柴犬 コロンの犬にも言わせろ ・ コロンズ・アイ

コロンは2012年9月、キャンティは2018年12月に旅立ちました。
今は、ポン太郎とロンが元気でやってます。

大企業精神がなっていない!

2008-12-14 09:24:46 | 犬にも言わせろ!
ソニーが世界で1万6000人削減 業績不振でエレクトロニクス5%(共同通信) - goo ニュース

緊迫する金融危機から実態経済危機
経済至上主義による資本の論理、これは、株主が一番偉いという流れを作り、今、従業員の大量解雇につながっていきます。
一昔前、日本の大企業の役員会議室で役員たちが会話していた内容を思い出します。

バブル以前。ある大企業が工場の工員に一時帰休を出したニュースをうけて、
「大企業精神がなってない」!

日本の大企業は、日本経済全体を担っているのだから、経営状態が悪くなるからと言って、従業員の解雇など、絶対にしてはいけない。
という意味だったと思います。

今は、会社の業績を保ち株主利益を常に守ることが重要で、短期的に人件費カットをしてもいいから、株主利益を確保しろ! となります。
今の株主は、10年後の会社の姿を見ていないのです。

株式会社というシステムが、資本家という極一部のグループが会社自体を商品として売買する仕組みを提供している。

「アメリカ式 株主価値経営」から脱却し、
江戸時代の商家の家訓・家憲に示された「高い志」が必要なのでは。


下記、出展情報

http://www.eco.nihon-u.ac.jp/assets/files/sankei25arata.pdf

わが国では江戸時代の元禄バブル経済崩壊による貴重な体験から,多くの商家がそ
れまでの事業者本位の「投機的・一発勝負型」の商活動の非を悟り,顧客や多くの事業関係者の満足を得る商活動こそが,商活動本来のあり方であることに目覚めたのである.多くの商家がそうした考え方を家訓や家憲として制定し,商活動を展
開し今日に伝えられている.その根底に流れる考え方は,人間社会で生きていくための哲学であり,時代や業種を超えて順守すべきものが多い.私たちは,早計に資本の論理を基本とした「株主価値経営」に迎合することなく,こうした江戸時代の
商家の家訓・家憲に示された先人の「高い志」に学ぶことの意義は大きい.

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