柴犬 コロンの犬にも言わせろ ・ コロンズ・アイ

コロンは2012年9月、キャンティは2018年12月に旅立ちました。
今は、ポン太郎とロンが元気でやってます。

脱原発は小泉純一郎を担ぐと、郵政民営化と同じで失敗する。

2013-11-14 19:00:00 | 犬にも言わせろ!
小泉元首相は政治家のあるべき姿で尊敬できる人物である。 脱原発で、アフォな山本太郎を担ぐよりも、はるかにかに効果的である。



しかし!
大きなウエーブとなった「郵政民営化」は、郵政解散までしたのだが、官僚の手のひらの上での出来事だった。
そう、郵政民営化で、日本がどの様に変わって、どの様な未来になるかを、今語れる人は少ない。

郵政選挙は小泉さんの描いたとおりに成功し、最大に熱く燃えた。しかし、その後、郵政民営化が改正された時には、人々の「熱い思いは冷め」、「大きなウエーブはさざ波程度になっていた」。
大衆は、何か達成感を与えられるとそこで満足してしまい、すっかり志を忘れて忘れてしまうものです。


小泉さんを担いで脱原発のウエーブを大きくする事は出来るが、そのウエーブを読み切っている官僚たちに、いつの間にか180度方向を変えられてしまうでしょう。


大きな波は大きな衝突をうみ、その衝突で不利益を被る人の抵抗や恨みを買ってしまう。頭のいい人は、この抵抗心や恨みを利用して、波を起こさず物事を変えてゆくのが得意なのです。


小泉さんは、郵政民営化が未来の教科書では「失敗」として歴史になる事を知っています。したがって、脱原発で人生最後のサヨナラホームランを打ち来たように思えてしまう。
脱原発は、べつに自分が全面に立たずとも、息子の小泉進次郎を動かすようにできたはず。




郵政民営化とは違い、「脱原発」の方向性に日本国民は99%賛成でしょう。
問題は、狂信的に「絶対反対」と言う事に、抵抗を感じる人が多いのです。

脱原発をスムーズに進めるための本質は、この「絶対反対」が脱原発のブレーキである事に気が付かなければならないのです。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。