
アメリカの刑務所ではインスタントラーメンが大人気という事ですが、アメリカでは受刑者が増え過ぎて、1982年から深刻な予算不足に陥っているそうです。その為に、刑務所で提供される食事の量も質も過去20~30年間で低下したそうです。
今まではタバコが刑務所内のヤミ通貨として重宝されていましたが、予算不足の為に食事の量も質も低下したので、背に腹は代えられぬという事で、「タバコよりは腹を満たす為にインスタントラーメンでしょう?!」という事で、インスタントラーメンが大人気だそうです。
「コスト削減と効率化が受刑者の生活に大きな変化をもたらしています。」と書かれていますが、受刑者が増えすぎた為にコスト削減するのは理解出来ますが、刑務所に効率化という考え方が理解出来ません。さすがUSAですね。
インスタントラーメンといえば、出前一丁が私の定番です。今は殆ど食べる機会はありませんが、昔はよくお世話になりました。冷ご飯に卵を溶いた出前一丁が最高でした。
実を言うと昨日どうしてもラーメンが食べたくなり、出前一丁を食べました。私のソウルフードかも知れません(笑)体に悪いと分かっていても、無性に食べたくなる欲求には勝てませんでした(笑)
アメリカの刑務所でラーメンが大人気 そのワケとは
木村正人 | 在英国際ジャーナリスト 2016年8月23日 16時36分配信
アメリカの刑務所で大人気のラーメン(写真:アフロ)
ロンドンでは「豚骨スープ」が受けて日本風のラーメン屋が大流行になっていますが、アメリカの刑務所で即席ラーメンがタバコを上回る人気になっているそうです。どうしてなんだろうと思って、リポートを読んでみました。
アリゾナ大学社会学部博士課程のマイケル・ギブソンライトさんは2015年5月から1年間、アメリカの刑務所で60人近い受刑者や職員から聞き取り調査を実施しました。その結果、即席ラーメンが、刑務所内の「ヤミ通貨」として使われてきたタバコに取って代わっていることが分かったそうです。
タバコが刑務所内のヤミ通貨になったのは南北戦争(1861~65年)の時代に逆上ります。アメリカの刑務所の地下経済に歴史的な変化が起きています。タバコが刑務所で禁止されているからではありません。タバコが禁止されていない刑務所でも即席ラーメンがタバコより重宝がられているそうです。
ギブソンライトさんによると、刑務所予算が削られ、刑務所のシステムだけでなく、受刑者や彼らへの支援も大きな制約を受けるようになりました。「懲罰的な倹約」が事実上の運営方針としてアメリカ全土の刑務所で取り入れられました。コスト削減と効率化が受刑者の生活に大きな変化をもたらしています。
連邦刑務所局によると、10年の刑務所予算は485億ドルで、前年から5.6%も減らされました。アメリカでは受刑者が増え過ぎて、1982年から深刻な予算不足に陥っています。ギブソンライトさんの聞き取り調査に受刑者も職員も「刑務所で提供される食事の量も質も過去20~30年間で低下した」と答えています。
ギブソンライトさんは指摘します。
「受刑者は刑務所の食事の量と質に不満を持っていました。注目されたのが即席ラーメンです。安くて腹持ちが良くて、刑務所の地下経済のヤミ通貨として取引されています。即席ラーメンはおいしくて、カロリーが豊富で、他の食品や衣服、衛生用品などの物だけでなく、洗濯、ベッドの清掃などのサービスと交換する時に非常に価値を持つようになりました」
カードゲームやサッカー賭博のチップとしても使われているそうです。即席ラーメンはタバコだけでなく、切手や封筒よりも価値があるヤミ通貨として刑務所で流通しています。緊縮財政の時代、刑務所生活も世知辛くなっています。
最後に食べたのはいつだろう?思い出せないのだけど、どうしても食べたいときは、出前一丁に野菜を一杯入れて食べるといいですね。
無性に食べたくなる即席麺の銘柄
・チキンラーメンに卵
・出前一丁
・きつねどん兵衛
・焼きそばUFO(一平ちゃんでも代用可)
やっぱり子どもの頃からある定番なんですよね(笑)
アメリカの刑務所の実態に迫る - 安価な労働力としての受刑者
http://matome.naver.jp/odai/2141622850145173801
司法制度の厳罰化が進んだことが大きい。米国における刑罰の項目は4500にも及ぶ。
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受刑者を労働力として使用する企業が増加
100社以上の多国籍企業が刑務所と契約を結んで製品を作らせている
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米国では米軍が使用するヘルメットや防弾チョッキ、弾丸装着ベルト、テントなどはすべて刑務製品である。
最近は航空機部品やコンピューター関連部品、医療機器まで製造されている。
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平均時給賃金は25セント(約28円)。
少なくとも37州で、刑務所が多国籍企業と契約を交わし、最低25セントの低賃金労働を利用している。
獄産複合体とは?
米国の受刑者が民間企業の労働力として安価に使われ、それによって企業が高い利潤を上げる体制を指す。政府と軍事産業の結びつきである軍産複合体の刑務所版である。
米政府、民間刑務所を廃止 何が失敗だったのか
http://thutmose.blog.jp/archives/65128297.html
民営化で刑務所崩壊
刑務所の空室を減らすために受刑者の刑期を延ばしたり、受刑者から罰金やお金を徴収した。
さらに工場を作って受刑者を働かせ、働かせるためにまた刑期を延ばして労働力を確保した。
刑務所に「労働者」を送り込むために警察や検察、裁判所は微罪で懲役を課すようになった。
アメリカで逮捕されて民営刑務所に送り込まれると、「宿泊費」が毎日請求され、たとえ無実でも支払いが済むまで出所出来ない。
その支払いは例の時給25円の労働で支払うので、絶対に支払えっこないという、佐渡金山の穴掘りみたいなカラクリです。
ただし民営刑務所は「刑務所ローン」を紹介してくれて、お金が借りれた人は借金を背負って出所できます。
囚人貸出制度
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%9A%E4%BA%BA%E8%B2%B8%E5%87%BA%E5%88%B6%E5%BA%A6
この制度は、ある料金を州に支払った民間企業に囚人の貸出を許可することを伴った。
http://ameblo.jp/hirumemuti/entry-11406149154.html
1994年に州法として成立したスリーストライク法は、犯罪者が三度目の有罪判決を受けた場合、最後に犯した罪の重さに関係なく自動的に終身刑にするという法律だ。
“若者の逮捕率の上昇は、他の多くの州でも報告されている。そして、スリーストライク法によって追い打ちをかけられた結果、つぎつぎに終身刑になる若者が増えているのだ。
”超々低賃金”で”人権無視の劣悪な労働が可能
<グローバル企業>にとって、これほど美味しい労働力はなく、しかも、「塀の中(刑務所内)へのアウトソーシング」により、塀の外(社会)の<働き手>には、「雇用融解」や「雇用不安定化」という、”現時点での労働力の究極の買い手市場化”をもたらしてくれ、そして傾いた企業やその部門を、二束三文で買収することを可能にしてくれるかもしれない
上は各記事の概要ですが、読んでいると1%の利益のために厳罰化して受刑者を増やし、ただ同然で働かせることが目的としか思えません。
自分たちはありあまるほどの富を持ちながら、貧しい人々から貪り取り、不幸を生み出すことだけに力を注ぐ1%。
どんなに小さくても、反1%的なことを積み重ねていきたいと思います。
私もバレバレさんと同じスタンスで付き合ってます。
だって似非健康思考では無いから。
全て自分の責任で考え行動し、喜び、悲しみます。
貴方は今日が最後の日だとして今、何をする?