異常な都知事選＝鳥越俊太郎候補へのバッシングは誰の指示？

　特定の候補を週刊誌で攻撃したり、大手新聞で報道したりするという異常な事態が起きています。いったいこれはなんでしょうか。明らかな選挙妨害ではないでしょうか。
日刊ゲンダイではそのことについてふれています。

　この新聞で伝えているように、増田氏や小池氏などの疑惑があるにもかかわらずに触れないで、鳥越氏のみを「疑惑」とさも事実のように思わせる手法で伝えていることです。

　猪瀬、舛添の2代にわたる知事の金銭問題での途中交代という異常事態の責任は、それを支持してきた自公両党にあります。しかし、増田、小池氏はそんなことには触れずに、メデアもそれをまったく伝えずに都政を立て直すなどということをそのまま伝える有様です。

　4野党共闘の推薦を得ている鳥越氏が有力な情報があり、そんな折に「文春」の記事です。すぐに反応があり、小池、増田氏を鳥越氏が追うという情勢になりました。日刊ゲンダイはかつての小沢氏を追い落とした手法と比較しながら、今回のことを報道しています。

　参議院選の結果は自公が勝利したとはいえ、4野党共闘の力を恐れ、人権・平和・憲法を守ることを公然と掲げている候補への政権党の陰の力を感じないわけにはいきません。卑劣なやり方です。広く支持を広めていくことが回答ですね。