし運用する国が多い中、贅沢といわれるのも仕方ない。
しかし、昨今の周辺各国の潜水艦導入ペースを考えついに増隻に転ずることを決定。耐用年数を延ばして、20隻台にまで伸ばす予定とのこと。
特徴として、通常動力型潜水艦の大きさがあげられるだろう。荒天がつづく日本海や太平洋をふくむ広大な領海があるため、艦の安定性確保や長期間の航海任務につく必要性があること、さらには乗組員が三直制で艦の運用にあたるなど日本特有の事情のため、沿岸での活動を主とするロシア、ドイツなど他国の通常動力型潜水艦に比べてほぼ二倍のサイズとなっている。
サイズ的にはもはや攻撃型原子力潜水艦とほぼ同じサイズとなっており、このようなサイズの通常動力型潜水艦を建造しているのは日本しかないのだが、それも理由があってのことである。スターリング機関、水素燃料電池などAIP技術の取得にも取り組んでおり、最新潜水艦として「そうりゅう」型が建造されている。
今のところ米軍から技術供与を受けて秘密裏に原子力潜水艦を建造したなどと言ううわさはない。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%BD%9C%E6%B0%B4%E8%89%A6
2014 06 30 わが国の、機密事項。 【わが郷】
世界で最も尊敬される日本人潜水艇長 【璧を完うす】