APC Smart-UPS(SMT750)のバッテリー交換と本体画面での設定変更方法

ビル集中管理システム(Azbi※)に使用しているUPSが10年間ノーメンテ
（私が設備担当になったのは2年半位前ですが…）で瞬停の時くらいしか役に立たない状態です。

Azbi※に見積を取ったら27万円（1500VA）だったので却下。
別にPowerChute等でシステムのサーバを安全にシャットダウンさせるような
機能は無くただの100V供給だけで、この値段は無いでしょって感じ。

社内電話の交換器用UPSが5年経過で、保守のため本体ごと交換
したとのことで、このUPS（APC　Smart-UPS　750（750VA）が
廃棄予定とのことで頂いて使うことにしました（750VAで容量的に問題なし）。

まず、バッテリーが駄目なので交換することにしました。
ネットで専用バッテリー（APCRBC137J）を購入。
フロントパネルを開けて、ホット（稼働中）で交換しました。
バッテリー交換日の日付を修正入力。

機器の設定なのですが、新品購入で初回起動時は設定の
ウィザードが出て来るらしいのですが
本体の設定方法が取説を読んでも良くわからず…

少し全面パネルのボタンを操作していたらわかったので覚書として書きます。

1）「ESC」キーを１回押す

2）「ステータス」の表示が出た画面で「↓」キーを押す。

3）「コントロール」表示が出た画面で「↓」キーを押す。

4）「セッテイ」表示が出た画面で「ENTER」キーを押す。

「↓」キーを押すと設定内容が表示されるので

変更したいところの画面で「ENTER」を押すと

設定変更ができます。「↑」「↓」で値を調整して「ENTER」で決定。

ちなみに「メニュータイプ」は全ての設定が確認・調整できる「アドバンス」にしました。
（各設定の詳細については取説に記載があります。）

セットアップウィザードの項目もありました。

工場初期値へリセットの項目もありました。



ちなみに、アラーム音をキャンセルする項目もあるので
アラームを鳴らしたくないときなどに設定できます。
（写真はアラーム切の状態）

以上になります。