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なぜ高市早苗氏なのか

2023年05月24日 18時20分00秒 | 保管記事


 

 

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なぜ高市早苗氏なのか “決められない安倍派” から次期総裁選で 「推す声」 が急浮上した理由

2023/05/24 18:20AERA dot.

2023 05 24 なぜ高市早苗氏なのか“決められない安倍派”から次期総裁選で「推す声」が急浮上した理由【保管記事】

なぜ高市早苗氏なのか “決められない安倍派”から次期総裁選で「推す声」が急浮上した理由

参院本会議で答弁する高市早苗経済安全保障担当相=2023年3月8日

(AERA dot.)

 G7広島サミットが終わり、いよいよ解散・総選挙の雰囲気が漂う永田町だが、自民党ではすでに来年の総裁選を視野に入れた話題が出始めている。もっぱら最大派閥・安倍派の「新会長」がだれになるかに注目が集まるが、分裂を避けるためか、煮えきらない状況が続く。そんななかでにわかに浮上してきているのが、無派閥の高市早苗氏だという。

 4月の衆参補欠選挙で当選した自民党の岸信千世、吉田真次、白坂亜紀の3氏が安倍派(清和会)に入った。そして、片山さつき参院議員も加わり、100人の大台に到達した。

 第2派閥の麻生派は55人、岸田首相の岸田派は第4派閥で46人。安倍派の数、勢いが際立つ。

 だが、3桁という大所帯がゆえに、安倍晋三元首相の後継となる会長がなかなか決まらない状態が続いている。

 現在は、塩谷立、下村博文両会長代理のもとで、集団指導体制による運営が続く。

 次期会長の有力候補の一人でもある、萩生田光一政調会長は、「5月には決めたい」との意向を語っていた。5月16日の安倍派のパーティーまでには決まるだろうという見方も多く出ていた。しかし、パーティーで「新会長」のあいさつはなかった。

 新会長を狙う候補は、ほかにも松野博一官房長官、西村康稔経済産業相、高木毅国会対策委員長、世耕弘成参院幹事長と多い。

 かつての会長、森喜朗元首相の意向も大きく影響する。しかし、パーティーで森氏は、岸田首相のあいさつが終わると退席してしまい、安倍派についての考えなどは語られなかった。

 安倍派の衆院議員は、

「今の状態で誰かに決めてしまうと、せっかく100人の大台になった派閥が二つ、三つと割れてしまいかねない。仮にだれかが強引に会長職に就いたとしても、割れたときには求心力を失う。だが、指をくわえてみているだけでは会長になれない。そういう微妙な駆け引きのなかでのパーティーだった。下馬評では有力とされる萩生田氏が会長になったら、松野氏はすぐに(派閥を)出ると言い出しかねないでしょうね」

 混沌(こんとん)とする会長争い。その先に見ているのは、来年9月の自民党総裁選だ。

 2021年の総裁選には候補者を出さなかった安倍派だが、安倍元首相は、高市早苗・経済安全保障担当相を推した。岸田首相や河野太郎デジタル相の推薦人になる議員もいたが、結果は岸田首相がトップ、高市氏が2位となった。安倍派こそが「キングメーカー」という“強さ”を見せつけた。

 安倍派の国会議員は、

「最大派閥なのに、2回続けて総裁候補を出さないということは絶対にない」

 と口々に言う。

 とはいえ、最大派閥の安倍派が結束して選んだトップが総裁選に出れば、当然、首相の椅子まで視野に入る。だからこそ、そう簡単には決まらないのだ。

 一方の岸田首相も再選のためには、安倍派の支援は不可欠だ。岸田派のある国会議員は、

「岸田首相としては、総裁選で安倍派がまとまって応援してくれるのが理想。だから、今の政権運営でも安倍派に配慮している感はある。しかし、数の圧力でずっと安倍派に首根っこを抑えられているのもそろそろ限界。うまく安倍派が分裂して勢力が割れれば好都合だけど、そうなるにはまだまだ時間がかかる」

 と打ち明ける。

 そうした状況で、安倍派の一部では、

「割れないようにするには来年の総裁選も候補者なしの方がいいじゃないか」

 との意見もある。その場合、有力視されるのが高市氏だ。

 放送法をめぐる行政文書を「捏造(ねつぞう)」と断じ、議員辞職も辞さないと突っぱね、国会で追及されていたさなかの4月の奈良県知事選で維新に敗れ、党内では県連会長としての責任を問う声も出ていた。しかし、4月30日には奈良市で「高市早苗議員を内閣総理大臣にする会」が開かれた。

「準備委員会は昨年から動いていました。北海道などでも同様の会があるというので、地元でもと、この時期に発足したんです。奈良県知事選の責任論というのは、地元ではほとんどありません。会場が超満員だったのがそれを証明しています」

 と高市氏を応援する地元の地方議員は言う。

 その高市氏。4月30日の会では、

「閣僚の一員なので岸田首相をお支えします」

 と言いながらも、

「(次期総裁選は)既に推薦人20人は確保しております」

 と語り、会場では大きな拍手が起きたという。

「安倍派も100人いるなら前回と同様に20人を高市氏の推薦人にまわしてもいいと思う。高市氏は安倍元首相が推したし、国民的な人気も高い。派閥が割れずに済むなら安倍派で一定程度、高市氏を推すのがいい。内心そう思っている人は少なくないはず」(前出・安倍派の衆院議員)

 最大派閥が割れないようにするための選択肢の一つとして見るようだ。

 自民党の元職員で党本部の政務調査会を長く担当し、岸田派(宏池会)の事務局も務めた経験がある田村重信氏は、

「安倍派がトップを決められないのは、派閥の歴史も大きい」

 と話す。

 過去にさかのぼると、清和会には分裂の歴史がつきまとう。

 1991年に死去した安倍氏の父・晋太郎氏の後継をめぐり、三塚博、加藤六月両氏が激しく争い、「三六戦争」とも呼ばれた。最終的に三塚氏に決まると、その後加藤氏らが会を出た。2009年には森氏と中川秀直氏が対立し、中川氏が離れていった。

「三塚氏と加藤氏の激しい争いを知っているベテランもまだ安倍派にはいます。森氏の力があれば、後継指名したら決まるでしょうけど、そこまでできないのが正直なところ。安倍元首相の存在も大きかったということです。派閥の最大の目標は、会長を首相に押し上げること。最大派閥のパーティーで、新会長があいさつできないというのはいかがなものかと感じますが、しばらくは、とりあえずの『会長』が続くのかもしれません」(田村氏)

(AERA dot.編集部 今西憲之)
https://news.goo.ne.jp/article/dot/politics/dot-2023052400039.html

 

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