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イギリス 与党 保守党 新党首にスナク元財務相 新首相に就任へ
2022年10月24日 23時00分
イギリスのトラス首相の後任を決める与党・保守党の党首選挙でスナク元財務相が党首に選ばれ、新しい首相に就任することになりました。
今月20日に辞任を表明したイギリスのトラス首相の後任を選ぶ保守党の党首選挙にはスナク元財務相と、モーダント下院院内総務が立候補する意向を表明していました。
保守党は24日、立候補が締め切られた午後2時、日本時間の24日夜10時までに届け出をしたのはスナク氏だけで、スナク氏が新しい党首に就任すると発表しました。
モーダント氏はこの直前、ツイッターで、「私はスナク氏を全面的に支持する」と述べ、立候補を断念したことを明らかにしました。
党首選挙の立候補には、357人いる保守党の下院議員のうち、100人の推薦を得る必要があり、地元メディアによりますと、スナク氏には過半数に当たる190人近い議員が支持を明らかにしていたのに対し、モーダント氏は十分な数の推薦を得られなかったということです。
スナク氏は今後、チャールズ国王の任命を受けて首相に就任することになります。
スナク氏とは
リシ・スナク元財務相は、イギリス南部のサウサンプトン出身の42歳。
アフリカから移住したインド系の両親のもと、イギリスで生まれました。
オックスフォード大学やアメリカのスタンフォード大学で学んだあと、大手金融機関などでの勤務を経て、2015年から下院議員を務めています。
おととし2月、ジョンソン政権のもとで、39歳の若さで財務相に抜てきされましたが、ことし7月、不祥事が相次いだジョンソン氏に抗議する形で辞任し、ジョンソン氏が辞意を表明するきっかけとなりました。
前回の党首選挙では保守党員による決選投票でトラス氏に敗れています。
トラス氏が記録的なインフレに対する経済政策として減税を実施すると訴えたのに対して、スナク氏は、インフレを過熱させるおそれがあると批判していました。
今回、立候補の意向を表明した際には、「経済を立て直し、保守党を団結させ、国のために尽くしたい」としていて、スナク氏であれば健全な財政運営を行い、イギリス経済を安定させることができると期待する声も出ています。
一方で、ジョンソン前首相の辞任のきっかけを作ったとしてジョンソン氏の支持者からは根強い反発があります。
モーダント氏「私はスナク氏を全面的に支持」
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党首選挙で立候補の意向を示していたモーダント下院院内総務は、24日、ツイッターに声明を投稿し、立候補を断念したことを明らかにしました。
声明では、「われわれは今、次の首相を選んだ。この決定は歴史的なもので、わが党の多様性と才能を改めて示すものだ。私はスナク氏を全面的に支持する」としています。
そのうえで、「支持してくれた党内のあらゆる立場の人々に感謝している。私たちは国のため互いに、そしてスナク氏に、団結し、協力する義務がある。やるべきことはたくさんある」としています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221024/k10013869191000.html
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■ 2009年7月9日
「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
本稿はその保管用記事です。
■ 2010年3月2日
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