ひとりごと

まあ日記みたいなもんですわ…

BAL 1734(充電器)の修理とプチ改造

2014-04-28 19:36:48 | Weblog

4年ほど前、密林(Am※z○n)で購入。

最初のうちは問題なかったが、購入して1年半ほど経過してから
バッテリーが充電されなくなった(モード切替ボタン押しても待機状態のまま)。

バッテリーが悪いのかと思い、新品のバッテリーを購入して補充電しようとしても充電されず。

その後、原因はモード切替ボタン(タクトスイッチ)の接触不良と判明。
少し斜め気味にモード切替ボタンを押すと充電出来た…

 …というわけで、まだバッテリーが使える状態なのに
新品のバッテリーを買ってしまうことになってしまった。

BAL 1734で検索してみるとタクトスイッチの不良が
やたら出てきてメーカー標準の不良なのだと思う。
これで故障となって、また新しいのを買わせるのが狙いだったりして…

購入1年半後からはボタンを斜め気味に押せばなんとか使えていたのだけど
4年経過後の現在、使おうとしたらタクトスイッチが完全に接触不良になり、アウト。
使用頻度としては1ヶ月に2回程度(バイクモード)
単純計算でボタンの総使用回数は、約100回(2回×48ヶ月)
(高橋名人なら6秒くらいで故障したかも(冗談))

仮に数百回押したとしてもこれで不良になるのはタクトスイッチが明らかに品質不良なのだと思う。
(状況から経年でタクトスイッチの接点が腐食して導通不良になるのでは?と思う。)

メーカーに確認したところ、1年以内は無償交換。
それ以後でも状況により無償修理のケースもあり。
有償の場合は基板交換で¥2500-
とのことで送料も含めれば¥3000-オーバーになるので、

新品購入の方が安い(w

無償になるかどうかわからない状態で送料までかけて送るのは
納得がいかないし、基板交換してもらっても同じ品質のタクトスイッチなら
また数年後に再発すると思われるので自分で修理することにした。

というわけで、分解開始。
△穴の特殊ビスも使われているが、工具購入で金をかけたくないので
余ってる六角レンチの先端を合うように削って対応。

ビスを全部はずすが、分割部が外れる感じなし。

上下のケース間にゴムパッキンが使われていてシール剤(接着剤?)で接着して
いるようなのでカッターの刃を5mm程度差し込んで分割。(あまり差し込むと
内部部品が損傷する恐れあり。分割面が少し空いてきたらドライバーも適当に
差し込んで広げて外します)

基板の端と裏蓋取付ビス用のボスが接着剤で固定されている部分があるので
カッターで切り離し。
充電コードと100V線のコードプロテクター(ケーブルブッシュ?ケーブルグランド?)
のケース付近の接着部はケース外側付近のコードプロテクターを動かしていると
接着が取れるので、そうしたら外側に5mm程度引っ張り出すと基板が動かせ、裏側のタクトスイッチ
付近が作業出来るくらいの状態になります。
というわけで、タクトスイッチを確認。


4本足があって左右の足それぞれの間で導通してて、タクトスイッチを押したときに
左右が導通する仕組みとなってます。
(左右の足をパイパスさせたらスイッチの代わりとなり作動しました。)

 

現在ついているタクトスイッチを外して新しいのと交換する手もあるが
同じサイズ(ボタン部の高さ)を探すのも面倒だし、現在分解出来たところまでの
状態での作業(ハンダ吸い取ってタクトスイッチ外して新しいのを取り付け)も面倒そうなので
なので別途スイッチをつけることとした。

スイッチはエーモンのプッシュスイッチ(押したときだけON)1577をチョイス。
個人的にデザイン、カラーとしては1575のほうが良かったが、1577の方がサイズ的
に小さく、本体内に仕込みやすい感じがしてこちらを購入。
(取付穴径、1577はφ10、1575はφ12)

↓1577


↓1575



タクトスイッチの端子部からプッシュスイッチの配線を接続。


空いてるスペースに何とかスイッチ取り付け。
充電時の「FLII」点灯時(フロートモード)に充電しているか状態か待機中かどうかわかりやすく
するためにランプ(LED)も付けることとした。
場所的な制限もあることから薄型であるエーモン1806 ワンポイントLED(青)のものを購入。

基板のこの部分から線(LED用)を接続。(同様のことをされる場合、接続箇所については
一応テスターで確認してくださいね)

カバーのサイドに穴あけ後、透明塩ビの丸棒を加工したもので窓(LED用)を取り付け。

基板に付いているアルミのカバー部に丁度LED用の窓と合う位置にLEDを両面テープにて
固定(両面テープは最初から標準で付いていました)。
裏蓋の基板を押さえるリブが今回付けたプッシュスイッチと干渉するので切除。

再度ビスで裏蓋を閉めて修理完了。

点灯時は充電中、消灯時は待機中となります。これでフロート充電時の充電状態が
確認し易くなりました。

↓充電中

↓フロートモードでの充電中


↓フロートモードでの待機中

動作も良好です。
これで機器本来(リレー)の寿命までは使えると思います(w
(今回付けたスイッチが万が一不良になっても次の交換作業は楽です。)


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
完全に故障かと (ばる)
2018-12-23 18:24:14
助かりました!
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Unknown (とし@管理者)
2019-01-31 07:56:04
ばる様>

 参考にして頂けたようで良かったです!
返信する
Unknown (うっかり車検切れ)
2024-03-07 01:57:21
何やっても反応しないからゴミに出す所でした!スイッチとは盲点でした。ありがとうございます😭
返信する
Unknown (とし@管理人)
2024-03-09 12:03:49
うっかり車検切れ様
 >ゴミに出す所でした!

 復活できそうで何よりです。

 このBlogアップしてから8年程経過
 しますが、メーカーはスイッチの
 不具合まだ改善していないのかも
 しれませんね。
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