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無風の統一地方選に北の嵐 中川郁子政務官も登場の怪
2015年04月02日 12:00
3月26日、10道県の知事選が告示され、4年に一度の統一地方選がスタートしたが、盛り上がりを欠いている。その理由は、自民党と民主党の「相乗り候補」の横行だ。
そんな中、数少ない「与野党対決型」となり、注目を集めているのが北海道知事選だ。4選を狙う現職の高橋はるみ氏(61)と、新人でフリーキャスターの佐藤のりゆき氏(65)が一騎打ちを展開。高橋氏を自民、公明が推薦しているのに対し、佐藤氏を民主などが支持、維新、共産、新党大地などが支援する。
「北海道のみのもんた」の異名を取る佐藤氏は、高い知名度を誇る。さらに立候補に至る紆余曲折が報じられたことで、注目度が高まった。
当初、佐藤氏を支援していた新党大地の鈴木宗男代表が共産党の支援状を巡ってへそを曲げたり、民主党北海道の「ドン」である横路孝弘・元衆院議長が独自候補の擁立にこだわるなどのドタバタ劇が続いたのだ。結局、野党共闘は実現。佐藤氏は泊原発の再稼働反対、多選批判を強く打ち出している。
ただ、北海道新聞の調査で65%の支持率を記録したこともある高橋氏が相手だけに、佐藤氏苦戦との見方は根強かった。
だが、告示翌日の27日、選挙戦の行方に影響を及ぼしかねない“事件”が起こった。
北海道新聞の25面に「地方創生」をテーマにした内閣府の全面広告が掲載。3月1日に開かれた「地方創生フォーラム」を紹介するもので、高橋知事の「人口減少問題を道政の最重要課題と位置付ける」の冒頭あいさつが紹介されている。しかも、「路チュー」騒動で話題となった中川郁子農林水産政務官も写真入りで登場のおまけ付き。
佐藤陣営は強く反発し、陣営幹部が、北海道新聞の幹部に抗議する事態に発展した。民主党関係者は「北海道新聞は『高橋応援新聞』だ。露骨過ぎる」と問題視しており、国会で取り上げようとする動きも出ている。自民党関係者も危機感を強める。
「激戦になった知事選では、自民党の推す候補がリードを守りきれず、逆転負けするケースが少なくない。ここにきて佐藤氏が猛追しているとの情勢調査も出回っていて、楽観視はできない」
札幌市長選でも、自民党推薦の元総務官僚と、民主党などが推す前副市長が激突し、大接戦を繰り広げている。無風の統一地方選に、北の嵐が吹き荒れるか。
http://blogos.com/article/109237/
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「我が郷は足日木の垂水のほとり」 はじめました。
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